クォーク・エクスペディションズ社 2014~15年 南極旅行&クルーズ
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ホーン岬上陸と南極探検クルーズ船中泊 本船はお客様がお休みになっている夜の間に南極収束線を越え、いよいよ南極海域へと航行してまいります。航海中の天候にもよりますが、5日目の午後には上陸観光が行われる予定です。南極の陸地が初めて視界に現れ、これから始まる探検への期待と興奮で胸は高鳴ります。かつて南極に魅せられた偉大な探検家と同じ感動が、時を越えて心にこみ上げてくることと思います。南極は、訪れる度に全く違う魅力を私たちに見せてくれます。したがって南極の旅には、二つとして同じものはありません。毎日行われる上陸観光やゾディアック・クルージングで、ペンギンやアザラシ、クジラ、海鳥など多種多様の野生動物を間近に見学することができます。南極の壮大な山々では、360°のパノラマが広がる絶好のポイントへのトレッキングや雪の山道を散策するハイキングなどをお楽しみいただけます。オルネ湾では、山の尾根に営巣するヒゲペンギンをご覧頂けるかもしれません。活動的にお過ごしいただくことも、浜辺でのんびりとペンギンを見学していただくこともお客様のご希望次第です。また、笑いあふれる参加型イベント「ポーラー・プランジ」(南極海への飛び込み大会)も予定されています。南極の穏やかな静けさの中で耳を澄ましてみてください。ペンギンたちの泣き声や氷河が崩落する轟音など心に残り、素晴らし思い出になることでしょう。お客様に毎日新しい発見をして頂くために、エクスペディション・チームが細心の注意を払って日程を調整してまいります。地球最後の秘境・南極の魅力を心ゆくまでご満喫ください。●詳細日程 人口約63,000人の世界最南端の町・ウシュアイアは、パタゴニアへの玄関口で、交通の要衝として栄えています。海と山の壮大な風景を望むこの町が南極クルーズの出発地となります。第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着第5~8日目サウスシェトランド諸島と南極半島ウシュアイア泊 夕刻、南極への多くの夢と希望を乗せた本船は、ウシュアイア港の岸壁をゆっくりと離れ、波穏やかなビーグル水道を南米最南端のホーン岬に向けて出港します。山裾に開けたウシュアイアの町やアンデス山系の山々が陽光を浴びて美しく輝き、海鳥が航海の安全を祈るかのように私たちを追いかけてきます。第2日目乗船/ウシュアイア出港船中泊 天候に恵まれれば断崖絶壁で有名な南米最南端のホーン岬への上陸を予定しています。航海史や探検史において最も重要な岬の一つです。ホーン岬国立公園は、2005年6月にユネスコの世界生物圏保護区に登録されました。周辺の海底には、海難に遭った約800隻もの船が眠っていると言われており、岬の突端には、はかなくも海に散った船乗りを祀る記念碑が建っています。第3日目ホーン岬船中泊 ドレーク海峡を横断します。引き続き、海鳥やクジラの観察でお楽しみください。南極の素晴らしい感動を振りかえりながら、思う存分洋上ライフをご堪能ください。第9~10日目ドレーク海峡横断クルーズ船中泊船中泊船中泊 伝説のドレーク海峡を横断します。この海域は比較的予測が難しく、穏やかな天候が望まれます。エクスペディション・チームによるレクチャー(南極講座)やゾディアック・クルージング、上陸観光のガイダンスなどが始まります。第4日目ドレーク海峡横断クルーズ 午前、ウシュアイアに入港。下船後、クォーク社のスタッフがウシュアイア空港までお送りいたします。第11日目ウシュアイア入港/下船※上記の日程は、11日間コースです。12日間コースの場合、「サウスシェトランド諸島と南極半島観光」が5日間になります。18一口メモ 浪漫あふれるホーン岬南米大陸最南端ティエラ・デル・フエゴ諸島の南端、オルノス島に位置し、ドレーク海峡に面する標高242mの断崖絶壁です。ホーン岬海流が流れていて海の難所として知られています。太平洋と大西洋は、ホーン岬を境に分けられています。ホーン岬は、「人間と生物圏との相互間の均衡が取れた関係を明示すると同時に進展させる」事を目的としたユネスコの世界生物圏保護区に登録されました。1578年 フランシス・ドレークが初めて目撃。1616年 ここを回航したオランダ人ウィレム・スホーテンの     生まれ故郷ホールンに因んで名付けられる。

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