クォーク・エクスペディションズ社 2014~15年 南極旅行&クルーズ
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●詳細日程 旅の始まりはアルゼンチンのウシュアイア。この南米大陸最南端の賑やかな港町はパタゴニア地方や南極への旅の玄関口として、また交通の要衝として栄えています。たくさんのお店や博物館、カフェなどの散策で出港日前日をごゆっくりとお過ごしください。第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着ウシュアイア泊 夕刻、ウシュアイアを出港し、ビーグル水道を航海します。この水道は南極半島への航路として、またチャールズ・ダーウィンが世界周航したビーグル号に因んで名づけられたことでも有名です。第2日目乗船/ウシュアイア出港船中泊 航海中も船上では南極に関する様々なレクチャーが予定されています。エクスペディション・チームによる上陸観光やゾディアック・クルージングに際してのガイダンスも予定しています。第3日目南大西洋クルーズ船中泊 フォークランド諸島では、東フォークランド島と西フォークランド島を訪れます。この2つの大きな島には、イワトビペンギン、ゼンツーペンギン、マゼランペンギンや亜南極のみに繁殖するキングペンギン、海鳥ではマユグロアホウドリ、この地域固有種のフォークランドツグミや、飛べないフォークランドフナガモなど多種多様な野生動物が生息しています。上陸観光やゾディアック・クルージングでこれらの野生動物の観察を予定しています。また、イギリス風の町並みが残る「辺境の町」ポート・スタンレーにも寄港を予定しています。第4~5日目フォークランド諸島船中泊 この旅では南極大陸への上陸だけでなく、南緯66度33分の南極圏を越えて、さらに南の海域を訪れます。南極圏通過時には、シャンパンで乾杯してお祝いしましょう。最後の原生地とも言える南極圏では真夜中まで煌々と太陽が降り注ぎ、ウェッデルアザラシたちが短い夏を謳歌しています。第18日目南極圏を超えてさらに南へ船中泊 この行程に差しかかるころには、野生動物の名前や氷の用語にも相当詳しくなっていることでしょう。1日2回の上陸観光やゾディアック・クルージングで野生動物の観察や雄大な氷河の景色などをお楽しみください。第19~20日目南極半島沿岸を北上船中泊 エクスペディション・チームは船内イベントや様々なプレゼンテーション、皆様が訪れた南極のポイントや野生動物のスライドショーを準備し、この探検旅行を振り返る予定です。第21~22日目ドレーク海峡横断クルーズ船中泊 午前、ウシュアイアに入港。下船後、クォーク社のスタッフがウシュアイア空港までお送りいたします。第23日目ウシュアイア入港/下船 南に向かって舵を切ります。船は生物学的に南極地域に入ったことを示す南極収束線を越えて航行します。この海域は、寒冷な南極海流と、大西洋・太平洋・インド洋からくる温暖な海流が混じり合うため非常に肥沃で、世界中の海でも最もクジラやアザラシの観察に適しています。第6~7日目南極海クルーズ船中泊ヒョウアザラシ、ミンククジラなど…挙げられるだけでもこれだけの多くの野生動物たちを上陸観光やゾディアック・クルージングで観察いただけます。同様にアドベンチャー・オプションの「カヤック」で入り組んだ地形を探索することもできます。その他にも「ポーラー・プランジ」と呼ばれる「南極海飛び込み大会」では南極の海で泳ぐこともできます。笑いあふれる参加型イベントです。船中泊 南極大陸がだんだんと目前に迫ってきます。南極旅行に参加されたお客様は壮大で神秘的な大自然を目の当りにした時、畏怖の念を抱かれることが少なくないようです。なんといってもその大部分は太古から人間の手に触れられておらず、独特の空気と時間が流れています。その完璧ともいえるような静けさや、言葉にできない寂寥をご体感ください。氷河が海に崩落する音や、ペンギンがよちよちと足元を歩いてくる音にハッとされることと思います。エクスペディション・チームの安全管理と案内のもとで氷上を歩き、ペンギンたちに交じりながら観測基地を訪れます。ヒゲペンギン、ゼンツーペンギン、アデリーペンギン、ナンキョクオットセイ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、第14~17日目サウスシェトランド島・南極半島 南極地域の中でもサウスジョージア島には多種多様の野生動物が生息し「南極のガラパゴス」と呼ばれています。海岸線は10万羽にもおよぶキングペンギンの一大営巣地になっています。また、ミナミゾウアザラシやナンキョクオットセイも数多く生息しています。サウスジョージア島は、長い間、南極探検や入植の要衝の島でした。当時の開拓者たちは、クジラやゾウアザラシ猟で生計を立てていました。一度は絶滅しかけたこれらの動物たちも今は、昔の個体数に戻りつつあります。グリトビケンの集落には、南極探検中に非業の死を遂げた偉大な探検家アーネスト・シャクルトンが眠る墓地があります。現在、ここには、かつての捕鯨基地や博物館、土産物屋、教会、研究所があり、20名ほどの住民と科学者、助手たちが暮らしています。ここでは、捕鯨基地跡や入植の前線基地跡などを見学する予定です。第8~11日目サウスジョージア島船中泊 キングペンギンに別れを告げ、南極大陸を目指します。条件が整えばこの行程でサウスオークニー諸島を訪れることもあります。第12~13日目南極海クルーズ船中泊フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極・南極圏24

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