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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

キングペンギン

見栄えのするキングペンギンは立った姿勢により60~94㎝という大きさと鮮やかな黄色をした首と喉ですぐに区別できます。非常に大きな営巣地がセントアンドリュース・ベイ(15万番)、サリスベリー・プレイン(6万番)そしてゴールド・ハーバー(2万5千番)に、そして30余の小さな集団営巣地が方々にあります。
総営巣数は45万番以上で、さらに新しい営巣地も作られているので数は増えつつあります。

近い種類であるコウテイペンギンと同じく、キングペンギンは卵を一つだけ生み、巣を作らず足の甲に置き下腹の皮膚で包みます。
小型のペンギンと異なりキングペンギンは年中営巣地に留まるので、夏訪れる人は雛と卵、さらに成育度の異なる雛や求愛中のペンギンも同時に見る事が出来ます。

キングペンギンはかなり広い行動範囲を持っており、雛のために数百㎞も餌を探しに行きます。
彼らの主食はハダカイワシとイカ、オキアミなどで深さ300mくらいまで潜ります。

(南極旅行/サウスジョージア島14-1)