パンフ_20120522
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サウスシェトランド諸島ウシュアイアスタンレードレーク海峡ウェッデル海フエゴ島ホーン岬チリチリキングジョージ島リビングストン島ニューアイランドウエストポイント島カルカス島デセプション島フォークランド諸島サウス・ジョージア島エレファント島アンバース島南極ウシュアイア到着後、指定されたホテルにチェックイン。ホテルチェックインは、午後3時以降となります。※本探検旅行のゲートウェイはアルゼンチンのウシュアイアです。フエゴ島に位置するウシュアイアは田舎の町といった趣ですが、ショップ、博物館、カフェ、レストランなどがたくさんあり、船旅をする前にお楽しみいただけます。冒険心を味わうのであれば、近くに国立公園やマルティアル氷河があり、ハイキングや野外活動をする機会があります。第1日目ウシュアイア/フエゴ島(アルゼンチン)乗船すると期待や興奮がいやがうえにも高まります。一緒に乗船したお客様と会話を楽しんだり、これから過ごす船内を見学してみてください。南極の冒険はいずれも新しい機会と経験の場となるため、乗船当日は乗客にとってはもちろんエクスペディション・チーム(探検チーム)にとっても胸ときめくものとなります。彼らは乗客の快適性と安全性を確保すると同時に、乗客皆様が野生動物にかける夢を現実のものとするようお手伝いをいたします。第2日目乗船当日航海中はお客様にお取組みいただく活動がたくさんあります。本船と並行して滑空する海鳥の識別方法を学んだり、エクスペディション・チームが講演する写真付きのプレゼンテーションにご参加いただいたりします。ゾディアック・クルーズや上陸観光の手順を予習したり、まもなく訪れるカヤッキングの機会を最大限に活かすよう指導を受けたりしていただきます。第3日目洋上南進し、南極大陸特有の、目に見えない生物学的境界である南極収束線(the Antarctic Convergence)を超えて南極大陸の海域に進入します。大陸を取り囲む、冷たい、北向きに流れている南極大陸の海水がインド洋、太平洋、大西洋の比較的暖かい海水と合流し、混じり合って、クジラやその他の動物種を世界のこの地域に引き寄せる豊富なオキアミや微小海洋生物を生み出しています。目には見えなくとも重要なこの収束線を超える際には、本船のスタッフがお客様にご案内いたします。第6~7日目洋上2週間以上に及んだ果てしない野生動物との遭遇を終え、帰国の旅路が始まります。ドレーク海峡を横断し、ウシュアイアに向かいます。乗客やエクスペディション・スタッフと感動あふれる会話をお楽しみください。そして、思い出多かった南極のラストナイトを心ゆくまでお楽しみください。第18~19日目ドレーク海峡横断船内での朝食を終えた後、南極の船旅に別れを告げ下船します。下船後、ウシュアイア空港にお送りいたします。第20日目ウシュアイアにて下船「白い大陸・南極」に到着した時に見られる最も一般的な反応は、驚異と畏怖の念です。南極大陸ほど手付かずで、ユニークで、かついつまでも色あせることのない場所は数少ないため、その体験は筆舌に尽くせません。南極大陸が極端な地であることをお分かりいただけることでしょう。ある時は完膚なきまでの寂寥感や静寂感に襲われことでしょうし、またある時は、分離する氷河がキラキラ輝く青い海へ突っ込んでいったり、あるいはペンギンがお客様の履物をチェックしながらよたよた歩いてきて通り過ぎるなどといった具合に、自然に触発されることでしょう。エクスペディション・チームのガイド付きハイキングで、調査基地の見学やペンギンの営巣地を見学していただきます。ここでは、オットセイ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、ヒョウアザラシのほかに、ヒゲペンギン、ゼンツーペンギン、アデリーペンギンが見られるかもしれません。ミンククジラのように好奇心旺盛なクジラが、しばしばゾディアック・ボートに惹かれて、手を伸ばせば届きそうな距離まで近づいてくる可能性があります。南極の旅は、毎日が変化の連続で、上陸観光やゾディアック・クルーズ、野生動物の観察、大自然の壮大な風景などなど・・カメラのシャッターチャンスに興奮の連続です。第13~17日目サウス・シェトランド諸島と南極半島壮大なスケールのキングペンギンの営巣地に別れを告げ、次の目的地、南極大陸へ向かいます。航海中はエクスペディション・チームによる講座がぎっしりと組まれ、南極大陸に到着した時点で出迎えてくれる野生動物の予備知識をご案内いたします。講座の合間には、乗客の皆様とバーで一杯傾けながらおしゃべりをして時間をお過ごしください。第11~12日目洋上フォークランド諸島に到着すると、お客様のカメラは豊富な野生動物やこれらの遠く離れた島々の荒涼感を捕える最初の実写テストを行うことでしょう。フォークランド諸島には、東西2つの大きな島がありますが、ゾディアック・クルーズや上陸見学で探検します。間違いなく記憶に残ると思われる上陸地の1つはポート・スタンレーです。このユニークなイギリスの前哨基地は、エキゾチックな魅力があります。フォークランド諸島中最大の集落であり、ここで教会や博物館を見学したり、町を散策したり、そして、もしかすると典型的な英国パブで地元民と付き合ったりして一日をお過ごしいただきます。野生動物の観点から見ると、フォークランド諸島はマゼランペンギン、ゼンツーペンギン、ロックホッパーペンギン(和名:イワトビペンギン)を始めとする様々なペンギン種の生息地です。運がよければ、ここでキングペンギンも見つかるかも知れません。また、フォークランドミソサザイ(Cobb’s Wren)およびフォークランドフナガモ(Falklands Flightless Steamer Duck)という2つの固有種を見物する機会を含めて、マユグロアホウドリその他多くの鳥類を諸島周辺で観察することも期待できます。お客様がフォークランド諸島での記念すべき時間を最大限活用できるように、レクチャラーと専門家からなるチームが現地の動植物についてお教えします。第4~5日目フォークランド諸島(マルビナス諸島)この人里離れたサウス・ジョージア島は長い間、探検旅行と商業開発の中心となってきました。これらの先住民の多くはクジラやゾウアザラシを捕獲するためにこの島に到着しました。かつて個体は大量に殺戮されましたが、現在では、幸いにも個体数は回復しています。こうした過去の活動の遺物(いくつかの捕鯨基地やその他廃れた居留地を含む)を多数ご覧いただきます。興味をお持ちいただけるであろう重要遺跡にして史跡の一つは偉大な探検家「アーネスト・シャクルトン卿」のお墓です。グリトビケンの集落にあるシャクルトン卿のお墓を見学することができます。グリトビケンにはかつての捕鯨基地、博物館、小さなギフトショップ、教会、そして20人程の科学者とサポート要員が駐留する研究基地もあります。サウス・ジョージア島の歴史はこの諸島にとっては重要なアトラクションですが、お客様や乗客の皆様を最も魅了するだろうと思われるのはサウス・ジョージア島の野生動物です。しばしば極地のガラパゴスと形容されるサウス・ジョージア島には途方もない数の野生動物が生息しています。この島に上陸するたびに、野生動物に対する感嘆の念に目を開かされることでしょう。ある日は何十万羽というキングペンギンが体を揺らしながら海辺をよたよたと歩いている営巣地を見学するかもしれません。また、別の日には、ゾウアザラシもしくはオットセイといった浜の主たちがハーレムを維持しようと一騎打ちしている海辺へと誘われることもあり得ます。サウス・ジョージア島の草や、山や、海辺はすべて様々な種が繁殖したり、生き残ったりする上で重要な役割を果たしています。この印象的で、かつユニークな島の見学を行う際には、エクスペディション・チームが喜んでお客様方にお話しさせていただきます。第8~10日目サウス・ジョージア島

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