クォーク・エクスペディションズ社 2015年 北極旅行&クルーズ
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T カップ・リー(エッジオイヤ島)セイウチの集団群居地として広く知られています。日中寝そべるセイウチの皮膚がピンク色に染まるのは、体温冷却のために血液を送り出しているからです。U ディスコブクタ(エッジオイヤ島)エッジオイヤ島の西岸にある海岸線です。ここの地形は四方を峡谷が囲んでおり、ミツユビカモメが子育てを行っています。巣から落ちてくるものを狙ってホッキョクギツネもやってきます。峡谷の底では古代のホッキョククジラの骨の化石を見ることができます。1,000年以上の間に水位が下がりこの一帯が、かつて海であったことを証明しています。9 クヴィトーヤ(クヴィト島)スヴァールバル諸島の最西端に位置し、ノールアウストランネ島までの距離は117km、ロシア領フランツ・ヨーゼフ諸島のビクトリア島までの距離は98kmとなっており、ロシア北極圏に近い島です。R フォン・オッテルオイヤ(オッテル島)オッテル島は、ゾディアック・クルージングに最適な場所です。ホッキョクグマとセイウチとの出会いを期待しましょう。8 フィプソーヤ(セブン・アイランド)スヴァールバル諸島最北端にある島です。1780年代に英国人がここを調査した記録が残っています。6 モフェン島/ セイウチの楽園です。4 ヴォルスレイネーセ(ノールアウストランネ島)ここは色彩豊かなツンドラの島です。ムラサキユキノシタやホッキョクミミナグサなど野生の小さな花々が自生しています。1 ロングイヤー・ビーエン(スピッツベルゲン島)スヴァールバル諸島の行政の中心地で、人口は約1,800人です。米・ボストンの北極石炭会社のオーナー、ジョン・ムンロ・ロングイヤーによって1905年に入植が開始されました。5 モナコ氷河(スピッツベルゲン島)海洋学の始祖、モナコ大公アルベール1世は1906年にスヴァールバル諸島を探検しました。卓越した写真技術を利用し、この氷河の位置や形状を正確に記録しました。「モナコ氷河」の名前は、アルベール1世の功績を讃えてモナコ公国に由来しています。I イスブクタ(スピッツベルゲン島)スピッツベルゲン島の南端の東、氷河の続く海岸線です。クビワカモメやトウゾクカモメ、アゴヒゲアザラシが生息し、ホッキョクグマも観察できる場所として知られています。3 サマリンヴォーゲン(スピッツベルゲン島)この湾に到着すると、まず壮大なサマリン氷河に目を奪われることと思います。また、流氷や鳥類(ミツユビカモメ、ハシブトウミガラス)も見どころとなります。2 リリーフック氷河(スピッツベルゲン島)1906年、モナコ大公のアルベール1世が調査隊を指揮してリリーフック氷河を訪れました。その100年後、その子孫プリンス・アルベールも科学調査のためにこの氷河を訪れ、100年以上も生き長らえる北極の貝類の研究をさらに進めることができました。また同様にこの氷河から貝のサンプルを持ち帰り、貝殻のらせん模様をつくる化学物質を証明することに成功しました。Y ローセンベルグ峡谷(エッジオイヤ島)北極の風景を楽しみながら美しい峡谷へと足を伸ばします。ハイキング中には、スピッツベルゲントナカイとの出会いがあるかもしれません。0 ノールアウストランネ島スヴァールバル諸島の中で2番目に大きな島です。ヨーロッパ最大の氷河を擁し、トナカイやセイウチの生息地となっています。W ヴィーベブクタ(ノールアウストランネ島)ここでは、一面に広がる極砂漠を探索します。9500年前のクジラの骨や化石をご覧になれるかも知れません。これらの骨は小動物のエサやバクテリアなどの細菌類に栄養を供給しています。野生動物のいない不毛の白い砂漠にも微かな生命が生きながらえています。E パランデルブクタ(ノールアウストランネ島)「ノールアウストランネ島」の西部沿岸、ワレンベルグ・フィヨルドから南東に向かって形成された湾です。ここには典型的な極砂漠の風景が広がり、エサを求めて歩きまわるホッキョクグマをしばしば観察することが出来ます。7 ヒンローペン海峡/アルケフィエッレ断崖を利用してハシブトウミガラスが子育てを行っています。この玄武岩の崖で繁殖を行う、つがいの組数はおよそ10万ペアと考えられています。この鳥は、巣を作らず岩壁に直接たまごを産み落とします。Q イシスピンテン(ノールアウストランネ島)海図や地形図では、たいていノールアウストランネ島の一地点と定義されていますが、氷河が後退した際にクォーク社がこの突端の地を島であると証明しました。スヴァールバル諸島の主なみどころスピッツベルゲン島※見どころは、一例です。一度の航海ですべてを訪れるわけではありません。気象、海象、氷など厳しい自然環境の下で航路や上陸する場所が変更になる場合があります。予めご了承ください。1ロングイヤー・ビーエンベルスン地域ホルンスン地域ヒンローペン海峡0ノールアウストランネ島プリンス・カール島プリンス・カール島クヴィトーヤ9Qイシスピンテン8フィプソーヤアルケフィエッレトルネセットWヴィーベブクタEパランデルブクタRフォン・オッテルオイヤスンドネセット5モナコ氷河ニーロンドン2リリーフック 氷河6モフェン島7スミーレンブルグ4ヴォルスレイネーセホルンスンIイスブクタエッジオイヤ島エッジオイヤ島バレンツォイヤ島スピッツベルゲン島スピッツベルゲン島グリーンランド海バレンツ海7月14日氷河北緯80度 1596年、オランダ人探検家、ウィレム・バレンツによって発見されたスピッツベルゲン島は、ノルウェー領スヴァールバル諸島最大の島です。 ホッキョクグマやセイウチ、ホッキョクギツネ、スピッツベルゲントナカイ、海鳥などの多くの野生動物が生息しています。氷河やフィヨルドなど雄大な大自然やツンドラの大地など白夜に輝くスヴァールバル諸島は、短い夏に最高の輝きを放ちます。3サマリン ヴォーゲンTカップ・リーYローセンベルグ峡谷Uディスコブクタ31

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