ワン・オーシャン・エクスペディションズ社 2018-19年 南極
25/48

浪漫の南極圏と南極半島探検クルーズ 14日間●詳細日程午後、アルゼンチンのウシュアイアからこの旅行は、始まります。市内の中心地にご集合いただいた後、送迎バスで港に停泊中の客船にご案内いたします。乗船後、客室にお入り頂き、船内を見学。そしてエクスペディション・スタッフや他のお客様とお会いします。南極旅行への期待と興奮が高まる中、ウエルカム・カクテルそして、夕食をお楽しみいただきます。夕刻、待ちに待った南極に向けて出港します。南極に向けて南に航海中、ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなど何百羽もの多くの海鳥が飛び交いながら本船を追い続けてきます。本船のデッキから海鳥の写真を撮るにはテクニックが必要で、専属のプロカメラマンがお手伝いします。一日を通し、専門家による環境や野生生物、探検の歴史、上陸地についてプレゼンテーションがおこなわれます。始めて南極大陸を目にした時には非常に感動される事でしょう。海氷の状況が良ければ、最初の目的地、南緯66度33分より南のクリスタルサウンドに向けて航海します。上陸予定地は、ディテール島です。ここには1950年代に建設され、放棄された保存状態の良いイギリスの科学小屋“ベースW”があります。歴史愛好家にとって、初期の南極科学者や研究者の過酷な生活を垣間見るのに魅力的な場所です。さらに南方への探検は、天候と氷の状況によります。もし、条件が良ければさらに南に向かうかもしれません。この周辺海域で方向転換し、北に向けて航行し、ドラマチックな南極半島沿岸部を探検します。フィッシュ諸島やアルゼンチン諸島の数箇所にゾディアッククルージングや上陸観光のできる適切な場所があります。また、気候変動について研究している南極観測基地を訪問したいと思っております。近くのウインター島の雪山の鞍部までのハイキングをしながら足を延ばします。また、1930年代の英国グラハム・ランド探検隊が利用した北基地の敷地にある歴史的なイギリス南極調査基地の小屋の探索を予定しています。ピーターマン島にはかなりの数のアデリーペンギンが営巣しています。南極で最も小さなアデリーペンギンは、ゼンツーペンギンやキバナウと一緒にこの島で繁殖しています。シャクルトン山とスコット山の風景が印象的です。これらの聳え立つ花崗岩の山は、ルメール海峡の南の入り口を表しています。近くのプレノー島では上陸のチャンスがあります。ほんのちょっと沖合のペノラ海峡の浅瀬には大量の氷山が流れ込んで座礁しています。これらの氷山は、想像するよりも美しい光を放ち、絶え間ない風と波によって彫刻を施したように様々な形状をなしています。ここでのゾディアッククルージングは、この旅行のハイライトとなるでしょう。パラダイス湾に向けて北に航行する際、ルメール海峡の通行を目指します。パラダイス湾では、南極大陸本島に上陸する最初の機会となります。近くのネコ・ハーバーでも南極大陸本島に上陸する事が出来ます。2つの上陸地では、素晴らしい景色を堪能できる場所までのハイキングもお楽しみいただけます。シーカヤッカーにとって、ここでのカヤッキングは最高です。エキサイティングな探検クルーズは、さらに数日間続きます。オーンハーバーは素晴らしい場所で、ヒゲペンギンの営巣地のある岩場の丘陵地帯へのハイキングもお楽しみいただけます。クーバービル島には、ゼンツーペンギンの大きな営巣地があり、近くから観察できます。上陸地に沿った浅瀬をクルージングするとしばしばヒョウアザラシを目撃する事ができます。カヤッカーにとって島を一周する事はとてもスリリングな体験です。天候が許せば、この付近の何処かでキャンプを予定しています。キャンプに必要な用具をご用意いたします。また、専門家も同行いたしますので安心してご参加ください。お客様に必要なものは、冒険心のみです。南極半島北端近くのミケルセンハーバーとシェルバコーブの上陸でジェルラシ海峡沿岸の探検を終えます。夕暮れ時、南極半島を離れます。ブランスフィールド海峡を横断しサウスシェトランド諸島に向かいます。天候が許せば、デセプション島の冠水した火山のカルデラを本船で航行します。朝、サウスシェトランド諸島のデセプション島に到着します。ホエラーズ湾には、昔の捕鯨基地跡あり、錆びた遺物や老巧化した木造建築など歴史を感じるものが残っています。海岸の外れには、飛行機の古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリアのヒューバート・ウィルキンスが南極で初飛行を行った際のものです。ここでは、クレーターの周縁までのハイキングもお楽しみいただけます。晴れた日に、リビングストン島の海岸に沿ってのクルーズはとても素晴らしいです。ハーフムーン島の小石の海岸やウェッデルアザラシの姿が時々目撃される玉石の海岸のヤンキーハーバーなどの上陸地点もあります。ここでは、ハイキングやゾディアッククルージングをお楽しみいただけます。ドレーク海峡を横断します。教養プログラムのプレゼンテーションが引き続き行われます。エクスペディション・リーダーによる思い出深い航海のリキャップも予定しています。マルチメディア・ルームで専属のプロカメラマンと一緒に写真のダウンロードやバックアップなどを行ってはどうでしょうか。天候状況が良ければ、ホーン岬の周航を予定しています。探検と初期の航海に出てくる伝説のドレーク海峡は、地球の遠隔の地まで旅した最終章に相応しい海域です。夕刻、ビーグル水道の入り口に到達します。夜、船長も出席してのスペシャルディナーを楽しみます。朝、アルゼンチンのウシュアイアに入港します。午前、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。※市内のホテル或いは、空港に無料送迎バスでお送りいたします。第1日目ウシュアイアにて集合/乗船/出港第11日目サウスシェトランド諸島観光第2~3日目ドレーク海峡横断クルーズ第4~7日目南極圏と南極半島観光第8~10日目ジェルラシ海峡と南極半島観光第14日目ウシュアイア入港/下船、解散第12~13日目ドレーク海峡横断クルーズ No.924

元のページ 

page 25

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です