南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

みんなの探検旅行~ブログ~
2018.01.29

【スタッフレポート】南極クルーズ10日間

2017年12月11日~12月20日 南極クルーズ10日間に乗船しました。

 

12月11日(月) 1日目

予定通り、集合場所のブエノスアイレスのホテルへ到着することができました。

今回の集合場所のホテルは、エンペラドール・ブエノスアイレス

チェックインを済ませると、クォーク社スタッフの案内で、翌日のチャーター機の荷物計量と搭乗券が手渡され、明日の日程表を受け取ります。

 

12月12日(火) 2日目

ホテルで朝食を食べ、団体バスでアエロパルケ空港へ向かいます。チャーター機に搭乗後、空路ウシュアイアへ。

ウシュアイア到着後は、団体バスへ乗車。バスの中で、乗船日の日程表を受け取り、ウシュアイア港の駐車場へ向かいます。

集合時間まで3時間ほど空き時間があったため、ウシュアイアの町を散策しました。

16:30頃、ウシュアイアの港へ再集合。予定の時間通りに乗船し、ウシュアイアを出港しました。いよいよ南極クルーズの始まりです。

乗船後は、乗船説明会とエクスペディションスタッフ、ホテルスタッフの紹介が行われました。

 

 

12月13日(水) 3日目

ドレーク海峡を南下。

船内では「IAATO・ゾディアック説明会」のほか、「ドレーク海峡の海鳥たち」、「南大洋のクジラたち」、「南極発見物語:英雄の時代まで」といった講座が行われ、船内生活も楽しめました。夕食中に南極収束線を通過しました。

 

 

12月14日(木) 4日目 

ドレーク海峡を横断し、バリエントス島に上陸予定でしたが1日中船が揺れていたため、上陸できませんでした。

本日も講座があり、「写真入門」、「ペンギン入門」、「氷河入門」といった内容でした。

本日はアムンゼン南極点到達記念日でした。

 

 

12月15日(金) 5日目

午前、シェルヴァ・コブでゾディアッククルーズを行い、ザトウクジラ数頭が目撃できました。出航後、デッキの上からシャチの大群に遭遇し、船内では大盛り上がりでした。

鳥も集まっていたのでオキアミや魚が集まっていたのかもしれません。

午後、ミケルセンハーバーでは、上陸観光とゾディアッククルージングを行いました。

 

 

 

12月16日(土) 6日目

午前中、パラダイス湾をゾディアックボートでクルーズ。流氷が少なかったのでアザラシが見られませんでした。

穏やかな天気で見通しがよかったため、フランス山が朝方きれいに見えました。

午後はポートロックロイに移動。局員1名が来船し、本船でプレゼンをしてもらいました。

その後、2グループずつゴーティエ島とジュグラーポイントへ上陸観光。

やっとクルーズ中最初のアデリーペンギン1羽がジュグラーポイントで見ることができました。融け残っていた湾内の定着氷上に数頭ウェッデルアザラシがいたのが見れました。

ゼンツーペンギンはまだ孵化していませんでした。キバナウは1~2羽孵化していました。

 

 

 

12月17日(日) 7日目

午前、ホエーラーズベイに上陸。浜辺にはたくさんのナンキョクオキアミが打ち上げられていました。捕鯨基地と英国基地Bの史跡を巡りました。

午後は当初、ハーフムーン島に上陸の予定でしたが、10回中1~2回しか上陸できないほどのめったに行けないベイリーヘッドに上陸しました。

普段は急深で波の高い場所ですが、今日はとても穏やかでした。

元気な人は斜面営巣地の最上部まで歩き、雄大な景色を眺めていました。

ここのヒゲペンギンは約4万番でしたが、過去20年間で約半数に減っているそうです。

ヒゲペンギンはみな抱卵中でヒナを見つけることはできませんでした。

その他、オオフルマカモメ、ナミオオトオゾクカモメ、ミナミゾウアザラシ、ウェッデルアザラシ、サヤハシチドリ、キバナウ、ナンキョクアジサシ、ミナミオオセグロカモメなどもおり、どれも婚活中か抱卵中のようでした。

船内に戻るとポーラープランジ(南極飛び込み大会)が行われました。91名が参加し、盛り上がりました。

その後、乗客全員での全体写真を撮影。夕食は南極特別メニューでした。

 

 

 

12月18日(月) 8日目

ウシュアイアに向かってドレーク海峡を北上。

船内では、「写真講座:撮ってからの加工方法」、「南極の鰭脚類」、「南極の地質学的歴史」、「ペンギンウォッチ」といった講座や「南極慈善オークション」があり、楽しむことができました。午後、収束線を通過しました。

夕食後に突然エクスペディションリーダーより「揺れ始ますからご注意ください」との放送があり、その夜は船の揺れがひどかったです。翌日の船長の話だと「暴風雨で波が11㍍まであった」そうです。幸いにも骨折者は出なかったようで良かったです。

 

 

 

12月19日(火) 9日目

昨日に引き続き、ドレーク海峡を横断。

午前中は揺れが続き、無理に部屋から出ないよう放送が入りました。

昼頃になってようやく歩けるくらいになりました。

船内では、「海氷減少と英仏学的影響」の講座や、「下船説明会」がありました。

夜には、船長主催のフェアウェルパーティー(さよならカクテルパーティー)や「DVDとしてお渡しする写真のスライドショー試写会」が行われました。

 

 

 

12月20日(水) 10日目

朝、ウシュアイア港に到着し、08:00から下船を開始しました。

乗船した人は大満足の様子で、皆笑顔でした。

下船後は、チャーター機出発までの短時間でフエゴ国立公園を観光し、フエゴ国立公園観光後はチャーター機にてエセイサ空港へ向かい、到着後解散となりました。

 

 

南極は何度行っても素晴らしい場所です。

その年や時期によって景色が全然違います。壮大スケールの景色に圧倒されると思います。

絶対に行ってよかったと思える場所です。

多くの日本の方に南極旅行を楽しんで頂ければうれしいです♪

 

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