クォーク・エクスペディションズ社 2016年 北極旅行&クルーズ
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究極のグリーンランド探検クルーズ●詳細日程北極旅行&クルーズは、スピッツベルゲン島のロングイヤー・ビーエンから始まります。夕刻、究極のグリーンランド探検クルーズに出港します。               船中泊船内で行われる数々の北極講座やワークショップにご参加ください。エクスペディション・スタッフは外のデッキやブリッジで皆様の時間が最大限有益となるよう、クジラや海鳥発見のお手伝いをいたします。           船中泊北極でも訪れる人が最も少ないグリーンランド北限のモリス・ジェサップ岬に上陸を試みます。                  船中泊ノード基地は軍事・科学観測基地であり、北東グリーンランド国立公園の本部でもあります。長い間、最北2番目の集落として、郵便局は北極点のサンタクロース宛の郵便物をここに配達していました。               船中泊天候条件により最適な上陸地を選びます。                  船中泊8名で運営されているこの小さな気象観測調査地は北東グリーンランド国立公園の沿岸を南に半ば下ったところにあります。ゾディアック・ボートで湾を遊覧しホッキョクグマやセイウチを探します。        船中泊シャノン島は、ナポレオン戦争とアメリカ戦争に参戦した、英海軍3本マストの木造快速帆船シャノンにちなんで名付けられた島です。島に残る小屋は、探検船アラバマ号の残骸で建てられたものです。上陸探検隊が留守中に沖合に停泊していた船は流氷で穴が開き沈んでしまったのですが、留守番に残っていた2人の船員が急遽、船の残骸をやりくりして後から帰ってくる上陸探検隊のために避難小屋を建てたのでした。 船中泊北東国立公園には4ヶ所の常設基地があります。ダンネブルグはその内最大で夏の人口は12名です。基地はデンマークの主権を維持し北東グリーンランドを管理するシリウス・パトロールの本部でもあります。この犬ゾリ部隊はデンマーク海軍所属で、各チーム2名のドライバーと11~15匹の犬で構成されており、途中パトロールしながら350~500㎏の補給品をソリで各地の貯蔵所に運んでいます。        船中泊「花の湾」を意味するブロムスター・ブグテンは紫色や金色をした岩が遠くに見えます。ハイキングでは、より近づくことができます。本航海の中間地点はエラ島です。ナップザックと双眼鏡を持って島の頂上までハイキングすると、5つのフィヨルドとジャコウウシが草を食べている様子など素晴らしい景色が見渡せます。エラ島はハイキング天国です。辺り一面が氷の詰まった海面、ごつごつした崖そして真っ青な氷山です。 船中泊複合フィヨルドの出口にあるイトコルトルミットは東グリーンランドの最北集落で、伝統と近代的な生活様式が上手く融合しています。天気が良ければ、オーロラが見えるかもしれません。この地方特有の手工芸品もお勧めです。  船中泊ライプ・フィヨルドに到着します。双眼鏡を手に、ハシグロヒタキ、ユキホオジロそしてタビガラスなどを見つけましょう。ローデ・フィヨルドでは浅瀬に座礁した、たくさんの氷山があたかも氷山墓場のようです。氷の間をクルージングする際、素晴らしい写真が撮れるでしょう。    船中泊さらにスコアズビー・スンドの奥へ進み、巨大な氷山や古代のチューレー遺跡を見学した後、シド岬に到着します。この辺りの景色は予想をはるかに超えた、切り立った山々と、何百と言う数の大きな氷山が浮いていて、自分の感覚が狂ってしまうほどです。           船中泊デンマーク島では、荒々しい景色と、背後の堂々とした氷河から頭を出している岩峰を見ながらのハイキングをお楽しみください。   船中泊デンマーク海峡を航行する際、クジラの出現が多い海域でもありますから、是非、パルカを着用して外のデッキで探索される事をお勧めします。                  船中泊タシーラクに上陸を試みます。人口約1,800名のタシーラクは東グリーンランド最大の集落です。土地の人々との交流や流氷の間のクルージング、ハイキングなどでお楽しみください。 船中泊アンマサリク島の南の深い断崖に囲まれたバーンストルフス・アイスフィヨルドに到着します。崩落したばかりの氷山を探してクルージングをしたり、上陸してハイキングを楽しんだりします。 船中泊午前、ヨーロッパ人の入植者が最初に住みついた場所の一つであるナルサク・クジャリクに上陸します。ヴァイキング入植時代にヘルヨルフスネスと呼ばれていた農地跡の発掘地を訪ねます。ここでは、ハイキングや流れゆく氷山を見ながら大自然の中で温泉につかるのもお勧めです。  船中泊グリーンランド西岸沿いに北上しながら最後の北極講座やリキャップなどをお楽しみください。                  船中泊北極圏のわずか60㎞北にあるカンゲルルススアークはグリーンランドで最も長いフィヨルドの一つの最奥部にあります。町を囲むツンドラ平原にはジャコウウシ、ホッキョクキツネなどが多く生息しています。エクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。チャーター機にてカンゲルルススアーク空港からオタワに向かいます。オタワ着後、クォーク社指定のホテルに送迎いたします。北極旅行&クルーズのラストナイトをお楽しみください。        オタワ泊ホテルにて朝食後、解散となります。第2~3日目北極海クルーズ第4日目モリス・ジェサップ岬観光第9日目ダンネブルグとエスキモナエ観光第10日目ブロムスター・ブグテンとエラ島(エラ・オーヤ)観光第18日目ナノルタリーク温泉とヘルヨルフスネス観光第11日目イトコルトルミットとホール・ブレドニング観光第12日目ライプ・フィヨルドとローデ・フィヨルド観光第20日目カンゲルルススアーク入港/下船/発Bオタワ着第13日目フレデリックス・ダールとシド岬(シドカップ)観光第14日目デンマーク島観光第15日目デンマーク海峡クルーズ第16日目タシーラク(旧アンマサリク)観光第17日目バーンストルフス・アイスフィヨルド観光第5日目ノード基地観光第6日目エクスペディションの日/観光第7日目デンマーク・ヘイヴン観光第8日目シャノン島とサビネ島観光第19日目グリーンランド沿岸クルーズ第21日目オタワにて解散第1日目ロングイヤー・ビーエン出港船長は偵察ヘリコプターをカナダ側エルズミア島との間にある海域のリンカーン海とケネディ海峡に向けて飛ばします。氷と天候の状態が許せば砕氷船の力を使ってグリーンランド北岸を西に進む予定です。皆様はカピタン・フレブニコフと共に歴史に残る偉業を遂げる最初のお客様となるのです。その場合、下記の日程は変更され、歴史的な代替え日程となります。もし西岸沿いの航路が、条件に合わなければ、下記日程に沿って東岸を南下します。どちらの航路になるにせよ素晴らしいエクスペディションとするためには、真の探検精神で臨む事が大切です。32

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