クォーク・エクスペディションズ社 2014~15年 南極旅行&クルーズ
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南極・スコシア海の神秘の島々を訪ねる究極の船旅キングペンギンの大営巣地があり、10万番(つがい)ものキングペンギンが見学できます。26●詳細日程 フエゴ島にあるこの町には、小さいながらも数多くのショップやカフェ、レストラン、博物館などが軒を連ねておりますので、散策などでお楽しみください。第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着 サウスジョージア島は、探検の歴史に彩られた辺境の地で、かつてクジラやゾウアザラシ、オットセイの乱獲が行われました。現在では野生動物の個体数は、少しずつ回復しています。ここでは、かつての精油所や捕鯨基地を見学いただけます。第8~11日目サウスジョージア島ウシュアイア泊 期待と興奮を胸に、いよいよシー・スピリットに乗船します。待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。第2日目乗船/ウシュアイア出港船中泊 エクスペディション・チームによる海鳥の解説や様々な南極講座など航海中の船内イベントが満載です。この日程中にゾディアック・クルージングやアドベンチャー・オプション「カヤック」のガイダンスもおこないます。第3日目南大西洋クルーズ船中泊 岩肌のむき出したフォークランド諸島の全景が徐々に近づいてきます。野生動物の出現にそなえカメラをご用意ください。フォークランド諸島は大きく東西2つの島からなっており、毎日、上陸観光とゾディアック・クルージングを予定しています。ポート・スタンレーは、最も上陸に適したポイントで、辺境の開拓地の風情を残す美しい港町です。ここには、イングリッシュパブや教会、博物館などがあります。フォークランド諸島では、マゼランペンギンやゼンツーペンギン、イワトビペンギンをはじめ、稀にキングペンギンも見学する事ができます。さらに島固有種のフォークランドツグミやフォークランドフナガモ、マユグロアホウドリなどが生息しています。エクスペディション・チームが同行し、野生動物や植生の詳しい解説を行います。新たな発見や出会いをお楽しみください。第4~5日目フォークランド諸島船中泊 3週間以上におよぶ野生動物との出会いを満喫いただいた後、ドレーク海峡を横断しながらウシュアイアに向けて航海します。最後まで素晴らしい船旅をお楽しみください。第23~24日目ドレーク海峡横断クルーズ船中泊 午前、ウシュアイアに入港。下船後、クォーク社のスタッフがウシュアイア空港までお送りいたします。第25日目ウシュアイア入港/下船 南極大陸への途中、素晴らしい景観のサウスオークニー諸島に寄港を予定しています。この島々の海岸線に集まる氷山は見上げるほどの高さで、ユキドリやフルマカモメ、ヒゲペンギン、アデリーペンギン、ゼンツーペンギンなど多くの鳥類を観察いただけます。例年通りの氷の状況であれば、さらにコケの上で営巣するペンギンやオットセイが生息するコロネーション島や人類初の南極観測基地(アルゼンチンのオルカダス基地)の島・ローリー島にも寄港する事が出来るかも知れません。第16日目サウスオークニー諸島船中泊 サウスシェトランド諸島北部のエレファント島とその周辺の島々は、1916年にアーネスト・シャクルトンが乗組員とともに上陸し、ジェームス・ケアード号に乗船し、救援を求め荒海を渡りサウスジョージア島に向けて旅立った場所として知られています。南極大陸が目前に迫ってくると、その荘厳さと完璧なまでの静けさに日常生活では決して味わうことのできない畏敬の念を抱かれる事かと思います。氷河が静寂を破る大轟音とともに青い海へ崩落する大迫力のシーンやペンギンが足下によちよちと歩いてくる姿に驚かされる事もしばしばです。氷河トレッキングやペンギンの営巣地へのハイキング、調査基地への訪問など全ての上陸観光にはエクスペディション・チームが同行します。この日程では、ヒゲペンギンやアデリーペンギン、ゼンツーペンギンの3種のペンギンをはじめ、ウェッデルアザラシやカニクイアザラシ、ヒョウアザラシ、ナンキョクオットセイ、ミンククジラなどを見学いただけます。多種多様な野生動物との出会いや驚き、新たな発見の連続できっとカメラを手放すことが出来なくなることでしょう!また、大興奮のゾディアック・クルージングや上陸観光の他に、パドルを漕いで海上を探検するアドベンチャー・オプション「カヤック」や、「ポーラー・プランジ」(南極海飛び込み大会)などの参加型イベントもご用意しておりますので、南極でのすばらしい体験がより思い出深いものとなる事でしょう。第17~22日目サウスシェトランド諸島&南極半島船中泊 本船は南に針路をとり、生物学的に南極海域に入ったことを示す南極収束線を越えて航行します。インド洋と太平洋、大西洋の温暖な海流と寒冷な南極海流が混じり合うこの海域にはオキアミや魚介類が豊富に集まり、世界で最もクジラやアザラシがエサを食みにやってくる場所として知られています。第6~7日目南極海クルーズ船中泊サウスジョージア島で最も有名な史跡はアーネスト・シャクルトンが眠る墓地です。この墓地のあるグリトビケンには、捕鯨基地跡や博物館、土産物屋、教会、観測基地があります。サウスジョージア島は「南極のガラパゴス」と呼ばれ、不思議な野生動物の世界を味わい尽くすことができます。見る物を圧倒する大迫力の10万番(つがい)ものキングペンギンの群れが歩き回る海岸、そして別の日には何千頭ものナンキョクオットセイやゾウアザラシなどの巨体が集まる海岸を訪れる予定もしています。サウスジョージア島の草原や山、海岸などの特徴的な地形は、動物たちの繁殖や生存競争に欠かすことができません。ここでもエクスペディション・チームが同行し、解説やレクチャーをおこないます。船中泊 感動壮大なキングペンギンたちにに別れを告げ、さらに南極大陸を目指します。引き続き、エクスペディション・チームによる南極講座をお楽しみください。第11日目スコシア海クルーズ船中泊●ザボドフスキー島サウスサンドウィッチ諸島では、まずザボドフスキー島を訪れます。この小さな火山島はヒゲペンギンの大きな営巣地の一つとして知られています。活火山・アスフィキシアの山かげには、約100万番(つがい)にもおよぶヒゲペンギンが営巣しています。この島は、1819年にロシアのファビアン・ベリングスハウゼンによって発見され、その航海の際に使用された探検船ボストーク号の船長、イワン・ザボドフスキーに因んで名付けられました。●ソーンダース島ソーンダース島は1775年にジェームズ・クックによって発見され、英国最初の海軍卿サー・チャールズ・ソーンダースに因んで名付けられました。この島にある1,000m級のマイケル山もまた活動中の成層火山で、2012年に噴火したことが記憶に新しいところです。また噴火口には、世界的にも珍しい溶岩湖が形成されていることで有名です。永久に溶けることのない氷帽に島の半分が覆われているものの、岩肌がむき出した海岸線にはペンギンの営巣地があります。第12~13日目サウスサンドウィッチ諸島船中泊サウスオークニー諸島に向けて、航海します。洋上ライフをお楽しみください。船中泊第14~15日目スコシア海クルーズ

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