ワン・オーシャン・エクスペディションズ社 2017-18年 南極旅行&クルーズ
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第11日目キングジョージ島にて下船/発B  プンタ・アレナス到着/泊南極とサウスジョージア島探検クルーズ 17日間●詳細日程午後、このクルーズは、アルゼンチンのウシュアイアから始まります。市内の中心地にご集合いただいた後、送迎バスで港に停泊中の客船にご案内いたします。乗船後、客室にお入り頂き、船内を見学し、そしてエクスペディション・スタッフや他のお客様とお会いします。南極への期待と興奮が高まる中、ウエルカム・カクテルそして、夕食をお楽しみいただきます。夕刻、待ちに待った南極に向けて出港します。南極に向けて南に航海します。ドレーク海峡を横断する際、ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなど多くの海鳥が本船の周りを飛び交いながら追いかけてきます。船のデッキからこの素晴らしい海鳥の写真撮影などをお楽しみください。専属のプロカメラマンが海鳥の撮影技術とテクニックについてのアドバイスをいたします。また、ブリッジで最新設備の操船をご覧ください。南極クルーズ中、専門家による環境や野生生物、歴史、上陸予定地などについてのプレゼンテーション(南極講座)を予定しています。是非ご参加ください。雪と氷河に覆われた壮大な峰々の素晴らしい光景で目覚めることでしょう。100回以上も南極を訪れている熟練のエクスペディション・スタッフでさえ、「この神々しい光景には、いつも息を飲むほどの感動がある」と語っています。さあ! 南極に到達です。信じられない程の絶景に心臓が高鳴ります。一旦、大きく息を吸ってみてください。地球で最も素晴らしい光景の一つでもある南極で新年をお祝いしましょう。これからの数日間、流氷に覆われた南極半島沿岸の探検を予定しています。沿岸部は、雪と氷河に覆われた峰々が連なっています。岩石からなる露頭には、ゼンツーペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギンなどの営巣地があり、その周りには多くの海洋生物を育む豊かな海が広がっています。滞在中、毎日、上陸しながら上陸観光やゾディアッククルージングでの探検を予定しています。ハイキングや野生生物の観察、写真撮影、など少人数のグループでご案内しますので、ご希望のプログラムにご参加ください。南極半島の沿岸部を探検後、サウスシェトランド諸島に向かいます。天候と海象状況が許せば、火山のカルデラに海水が流れ込んで出来た劇的なデセプション島に本船を進めます。ハーフムーン島や時々ウェッデルアザラシの姿が目撃されるヤンキーハーバーを訪れる予定です。その後、エレファント島に向けて北上します。約100年前、エレファント島は、アーネスト・シャクルトンとエンデュアランス号の南極探検で大きな役割を果たしました。スコシア海の激しい波が打ち寄せ、北部沿岸からの強風が吹き付けるワイルド岬で、アーネスト・シャクルトンと疲れ切った隊員たちは、ひっくり返した救命ボートの下で野営して生還の機会を待って過ごした場所です。ここでの上陸は、岩場の多い海岸に打ち寄せる波と強風のため、とても難しいのですが、エレファント島のワイルド岬は、歴史に彩られたスリルいっぱいの場所です。シャクルトンと5人の隊員達は、約6.1mの救命ボート(ジェイムズ・ケアード号)で凍てつく荒波のスコシア海を横断して約1,500km離れたサウスジョージ島に到達したのでした。私達は、快適な探検船でこのスコシア海を横断し、サウスジョージア島へ向かいます。航海中は、プレゼンテーション(南極講座)やディスカッションを予定しています。アホウドリやオオフルマカモメなどの海鳥は、スコシア海の風に乗って本船に寄り添いながら飛び続けます。やがて水平線に峰々が見え始めるとサウスジョージア島への到来を告げます。サウスジョージア島の最も遠隔の地の南東端を周って航行します。これからの3日間は、海岸線に沿って探検します。黒砂の海岸、タソックグラス、雪と氷河に覆われた峰々がとても印象的です。サウスジョージア島は、地球上における野生生物の多くを占めていると言われています。海岸線を覆うアザラシ、巨大な岩場に繁殖し、空を舞う海鳥、ものすごい数のキングペンギン。サウスジョージア島訪問の目的は、キングペンギンの巨大な営巣地の見学です。ナチュラリストによれば、およそ10万羽ものキングペンギンの親鳥とヒナが生息しているものと推測しているとのことです。今回のクルーズでは、ゴールドハーバー、ロイヤル湾、セントアンドリューズ湾、ソールズベリー平野の訪問を予定しています。沿岸部には、初期捕鯨時代の錆びた遺跡が点在するようにあります。最も大きな捕鯨基地の遺物があるグリトビケンには、博物館や美しく復元されたノルウェー・ルーテール教会があります。捕鯨基地の近くには、1922年にこの地でなくなったアーネスト・シャクルトンが眠る小さな墓地があります。船上では、この旅行のハイライトとなる偉大な探検家、アーネスト・シャクルトンについてのプレゼンテーションを予定しています。引き続き、沿岸部に沿って航行を続け、最後の上陸予定地は、ストロムネスです。ここは、昔の捕鯨基地で、アーネスト・シャクルトンとフランク・ワースリー、トム・クリーンの3人が不可能と思われたサウスジョージア島の険しい山脈を横断して救助を求めて辿り着いた場所でした。フォークランド諸島に向けて航行中、写真をダウンロードしたりしてお過ごしください。また水平線にクジラや海洋哺乳生物を観察できるかもしれません。また、本船の周りを飛び交うアホウドリやオオフルマカモメなど海鳥の観察をお楽しみください。専属のプロカメラマンが鳥類の撮影方法やテクニックをお教えいたします。船内では、専門家が教養プログラムのプレゼンテーションやリキャップを引き続きおこないます。マルチメディア・ルームでこれまでの旅行で撮影した画像の整理を行うことができます。数日間の航海の後、フォークランド諸島の最南端に位置するシーライオン島に到着します。吹きさらしのシーライオン島への上陸を予定しています。ゾディアックボートで海岸に上陸し、野生生物の営巣地を見学します。付近の海岸には、3種類のペンギン(ゼンツー、マゼラン、イワトビ)とゾウアザラシ、オットセイが生息しています。また、キバナウやフォークランド・カラカラも繁殖しています。天候状況が良ければフォークランド諸島南東部の集落があるブリーカー島を訪れる事が出来るかも知れません。見学を終えた後、フォークランド諸島のスタンリーに向けて北に針路をとります。夜、この地球の遠隔地への素晴らしい旅行を振り返りながら、船長主催のスペシャル・ディナーを楽しみます。早朝、狭い水路を航行してスタンリーに入港します。人口約2,000人のスタンリーには、明るくカラフルな色彩の建物、花々が咲き誇る庭園、大聖堂、数軒のパブなどがあり、英国やスコットランドの海岸線の田舎町の思わせる風情があります。空港に向かう前に町を散策する時間があります。スタンリーから空路チリのプンタ・アレナスへ向かいます。90分程の空の旅をお楽しみください。チリのプンタ・アレナス空港到着後、解散。◆プンタ・アレナスに滞在されるお客様のため、  市内への送迎バスもご用意いたしております。第2~3日目ドレーク海峡横断クルーズ第4~5日目南極半島(ニューイヤー)第10~12日目サウスジョージア島第8~9日目スコシア海クルーズ(サウスジョージア島に向けて航行)第16日目シーライオン島&ブリーカー島(フォークランド諸島)第6~7日目サウスシェトランド諸島とエレファント島第1日目ウシュアイアにて集合/乗船/出港第17日目スタンリー入港/下船/発B  チリのプンタ・アレナス到着、解散第13~15日目南大西洋クルーズ(フォークランド諸島に向けて航海) No.922

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