ワン・オーシャン・エクスペディションズ社 2015～16年 南極旅行＆クルーズ

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●詳細日程フォークランド諸島とサウスジョージア島探検クルーズは、チリ南部のプンタ・アレナスから始まります。空港で集合し、フォークランド諸島のポート・スタンレーに飛行機で移動します。※飛行機代は旅行代金に含まれています。約90分の空の旅を終えた後、港に向かいます。そして探検船に乗船。期待と興奮の中でウェルカム・カクテルとディナーを楽しみ、サウスジョージア島に向けて出港します。　　　　　 船中泊サウスジョージア島に向けて航海します。操舵室や外のデッキで過ごし、地平線をクジラや他の海洋哺乳類を探しながら眺めるのも良いでしょう。たくさんの海鳥が船の周りを飛び交い、皆様を楽しませてくれます。また、極地専門家による南大西洋や南極の生態系などの南極講座も行われます今回の探検クルーズのキーワードは、歴史です。シャクルトンの英雄的な話が中心となりますが、決して退屈になることはないでしょう。船上の写真ガイドからは、画像合成、かすかな極光、写真撮影の基礎や貴重なコツについて学びましょう。また、エクスペディション・スタッフによる南極の環境保護についての講座も行われます。　　　　　　　　　　　　　 船中泊これからの8日間は想像さえしなかったことが待っています。この地域で最も起伏の激しいサウスジョージア島には、雪に覆われた雄大な山々があります。エルスフル湾やソールズベリー平原など上陸地を探しながら、東海岸の保護された海域を航海します。サウスジョージア島のハイライトは、キングペンギンの大営巣地で、見るものを圧倒する何十万羽ものキングペンギンの群れが海岸を覆っている大迫力の様子を見学いたします。繁殖期には、この地域は地球上の他の場所よりも野生生物が密集しています。キングペンギンの他に、オットセイが水面から頭を突き出したり、ゾウアザラシがビーチでのんびり過ごしていたり、トウゾクカモメやミズナギドリが上空から急降下したり、アホウドリが本船の近くを飛び交っているのがご覧いただけます。サウスジョージア島のより中心へ旅をつづけ、美しいアイル湾にあるプリオン島に寄ります。この島はワタリアホウドリの繁殖地のため、サウスジョージア島政府により「特別保護地区」に指定されています。ワタリアホウドリは、鳥類の中で一番翼長を誇り、一般的に2.5mから3.5ｍほどあります。一生のほとんどを上空で過ごし、めったに陸では見られず、繁殖や餌をとる時のみ上陸します。ワタリアホウドリは、12日間で約6000kmを飛行した記録があります。11月から1月中旬までは、ビーチには、たくさんのオットセイがいるため船で訪れることはできません。そのため、ブリオン島に上陸を試みる予定です。次に長さ約5km、幅約1.6kmの雄大なフィヨルドがあるフォーチュナ湾に向かいます。湾の名前は捕鯨船のフォーチュナ号に因んで名付けられました。海岸線を下ったグリトヴィケンには、サウスジョージアで最初に建設された捕鯨基地跡があります。フォーチュナ湾ではキングペンギンやゾウアザラシと出会えるでしょう。また、ノルウェーの捕鯨員がタンパク質源として、また遠く離れた故郷を懐かしむために連れてきたトナカイも生息しています。ストロムネスとグリトヴィケンへ航海し、歴史に焦点を当てます。レイスとフスビックの近くにあるストロムネスには、1912年から1930年代まで捕鯨基地がありましたが、その跡地は、そのままで錆びた残骸となっています。この辺りはシャクルトンの探検物語で重要となる場所です。1916年にシャクルトンとワースリー、クリーンがエレファント島から救命艇で約1290㎞の距離の移動を終えた後、南海岸のキングホーコン湾からサウスジョージア島を横断してやっと辿り着いた所です。もし天候が許せば、シャクルトンや仲間が足を踏み入れたフォーチュナ湾とストロムネスを分ける尾根の鞍部辺りへのハイキングができるかもしれません。南東に進み、広々としたカンバーランド湾に入港します。湾の先端にサウスジョージア島最大の捕鯨基地跡が残るグリトヴィケンです。この上陸でのハイライトは、最も有名な南極探検家のアーネスト・シャクルトンや彼の右腕であったフランク・ワイルドの墓地です。フランク・ワイルドは、当時シャクルトンのそばに埋葬して欲しいと望みましたが、彼が南アフリカで亡くなった1週間後に第二次世界大戦が勃発したため実現しませんでした。今年は、1921年のワイルドが参加したシャクルトンとの最後の船旅から94年目にあたり、さらにサウスジョージア島にワイルドの遺灰が移されてから3年目にあたります。これから数日間はオットセイ、ゾウアザラシ、たくさんキングペンギンなどの野生生物で溢れているセント・アンドリューズ・ベイやゴールド・ハーバーを訪れます。出来るだけ多く、もしくは出来るだけ少なく、ご自身の体力に合わせて徒歩で上陸地の散策をします。ゴールド・ハーバーは、朝夕に太陽の光が崖を照らし黄色く輝く様子からそう呼ばれている爽快な場所です。ドリガルスキー・フィヨルドは、サウスジョージアで一番素晴らしい場所の1つです。静寂の中、氷河が大きな氷の塊に分離し、海の中に落ちる音が聞こえます。この圧倒すべき場所への寄港は、サウスジョージア島の探検の締めくくりにふさわしいでしょう。11日目の夜は8日間の素晴らしい探検を思い出しながら、フォークランド諸島のシーライオン島に向けて航海します。　　　　　　　船中泊最終の終日航海の日々は日記を書いたり、写真の専門家と一緒にマルチメディアルームで写真をダウンロードしたり、旅を振り返ったりもできます。また忙しかった探検後の休養時間としてあてることもできます。素晴らしいパノラマが広がる船のラウンジやバーで、温かいカプチーノを飲みながら読書をするものいいでしょう。南極関連の講座もあります。南の海の風に吹かれ、船の上空を飛ぶアホウドリ、ミズナギドリなどの海鳥をしばしば眺めるのも復路のハイライトの1つです。地球上の最も遠い場所に到達した素晴らしい旅を思い出しながら、静かな時間をお楽しみください。　　　　　　　　　　　　　 船中泊フォークランド諸島のシーライオン島に近づくと、ドレーク海峡からの強風にさらされた荒地の景色が一面に広がります。ゾディアック・ボートに乗り、信じられないくらい多様な野生生物を見学するために上陸します。ゼンツーペンギンやマゼランペンギン、イワトビペンギンやミナミゾウアザラシ、オタリアなどが生息しています。ハナコブウやフォークランドカラカラなどの鳥類にも出会うことでしょう。天候が許せば、フォークランド諸島の南東海岸に位置する野生生物がたくさん生息するブリーカー島に訪れる時間がとれるかもしれません。その後、ポート・スタンレーに向けてフォークランド諸島の沿岸を航海します。夜には船長主催の特別な夕食をお楽しみください。　　　　船中泊早朝、ポート・スタンレーに入港します。下船後、プンタ・アレナス行きの飛行機に乗るために空港に移動します。※飛行機代は旅行代金に含まれています。フォークランド諸島から約90分の飛行でプンタ・アレナスに到着。入国手続後、解散。第1日目チリのプンタ・アレナス発Bポート・スタンレー着／出港第2～3日目スコシア海クルーズ第4～11日目サウスジョージア島観光第14日目シーライオン島観光第12～13日目スコシア海クルーズフォークランド諸島とサウスジョージア島探検クルーズ 15日間第15日目ポート・スタンレー入港／発Bプンタ・アレナス着18

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