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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

感覚器官

嗅覚 (Smell) 陸生動物にとって当然のように使える感覚器官も水の中ではうまく使えません。脳の構造から見て、ハクジラ類は嗅覚が無いと考えられます。一方ヒゲクジラ類の脳には側面嗅索の核と思われる脳構造が若干ありますが、これらが機能しているかどうかは分かりません。

味覚 (Taste) 少なくともいくつかのクジラ類には味覚(みかく)芽(が) がありますが、これらの感覚器官に繋がる神経は退化しているか未発達です。

触覚(Touch)クジラ類の触覚は、しばしば弱いと記載されています。
捕えられたクジラでも自由なくじらでも頻繁に接触するようにみえます。
特にこの接触は、大人でも子供でも、同じグループのメンバーの秩序を維持するのを助けています。そして撫でられることは、殆どの種で求愛行動の一部と考えられています。

触覚 (Sight) 今までクジラの触覚は非常に弱いと言われていましたが、収容されている個体や放し飼いの個体共頻繁に、特に親子あるいは同じグループ内で触れ合っている事が分かりました。この接触はグループ内の秩序を保ち、ほとんどの種類で求愛儀式の一旦となっているようです。

視覚(Sight) 視覚は様々な発達の仕方をしました。ヒゲクジラを水中で間近に調べると、明らかに目標を視覚に捕らえて追跡しています。水中でも空中でも良く見えるようです。しかし、マッコウクジラとヒゲクジラは眼の位置のために視野が大きく制限されて、おそらく物が立体的には見えていないと思われます。

聴覚 (Hearing) 水中での味覚や嗅覚の劣化、視覚の不十分さを補って余りあるのがクジラ類の非常によく発達した聴覚です。ほとんどの種が音声を発し、大型のヒゲクジラは主に低周波音を使いレパートリーも限られています。顕著な例外は夏のホッキョククジラによる歌声のような一斉発声です。ハクジラ類は一般的によりヒゲクジラよりも幅広い範囲の周波数を使い、豊富で複雑な音で連絡し合っているようです。

反響定位(Echolocation) 
ヒゲクジラ類は反響(はんきょう)定位(ていい)をしません。反響定位はある数種類のクジラに関して行われた詳しい実験で、ハクジラ全てが使う事が分かっています。種による聴覚能力の性質や発達の度合いは、その種の生息環境での必要に応じていると考えられます。
反響定位が最も発達しているのはシロイルカで300kHzを超える音を発する事ができ、極めて微細な音も聞き分ける事が出来ます。

(北極旅行&北極クルーズ6-44)