ブエノスアイレス発着●詳細日程 ※乗下船日の詳細は、ブエノスアイレス発着コースのご案内(P57〜P58)をご参照ください。第6〜10日目ウェッデル海とスノーヒル島のスノーヒル島への旅は、船長とエクスペディション・リーダーが天候や気象、海氷の状態についての最新情報を提供し、皆様を探検家の気分へと導きます。氷の厚さによって、耐氷船ウルトラマリンがスノーヒル島にどこまで近づけるかが決まり、その後、双発ヘリコプターに乗り換えます。ベースキャンプから登山へ向かうのと同じように、私たちはウルトラマリンを拠点に、コウテイペンギンの営巣地を目指して出発します。この船外活動は、ヘリコプターで移動しながら、雪に覆われた山々や巨大な卓上氷山の景観を楽しむことから始まります。スノーヒル島南岸の海氷上にある営巣地の近くで、可能な限りペンギンに影響を与えない安全な距離を確保して着陸します。着陸後は、氷の上を歩いて伝説のコウテイペンギンの営巣地に向かいます。ペンギンたちが歩いた雪の中の小道の隣を歩いていくと、遠くから鳴き声が聞こえてきます。そこでは、地球上で最も希少な野生生物のひとつである、数千羽ものコウテイペンギンの営巣地を見学します。この探検クルーズの目標は、すべてのお客様をこの遠隔地の営巣地へご案内することです。エクスペディション・チームと特別な専門家が同行し、お客様の質問にお答えしながら、見逃せない瞬間をサポートします。コウテイペンギンが結束の強いコミュニティとしてどのように行動し、雛を育て、氷の上を独特ながら効率的な方法(ボディサーフィン)で移動する様子を間近で観察します。コウテイペンギンを探すヘリコプター探検は、一生に一度の冒険となるかもしれません!エクスペディション・チームと共に、気配りの行第2日目ブエノスアイレス発早朝、早めの朝食を済ませた後、ホテルからクォーク社の団体送迎バスで国内線のアエロパルケ空港へ移動します。ブエノスアイレス発のチャーター機で南米最南端のウシュアイアへ向かいます。ウシュアイア到着後、時間に余裕があれば、ウシュアイアの町の散策をお楽しみいただけます。午後、乗船手続きを行います。夕刻、待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。本船はビーグル水道を航行します。この水道は、チャールズ・ダーウィンが世界周航したビーグル号に因んで名付けられたことで有名です。私たちの船出を祝うかのように、山裾に開けたウシュアイアの町が夕日を浴びて光り輝いています。多くの海鳥が飛び交いながら本船に付き添います。第11〜13日目ドレーク海峡横断クルーズドレーク海峡を渡りウシュアイアへ戻る旅は、爽快な南極海の空気を満喫する最後のチャンスです。デッキで海鳥やクジラを観察したり、エクスペディション・スタッフによるプレゼンテーションを楽しんだり、南極での素晴らしい体験を共有してともに祝います。第14日目 ウシュアイア入港/下船/発 ブエノスアイレス着、解散朝、ウシュアイア入港。下船後、ウシュアイア空港までお送りいたします。ウシュアイア発のチャーター機で、空路ブエノスアイレスのエセイサ空港へ向かいます。エセイサ空港到着後、解散。第3〜4日目ドレーク海峡横断クルーズ伝説のドレーク海峡を南極半島に向けて航行します。アホウドリなど多くの海鳥が本船の周りを飛び交いながらついてきます。エクスペディション・チームが南極条約や南極訪問者のガイドライン、ゾディアックボートの利用方法、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極上陸のための準備を行います。また、専門家第5日目ウェッデル海に向けて航海第1日目アルゼンチンのブエノスアイレス到着後は、お客様ご自身でクォーク社指定のホテルへ移動してください。ホテルのチェックインは15:00以降となります。チェックインを済ませた後、すべての荷物をご持参のうえ、クォーク社のプレゼンテーションルームで「荷物の重量測定」と「機内預け用の乗船荷札取り付け」を行います。手続きが完了次第、客室にお入りいただけます。 なお、プレゼンテーションルームでの手続きは正午〜20:00までです。午後はタンゴ発祥の地で、美しい街並みが印象的なブエノスアイレス市内の散策などをお楽しみください。コウテイペンギン探索:スノーヒル島探検クルーズ 14日間 No.2によるさまざまな南極に関するプレゼンテーションも予定されています。南極半島に到着後、さらに奥深くウェッデル海のスノーヒル島を目指して航海します。船内ではプレゼンテーションなどを通じて、氷に覆われた地で生きるコウテイペンギンについて学び、極地への理解を深めていきます。き届いたウルトラマリンを拠点にしながら、ウェッデル海の極地体験に心から没頭する日々が続きます。ゾディアッククルーズでの氷山の探検や、氷の上での冒険や学び、パドル・オン・カヤックチームと一緒に天気予報や船の運航を間近で観察するなど、日々のアクティビティは盛りだくさんです。この探検クルーズのために特別に設計された教育プログラムでは、魅力あふれるこの地域について、講義形式と実践的な体験の両方を通じて学ぶことができます。ペンギン学者、生物学者、極地の歴史家を含む専門家たちが、コウテイペンギンの行動、船上から見える卓上氷山の地形、そして100年以上前にウェッデル海へ挑んだ探検家の歴史など、多角的な視点で講義も行います。さらに、氷の海に飛び込むポーラー・プランジ(南極海飛び込み大会)をお楽しみいただけます。あるいは、スパ、サウナ、フィットネスルームなど充実した設備が整ったウルトラマリン船内で、ちょっと贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。スノーヒル島のコウテイペンギンの営巣地を訪れることがこの探検クルーズの最大の目標ですが、天候や海氷の状態により、営巣地を訪問できない場合や、滞在時間が短くなる場合があります。その際は、他のエリアを探索します。上陸観光を行う可能性があるのは、南極半島の東側で、ここは南極横断山脈の延長線上にあり、南極大陸で最も北に位置する地域です。ブエノスアイレス到着ウシュアイア着/乗船/出港コウテイペンギン探索27
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