クォーク・エクスペディションズ社 2017年 北極旅行&クルーズ
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Information● ロングイヤー・ビーエン ロングイヤー・ビーエンは、スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島最大の居留地で行政の中心地です。ロングイヤー・ビーエンの主な産業は、炭鉱採掘、観光、研究や高等教育などで、町には、ホテル、飲食店、水泳プール、体育館や映画館などの施設が整っています。但し、町を一歩離れると道路は無く移動が出来なくなります。 この島には、ホッキョクグマやセイウチ、スピッツベルゲントナカイなど多くの野生生物が生息しており、野生生物の王国とも呼ばれ世界中からの多くの観光客を魅了しています。ホッキョクグマは、狩りをするのに海氷(氷盤)が必要です。北極の海氷が早く解けると、ホッキョクグマは、海岸縁に追いやられます。海氷無しでは、餌を捕ることができないのです。1978年以来、北極の海氷は、10年毎に13.3%減少しました。この率は、毎年増え続けています。ホッキョクグマは、狩りをしたり、仲間を捜したり、旅をするのに海氷が必要なのです。● オタワ オタワは、1857年にカナダの首都に定められて以来、長期都市計画によって生み出された理想の都市でもあります。 街の中心には、コンステレーションとウエリントン通りが走り、その側には、国会議事堂や博物館、最高裁判所、国立図書館などが建ち並び美しい街並みを形成しています。 オタワの見どころは、国会議事堂、国立博物館、美術館やリドー運河などですが、周囲の自然の美しさも素晴らしいです。● イエローナイフ 北極圏から南へ400kmに位置するイエローナイフは、自由な開拓者精神と先住民精神を併せ持つ特徴豊かな辺境の街です。 人口は、約19,000人で90か国もの国籍の人々が暮らしています。白夜の夏には真夜中の太陽の下、様々なイベントを楽しむことができます。また、オーロラ帯のほぼ真下に位置しているため、年間を通してオーロラの出現率が高いことで知られています。 町には、ノーザンフロンティア・ビジターセンターやプリンス・オブ・ウェールズ・ノーザン ヘリテージ センターがあり、野生生物や先住民族などの展示を見ることができます。● ヘルシンキ 森と湖に覆われたフィンランドの首都ヘルシンキは、街を取り囲む海岸線や島々、街中にポツポツ現れる緑たっぷりの公園、街から一歩出ると体験できる静寂の森広がり、自然と街との融合が進んでいます。 ヘルシンキは北欧の中でも、建築とデザインの街として知られています。見どころは、ヘルシンキ元老院広場、ウスペンスキー大聖堂、ヘルシンキ元老院広場、シベリウス公園&モニュメント、テンペリアウキオ教会やハカニエミのマーケットスクエアなどがあります。● レイキャヴィーク 火と氷の島と形容されるアイスランドの首都、レイキャヴィーク。市内には緑地や湖が点在しカラフルで美しい街並みが魅力的です。 市内にはレイキャヴィークのシンボル的なハットルグリムス教会があり、郊外には、世界最大の屋外温泉施設として知られるブルーラグーンがあります。また、ゲイシール間欠泉やグトルフォスの滝、世界遺産のシングヴェトリル国立公園を訪れるゴールデン・サークル観光では、アイスランドの雄大な自然と歴史を感じることができます。さらに、秋~春にかけてはオーロラが見られるなど、見どころ満載です。集合地と解散地のご案内集合地と解散地のご案内知っていましたか?ホッキョクグマ!知っていましたか?ホッキョクグマ!海氷の大切さ!ホッキョクグマの60%以上がカナダ北極圏に棲息していますホッキョクグマは、アラスカ、カナダ、ロシア、グリーンランド、ノルウェーに棲息しています。ホッキョクグマの数20,000~25,000頭雄(オス)2.4m~2.7m体重363kg~  630kg雌(メス)1.9m~2.1m体重150kg~  295kg平均寿命:15~18年防水性の体脂肪層絶縁を提供しています黒い皮膚太陽からの熱で体を暖めますウールの様な毛皮分厚い体毛が熱を逃がさないよう保護していますホローヘアー(透明な体毛) 水中でウェットスーツの様な働きをします10cm以上もの皮下脂肪!泳ぐとき、脂肪の厚い層は浮力の働きをします。一般的にメスは、オスの子供とメスの子供の2頭を産みます。子供(こぐま)ホッキョクグマの主なエサは、アザラシです。1日に付き、約2kgのエサが必要です。アザラシ2kg餌(エサ)1日あたり地球温暖化! 優秀なスイマー!?ホッキョクグマは、獲物を求めて遠距離を移動します。さらに、海氷(氷盤)を捜して644kmも泳ぐことができるのです。大きくて、扁平でオールの様な足は、彼らを優秀なスイマーにしています。43

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