アンタークティック・ロジスティックス&エクスペディションズ社 2016~17年 南極大陸への旅
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 チリのプンタ・アレナスから南極大陸に向けて出発する日の朝、宿泊ホテルに電話で、南極の最新情報をお伝えします。もし、天候状況が良ければ、バスでホテルに迎えに参ります。 プンタ・アレナス空港から南極のユニオン・グレーシャー・キャンプまでチャーター機で4時間15分のフライトです。ドレーク海峡を越え、南極半島の西側からエルズワース山脈の尾根に沿って飛行します。南極大陸に第一歩を踏み出すユニオン・グレーシャーのブルー・アイス滑走路に着陸します。 特別仕様の4輪駆動のバンに乗り込み、メインキャンプまで8㎞の道のりを移動、メインキャンプ到着後、スタッフがウエルカム・ツアーで施設とテントをご案内いたします。その後、天候が許せば、スキープレーンに乗り換えてブランスコン氷河の標高2,100mに位置するヴィンソン・ベースキャンプに移動します。※天候状況により、ヴィンソン・ベースキャンプに向かう前に、ユニオン・グレーシャー・ベースキャンプに1泊宿泊する事もあます。南極大陸/ヴィンソン・ベースキャンプ泊第1日目南極大陸への飛行 ヴィンソン・ベースキャンプは、ブランスコン氷河の標高2,100m位置しています。これからの登山の準備と南極旅行の疲れを癒しリラックスできる素晴らしい環境が整えられています。このベースキャンプでこれからの登山に同行する熟練した山岳ガイドと打ち合わせ致します。 初日は、南極の環境と高度順応、登山用の衣服や装備の点検のため短時間のハイキングにご案内します。少人数のチームで、ガイドが各自の強みや欠点を把握し、チームのメンバー全員が登頂を成し遂げられるようにプランを作成します。翌日は、各自の装備や食料、チームで使う物の荷造りをします。 ヴィンソン・マシフへは、標準的なブランスコン氷河のショルダールートを登ります。登山には、約5~9日かかりますが、天候に左右される中、チームメンバーがどれだけ早く環境に適応できるかにもよります。たいていのグループは、登頂に挑戦する前に、2回の中間キャンプを張ります。毎日の登山計画は、安全と成功を考慮してガイドが決定します。クレバスの危険性があるため、登山中は、参加者が一緒にロープを繋いで登山をすることになります。南極大陸/ヴィンソン・ベースキャンプ泊第2~3日目ヴィンソン・ベースキャンプ滞在(標高2,100m)■詳細日程フィールドキャンプ泊 ベースキャンプから、標高2,750mのローキャンプ地へ緩やかな斜面を進みます。この緩やかな上りには、ソリを利用します。ベースキャンプを出発する際は、約18~22㎏の荷物の約30%をバッグパックで運び、残りの約70%をソリで運びます。ローキャンプ地へは、4~6時間かけて高度650mを登ります。ローキャンプ地には、大きなダイニング・テントと就寝用のテントが用意されています。 ローキャンプ地は、朝遅くまで山影の中にあり、太陽がテントを照らすまでベッドの中で過ごすのが普通です。遅い朝食後、参加者のトレーニングや環境に順応するために、近くのビューポイントまでご案内します。体力のあるパーティーは、ローキャンプ地から往復5~6時間かけて、標高3,373mのクヌッツェン峰まで登るのも良いでしょう。第4~5日目ベースキャンプからローキャンプ地(2,750m.)へ※高度差650mの登山。ベースキャンプからローキャンプ地までの距離9㎞、所要約4~6時間10

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