ポセイドン・エクスペディションズ社 2018-19年 南極&北極クルーズ
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フランツ・ヨーゼフ諸島とスピッツベルゲン島探検クルーズ 15日間●詳細日程スピッツベルゲン島のロングイヤー・ビーエンにようこそ。 フランツ・ヨーゼフ諸島とスピッツベルゲン島探検クルーズの出発地、ロングイヤー・ビーエンに到着後、ポセイドン社指定のホテルに宿泊。ホテルのチェックインを済ませた後は、自由にお過ごしください。この魅力あふれる極北の小さな町には、スヴァールバル博物館やショップ、レストランがありますので町の散策をお楽しみください。午前、自由行動(ロングイヤー・ビーエンの休日をお楽しみください)。午後、ロングイヤー・ビーエン港に停泊中のシー・スピリット号まで送迎いたします。乗船後、この旅行中、我が家となる船内を探検します。夕刻、大いなる期待を胸に、フランツ・ヨーゼフ諸島に向けてロングイヤー・ビーエンを出港します。イース・フィヨルドからスピッツベルゲン島の南側を周り、バレンツ海を横断してフランツ・ヨーゼフ諸島に向かいます。海氷が浮かぶ極北の高緯度の海域では、ホッキョククジラやアザラシ類、ホッキョクグマなどと遭遇する可能性があります。この旅行は本格的な探検旅行です。フランツ・ヨーゼフ諸島の探検は、天候と海氷状況によります。経験豊富な船長とエクスペディション・リーダーが協議してその時々の最適なルートを決定します。荒野の北極探検を「安全を最優先」にご案内いたします。野生生物が豊富なケンブリッジベイにあるロシアの観測基地「Nagurskoye」に最初と最後に寄港しなければならない他は、このユニークな北極の群島の水路や島々を自由に探検する事ができます。2012年にロシア北極国立公園となったこの群島は、野生生物の保護区です。ホッキョクグマやセイウチ、クジラ類などの北極の野生生物は、何時、何処でも発見する事ができるでしょう。ウミガラスやヒメウミスズメ、ゾウゲカモメなどのものすごい数の海鳥は、島の険しい断崖に繁殖しています。この時期太陽は24時間輝き続けていますので、そのチャンスを最大限に利用してご案内します。フランツ・ヨーゼフ諸島のチャンプ島には、神秘的な石球があり地質学的にとても興味深い場所です。ルドルフ島の北端に位置するフリゲリ岬は、ヨーロッパ最北の地です。フランツ・ヨーゼフ諸島では、良く保存された有名な極地探検の足跡を訪ねる事ができます。ユリウス・フォン・パイアー、ベンジャミン・リー・スミス、フレデリック・ジョージ・ジャクソン、フリチョフ・ナンセンは、ノルウェー岬やフローラ岬、エイラ湾、テゲトフ岬などに足跡を残しています。そこには、記念碑やモニュメント、十字架、住居跡があり、信じられないような歴史的な出来事を物語っています。この事については、船内で専門講師のレクチャーで詳しくご案内致します。近くにある、ルビニー・ロックのすばらしい柱状玄武岩の崖には、数千羽もの海鳥のコロニーとなっています。フランツ・ヨーゼフ諸島の探検を済ませた後、バレンツ海を横断し、スヴァールバル諸島の沿岸を探検します。船のデッキから極北の素晴らしい風景と野生生物を観察頂けます。スヴァールバル諸島の至る所で浮氷や流氷の上には、ホッキョクグマを避けるアザラシをご覧いただけます。また、海岸や海では、セイウチや数種類のクジラが見られます。航海中、船内のラウンジでは、エクスペディションチームによる興味あふれるプレゼンテーションをおこないます。ロングイヤー・ビーエンに戻る際、天候状況やタイミングにもよりますが、ゾディアックボートを利用して、近距離から野生生物の観察を予定しています。ロングイヤー・ビーエンでテクニカル・ストップをした後、スピッツベルゲン島西部の沿岸とフィヨルドを探検します。この地域には、諸島の最も印象的な風景が広がっていて、野生生物を観察する機会が沢山あります。深いフィヨルドと狭い海峡や入り江は、雪と氷に覆われた高い峰々に接しています。巨大な氷河は、ターコイズブルーの海に流れ込んでいます。24時間輝き続ける太陽の下、可憐な花々が咲き誇るツンドラの大地では、一心不乱に草花を食むトナカイや餌を求めて動き回るホッキョクギツネが活動しています。また、この地域には、多くの鳥類(固有種や希少種、渡り鳥)が繁殖しています。歴史的なポイントとして、捕鯨キャンプ地や石炭採掘場、狩猟用のトラッパーズキャビン、北極点到達を試みた場所、第2次世界大戦中の気象観測所の廃墟などが残っています。ロングイヤー・ビーエンに入港します。朝食後、エクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、空港及び町の中心部まで送迎バスでお送りいたします。第3~4日目バレンツ海横断クルーズ第5~11日目フランツ・ヨーゼフ諸島観光第14日目西スピッツベルゲン島観光第12~13日目スヴァールバル諸島の沿岸観光第2日目ロングイヤー・ビーエンにて乗船/出港 No.11第15日目ロングイヤー・ビーエン入港/下船、解散第1日目ロングイヤー・ビーエン到着30

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