南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

動植物(FAUNA AND FLORA)

植物相と植生(Flora and Vegetation)
山のツンドラは、ガンコウランとヘザーに覆れています。植生はArctus alpine, エゾツツジ、ツツジ属aurea、ミネズオウ、 Motley-grass meadows、コイワガリヤス、チシマフウロ、ハクサンイチゲに代表されます。

湖や川の湿地帯があり、ワタスゲ、柳、ミズゴケやエゾオグルマ、Leymus mollis、Ammodenia peploide、Mertensia simplicissimaが生息し、海岸線のエコシステムを作り出しています。

鳥類ハイライト(Birding Highlights)
合計で203種類の鳥が島で記録され、6種の固有種とウミスズメなどの鳥の亜種がいます。ここで見られる25種の鳥がロシアのレッドデータブックで絶滅のおそれにあるとして挙げられています。たくさんの種が回遊種で、島に繁殖のために毎年やってきます。19種の海鳥が毎年、岩がけに沿って巣を作ります。その総数は100万羽と推定されています。

哺乳類(Mammals)
島は、海洋哺乳類の多様性と豊富さにとって重要な場所です。キタオットセイは、世界中の個体数の22%にあたる225,000 頭が生息している考えられています。トドやラッコは、18世紀に毛皮ラッシュのため絶滅の危機に瀕した後、比較的昔の個体数に回復しつつあります。
保護区の海には、18種類のクジラやイルカが生息していますが、10%或いは56%が絶滅の危機に瀕しています。島は極端に隔離されているため、陸地の哺乳動物は稀です。島で発見されたホッキョクギツネは、世界で最も古く孤立した犬のような集団を構成しています。

(北極旅行/極東ロシア6-4)