ブエノスアイレス発着第6〜7日目大西洋&南極海クルーズ次なる目的地、サウスジョージア島へと航海を進めます。やがて南極大陸を取り巻く目に見えない生物学的境界「南極収束線」を越え、南極圏に入ります。ここを通過すると水温は一気に2〜3度下がり、塩分濃度も急変します。冷たい南極海流と、インド洋・太平洋・大西洋から流れ込む比較的温かい海流が交わるこの海域は、オキアミが豊富で、クジラやアザラシ、海鳥たちを惹きつける生命の宝庫です。航海中は、南極条約や訪問者ガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極の環境保護と皆さまの安全確保のための重要な準備を行います。また、サウスジョージア島の野生生物や歴史、自然環境に関するプレゼンテーションも実施し、到着への期待を高めます。第3日目南大西洋クルーズ第4〜5日目フォークランド諸島(マルビナス諸島)フォークランド諸島に到着すると、亜南極地域ならではの豊かな野生生物と美しい風景の撮影が始まります。諸島は、東フォークランド島と西フォークランド島という2つの主要な島からなり、毎日ゾディアック・クルージングや上陸観光を通じて、その魅力をじっくり探索します。首第1日目アルゼンチンのブエノスアイレス到着後は、お客様ご自身でクォーク社指定のホテルへ移動してください。ホテルのチェックインは15:00以降となります。チェックインを済ませた後、すべての荷物をご持参のうえ、クォーク社のプレゼンテーションルームで「荷物の重量測定」と「機内預け用の乗船荷札取り付け」を行います。手続きが完了次第、客室にお入りいただけます。なお、プレゼンテーションルームでの手続きは10:00〜16:00までです。午後はタンゴ発祥の地で、美しい街並みが印象的なブエノスアイレス市内の散策などをお楽しみください。第2日目ブエノスアイレス発早朝、朝食後にホテルからクォーク社の団体送●詳細日程●詳細日程 ※乗下船日の詳細は、ブエノスアイレス発着コースのご案内(P57〜P58)をご参照ください。究極の南極圏:フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 23日間 No.8■フライト&ホテルパッケージの内容(1)日程1日目のブエノスアイレス宿泊朝食付(2)日程2日目の提供ホテルから空港までの団体送迎(3)ブエノスアイレスとウシュアイア間往復フライト 往路 : AEPアエロパルケ空港からUSHウシュアイア空港 復路 : USHウシュアイア空港からEZEエセイサ国際空港(4)乗船日のウシュアイア空港から客船までの団体送迎(5)下船日の客船からウシュアイア空港までの団体送迎注/日程1日目、ブエノスアイレス空港から提供ホテルまでの送迎は含まれていません。 提供ホテルまではご自身でお越しください。迎バスでアエロパルケ空港へ。ブエノスアイレス発のチャーター機で南米最南端ウシュアイアへ向かいます。到着後、時間に余裕があれば、ウシュアイアの町の散策をお楽しみいただけます。午後には乗船手続きを行い、夕刻に南極へ向けてウシュアイアを出港。本船はチャールズ・ダーウィンのビーグル号にちなんだビーグル水道を進みます。私たちの船出を祝うかのように、夕日を浴びて輝くウシュアイアの町と多くの海鳥が船を見送ります。航海日には、エクスペディション・チームが野生生物や地域の歴史を紹介し、フォークランド諸島到着に備えます。プレゼンの合間は、バーでドリンクを片手に乗組員と語らったり、屋外デッキで飛び交う海鳥を撮影したりして、極地ならではの時間をお楽しみください。都スタンリー(ポートスタンリー)は、英国風の前哨地で、散策や地元パブ、教会や博物館訪問を自由に楽しめます。この群島は特に鳥類が豊富で、マゼランペンギン、ゼンツーペンギン、ミナミイワトビペンギンが営巣しています。運が良ければ、ここでキングペンギンに出会えるかもしれません。さらに、マユグロアホウドリのほか、ここでしか見られないフォークランドフナガモ(飛べないカモ)やフォークランドミソサザイといった固有種も観察できます。エクスペディション・チームと専門講師が、現地の動植物を解説し、最大限に充実できるようサポートします。ブエノスアイレス到着ウシュアイア着/乗船/出港40
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