ブエノスアイレス/ウシュアイア発着第3〜4日目ドレーク海峡横断クルーズ天候の予測が難しいことで有名なドレーク海峡を横断します。ここでは天候や海象が刻々と変化するため、十分な備えが必要です。船内では、南極条約や訪問者向けガイドライン、ゾディアックボートの乗降方法、南極の野生生物、探検の歴史や自然環境などに関するレクチャーが始まります。第5〜8日目サウスシェトランド諸島と南極収束線を越えると、暖流と寒流がぶつかる肥沃な海域が広がり、地理的にも生物学的にも南極地域に入ったことになります。やがて南極大陸が見えてくると、ついに地球最後の秘境へやってきた実感が湧いてくるでしょう。この行程では1日平均2回、上陸観光やゾディアッククルージングで入り組んだ氷河の湾部や氷山がひしめく水路を探検予定。営巣地にはペンギンやアザラシ、クジラが数多く生息しており、出会いをお楽しみください。南極半島には標高の高い山々が多く、最高地点は海抜約2,800mに達します。オーンハーバーに停泊する際は雪道を辿り、360度の白銀パノラマが広がるポイントへご案内します。この山の尾根はヒゲペンギンの巨大な営巣地でもあります。もちろん、海岸線ではかわいいペンギンの雛を眺めながら、マイペースで見学いただけます。また、「ポーラー・プランジ」と呼ばれる南極海飛び込み大会も予定しており、笑いあふれる参加型イベントをお楽しみください。ネコ・ハーバーでは、ペンギンたちが氷河の裂け目で砂利を巻き上げながら小競り合いする様子をご覧いただけるかもしれません。壮大な第9〜10日目ドレーク海峡横断クルーズ南極大陸に別れを告げ、再びウシュアイアに向けて進路を取ります。最後のプレゼンテーションでは、この探検クルーズを振り返ります。第11日目 ウシュアイア入港/下船【ブエノスアイレス解散の場合】 朝、ウシュアイア入港。下船後、ウシュアイア空港まで送迎。ウシュアイア発のチャーター便でブエノスアイレス(エセイサ空港)へ向かいます。 到着後、解散。第2日目ウシュアイア乗船/出港第1日目アルゼンチン到着●詳細日程 ※乗下船日の詳細は、各発着コースの案内(P57〜P60)をご参照ください。南極探検クルーズ 11・12日間 No.1【ブエノスアイレス発着コースの場合】 ブエノスアイレス到着後は、お客様ご自身でクォーク社指定のホテルへ移動してください。ホテルのチェックインは15:00以降となります。チェックインを済ませた後、すべての荷物をご持参のうえ、クォーク社のプレゼンテーションルームで「荷物の重量測定」と「機内預け用の乗船荷札取り付け」を行います。手続きが完了次第、客室にお入りいただけます。なお、プレゼンテーションルームでの手続きは10:00〜16:00までです。午後はタンゴ発祥の地で、美しい街並みが印象的なブエノスアイレス市内の散策などをお楽しみください。【ウシュアイア発着コースの場合】 ウシュアイア空港到着後、無料送迎バスでクォーク社指定のホテルへお送りいたします。ホテル到着後チェックイン&宿泊。世界最南端の港町、アルゼンチンのウシュアイアは、パタゴニア地方や南極への旅の玄関口、そして交通の要所として栄えています。海と山に囲まれた美しい町並みの散策をぜひお楽しみください。手づくりチョコレートやアルゼンチンワインなど、お土産も充実しています。【ブエノスアイレス発着コースの場合】 早朝、早めの朝食を済ませた後、ホテルからクォーク社の団体送迎バスで国内線のアエロパルケ空港へ移動します。ブエノスアイレス発のチャーター機で南米最南端のウシュアイアへ向かいます。ウシュアイア到着後、時間に余裕があれば、ウシュアイアの町の散策をお楽しみいただけます。午後、乗船手続きを行います。【ウシュアイア発着コースの場合】 午前、自由行動。南米最南端の港町、ウシュアイアでのひとときをお楽しみください。午後、乗船手続き。夕刻、いよいよ待ちに待った南極へ向けてウシュアイアを出港します。本船はビーグル水道を進みます。この水道は、チャールズ・ダーウィンが世界周航した「ビーグル号」に因んで名づけられたことでも有名です。私たちの船出を祝うかのように、山裾に広がるウシュアイアの町が夕日を浴びて光り輝き、船尾には多くの海鳥が追いかけてきます。氷河が印象的なパラダイス湾や、火山性カルデラが陥没してできたデセプション島なども訪れる予定です。ポートロックロイにあった旧イギリス観測基地は、現在では博物館兼郵便局として機能しており、お土産の購入や絵葉書の発送が可能です。氷に阻まれなければ、絶景のノイマイヤー海峡やルメール海峡の航行も予定しています。航路によってはルメール海峡をさらに南下し、ピーターマン島や南極半島の北側を巡ってアイスバーグアレー(氷山小路)を探検する場合もあります。ここでは巨大な卓上氷山が北へ漂流し、南極海峡へと流れ込みます。天候と氷の状態が許せば、ポーレット島に上陸し、広大なアデリーペンギンの営巣地を見学することもあります。乗船中はエクスペディション・チームによる野生生物や南極の自然、探検の歴史に関するレクチャーやプレゼンテーションを実施予定。各地でカヤックやキャンプなどのアドベンチャー・オプションもご用意しています。※ウルトラマリン利用コースは、サウスシェトランド諸島と南極半島での観光が5日間となり、全行程は12日間となります。【ウシュアイア解散の場合】 朝、ウシュアイアに入港。午前、朝食後に下船し、クォーク社の無料送迎バスで空港へお送りします。南極半島観光24
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