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サウスシェトランド諸島 | South Shetland Islands

南極旅行&クルーズサウスシェトランド諸島のみどころ

南極、サウスシェトランド諸島は、ブランスフィールド海峡によって南極半島と隔てられています。
サウスシェトランド諸島は、11の大きな島と多くの小さな岩からなりドレーク海峡の南端、北東から北西にかけて540kmにわたり連なり温暖で湿度の高い変化に富んだ島々です。
1967年、1969年、1970年に噴火した火山活動は、サウスシェトランド諸島の最南端でみられました。この地域は、1820年初頭、捕鯨業者に莫大な利益をもたらしました。

サウスシェトランド諸島周辺の主なみどころ
  • タレット・ポイント
  • ペンギン島
  • ロバート島
  • アイチョ島
  • ヤンキーハーバー
  • ハーフムーン島
  • リビングストン島
  • ハンナ・ポイント
  • テレフォン湾
  • ペンデュラム・コーブ
  • ベイリー・ヘッド
  • ホエーラーズ湾
※南極旅行&クルーズでの見どころは、一例です。一度の航海ですべてを訪れるわけではありません。気象、海象、氷など厳しい自然環境の下で航路や上陸する場所が変更になる場合があります。予めご了承ください。を押すと地図に戻ります。
  • タレット・ポイント (Turret Point)
    タレット・ポイントは、南極・サウスシェトランド諸島、キングジョージ島の北端近くに位置し、ヒゲペンギンやアデリーペンギンの営巣地があります。
    海岸にはナンキョクオットセイやゾウアザラシが群がり、岩の上ではウェッデルアザラシの姿を見る事もあります。
  • ペンギン島(Penguin Island)
    南極大陸には2種類の顕花植物が自生し、サウスシェトランド諸島のペンギン島ではその両方を見ることが出来ます。ナンキョクコメススキとナンキョクミドリナデシコです。また、ヒゲペンギンやナンキョクオットセイ、ゾウアザラシなどはこの島の豊かな恵みを受けて子育てを行っています。
  • ロバート島(Robert Island)
    南極、サウスシェトランド諸島に位置するロバート島の南東海岸ロバート・ポイントは、ゾディアック・クルージングに最適の場所です。1820年初頭、ここはアザラシ猟業者によく知られていた場所でした。ヒゲペンギンやミナミオオセグロカモメ、ウミツバメが生息し、近海ではクジラが良く見られます。
  • アイチョ島(Aicho Island)
    南極、サウスシェトランド諸島のアイチョ諸島は、イングリッシュ海峡の北方の入り口に位置し、今でも名付けられていない島々から成りたっています。ゼンツーペンギンやヒゲペンギンなどの営巣地があり、時折、ゾウアザラシやナンキョクオットセイなどの吠える声も聞こえてきます。
  • ヤンキー・ハーバー(Yankee Harbour)
    ヤンキー・ハーバーは、南極、サウスシェトランド諸島、グリニッチ島の南西側に位置し、ゼンツーペンギンが海岸に営巣地をなしています。アルゼンチンの避難小屋や湾の東と北にのびる大氷河をご覧いただけます。打ち捨てられたアザラシ猟のワナは、一攫千金の夢を狙って大型帆船ではるばる南極海へやって来た男たちを偲ばせます。
  • ハーフムーン島(Half Moon Island)
    南極、サウスシェトランド諸島のハーフムーン島は、グリニッチ島とリビングストン島の間、ムーン湾にある全長約2kmの三日月形の島です。ここには、およそ3,300番(つがい)のヒゲペンギンが営巣しています。また、ナンキョクアジサシやトウゾクカモメ、ミナミオオセグロカモメ、アシナガウミツバメ、ズグロムナジロヒメウなどの海鳥が生息しています。海岸では、ナンキョクオットセイやウェッデルアザラシ、ゾウアザラシなども見かけることがあります。島の南西に、アルゼンチンのカマラ基地があります。
  • リビングストン島(Livingston Island)
    南極・サウスシェトランド諸島に位置するリビングストン島では、ゼンツーペンギンや独特のオレンジ色と黒色の冠羽を持つマカロニペンギン、ゾウアザラシ、ナンキョクオオフルマカモメ、サヤハシチドリなど多くの野生生物を見ることが出来ます。
  • ハンナ・ポイント(Hannah Point)
    南極、サウスシェトランド諸島、リビングストン島の南岸、ウォーカー湾内に位置しています。1820年にこの地で遭難した捕鯨船の名前に因んで名付けられました。ハンナ・ポイントには、ヒゲペンギンやゼンツーペンギン、マカロニペンギン、ズグロムナジロヒメウ、サヤハシチドリ、ケルプカモメ、マダラフルマカモメ、トウゾクカモメ、オオフルマカモメなどおびただしい数の野生生物の生息地として知られています。また南極の2種の顕花植物、ナンキョクコメススキとナンキョクミドリナデシコを見る事ができます。ハンナ・ポイントでの上陸は、1回に付き50名と規定されています。
  • デセプション島/テレフォン湾
    (Deception Island/Telefone Bay)
    南極・サウスシェトランド諸島のテレフォン湾は、フォスター泊地の北西に位置しています。1909年に修理のために停泊していた救難船「テレフォン号」に因んで名付けられました。黒砂の海岸を歩き、緩やかな傾斜を登ると噴火口の縁に到着します。さらに尾根をつたって行くとカルデラ地形の雄大な風景をご覧いただくことが出来ます。
  • デセプション島/ペンデュラム・コーブ
    (Deception Island/Pendulum Cove)
    南極・サウスシェトランド諸島、デセプション島のペンデュラム・コーブは、イギリスの探検隊が、1829年、地熱によって海岸線の海水が温められていることを発見し、その観察者によって名付けられました。硫黄によって黄色く染まった藻類や茹で上げられたオキアミ類を海面上に発見することができるかもしれません。
  • デセプション島/ベイリー・ヘッド
    (Deception Island/Baily Head)
    ベイリー・ヘッドは、ランチョ・ポイントとしても知られています。この区域は、南極、デセプション島の南東海岸の岩だらけの岬です。 高い山の尾根にはヒゲペンギンの営巣地があり、さながら自然の円形劇場といった風情を成しています。風景写真の撮影には絶好の場所です。
  • デセプション島/ホエ―ラーズ湾
    (Deception Island/Whaller’s Bay)
    南極・サウスシェトランド諸島、デセプション島の湾入口のネプチューンズ・ベローズ「ギリシャ神話で海洋の神の叫び」を過ぎるとホエーラーズ湾です。ホエーラーズ湾の地名は、フランスの探検家ジャン・バティスト・シャルコーが、1900年代にこの入り江で捕鯨活動が盛んに行われていたことから名付けました。
    この場所は、火山灰でできた平らな海岸で険しいカルデラ壁に突き当たるまでの約100m内陸に続いています。
    ノルウェーのヘクター捕鯨基地の残骸と1967年の火山の噴火で撤退したイギリス南極観測局(BAS)の建物になります。イギリス南極観測局の「B基地」と呼ばれた研究施設は1955年~57年に行われた航空活動の中核でした。また、隕石と地理学調査もこの場所で行われていました。海岸自体は火山灰と火山岩で覆われていますが、その下には樽や鯨の骨、航空機などが見られます。上陸する海岸から15分ほどでカルデラ壁のネプチューンズ・ウインドウまで歩くことができます。そこからは、フォスター泊地の絶景が広がり、さらに天気が良ければブランスフィールド海峡の向こうに南極半島を遠望することが出来ます。ネプチューンズ・ウインドウまでの道すがら、海岸にはオキアミやヒトデ、ウニなどが茹で上がった姿を見ることもできます。
  • (注)天候と条件が合えば、ポーラー・プランジ(南極海での海水浴体験)をお楽しみいただけます。洋服の下に水着を着用の上、ご参加ください。尚、タオルは、エクスペディション・スタッフが用意いたします。
    (注)着替えの出来る施設はありません。