ワン・オーシャン・エクスペディションズ社 2017-18年 南極旅行&クルーズ
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壮大な南極探検クルーズ 22日間この探検旅行は、チリのプンタ・アレナスから始まります。朝、プンタ・アレナスの市内の中心地にご集合頂き、空港に送迎致します。プンタ・アレナスからは、空路、フォークランド諸島のスタンリーに向けて出発します。90分程の飛行でスタンリー空港に到着、出迎えを受けて、港に送迎いたします。人口約2,000人のスタンリーは、英国やスコットランドの海岸線の田舎町を思わせる風情があります。客船に乗船する前に町を散策する時間があります。乗船後、南極への期待と興奮が高まる中、ウエルカム・カクテルそして、夕食をお楽しみいただきます。夕刻、待ちに待った南極に向けて出港します。南極に向けて南寄りのコースを航海します。南大西洋の海域は、海洋生物が豊富で野生生物のショーケースとも言われています。南に航行する際、ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなどが本船の周りを飛び交いながら一緒に旅をします。南極クルーズ中、専門家による環境や野生生物、歴史、上陸予定地などについてのプレゼンテーション(南極講座)を予定しています。是非ご参加ください。朝、サウスシェトランド諸島最大のキングジョージ島北端に到着します。ペンギン島と近くのタレットポイントでは、3種類のペンギン(アデリー、ヒゲ、ゼンツー)の営巣地を見学できます。またここには、オオフルマカモメやミナミオオセグロカモメ、ナンキョクアジサシの繁殖地があることでも知られています。午後、南極半島沿岸を目指し、南に向けて航海します。この辺りから、大きな氷山が見え始ります。朝、視界の中に南極大陸の聳え立つ峰々見えてきます。ウィルヘルミナ湾辺りで南極半島に接近します。スピゴット峰のそそり立つ断崖脇を航行しエレラ海峡に向かいます。そしてクーバービル島で上陸観光を予定しています。ここには、ゼンツーペンギンの営巣地があります。また、ゾディアッククルージングやシーカヤックには最適な場所でもあります。究極の目的地、南極圏に向けて航行する際、海氷に覆われた海域を通過します。南極圏の奥深くまで航行し、クリスタルサウンドに到着する事が第一の目標です。上陸予定地は、ディテール島で、ここには、1950年代に使用されていたイギリスの観測基地があります。ウインター島近くの雪山の鞍部までのハイキングでは、足を延ばし、歴史的なイギリスの観測小屋を探索する予定です。条件が整えば、この周辺の何処かで一夜を過ごすキャンプを予定しています。キャンプに必要な用具はご用意いたします。南極でのキャンプは、忘れがたい思い出となるでしょう。この周辺海域で方向転換し、北に向けて航行し、ドラマチックな南極半島沿岸部を探検します。ピーターマン島には、アデリーペンギンとゼンツーペンギン、キバナウの営巣地があります。シャクルトン山とスコット山の北側の風景はとても印象的です。これら聳え立つ花崗岩の岩山は、ルメール海峡の南の入口の目印でもあります。プレノウ島では、上陸のチャンスがあります。その沖合の浅瀬には大量の氷山が流れ込んで座礁しています。これらの氷山は、想像するよりも美しいブルーの光を放ち、絶え間ない風と波によって彫刻を施したように様々な形状をなしています。ここでのゾディアッククルージングは、今回の旅行のハイライトでもあります。パラダイス湾に向けて北に航行します。ここでは、南極大陸本島に上陸する最初の機会となります。近くのネコ・ハーバーでも南極大陸本島に上陸する事ができます。2つの上陸地では、絶景を堪能できる場所までのハイキングもお楽しみいただけます。朝、サウスシェトランド諸島のデセプション島に到着します。ホエラーズ湾には、昔の捕鯨基地跡あり、錆びた遺物や老巧化した木造建築など歴史を感じるものが残っています。海岸の外れには、飛行機の古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリアのサー・ヒューバート・ウィルキンスが南極で初飛行を行った際のものです。ここでは、クレーターの周縁までのハイキングもお楽しみいただけます。朝、本船は、キングジョージ島の沖合に投錨します。下船されるお客様は、エクスペディション・スタッフに別れを告げ下船です。引き続き南極クルーズをされるお客様は、海岸に上陸して散策を楽しんだり、船内でのんびりと寛いだり、マルチメディア・ルームで写真のダウンロードやバックアップなどでお過ごし下さい。午後、新たなお客様を本船にお迎えした後、直ぐに出港し、2つ目のクルーズが始ります。これからの3日間は、様々な日程でジェルラシ海峡沿岸の探検をいたします。この海域には、多くの上陸地があり、「南極の遊び場」的多様性のある場所です。航路は、天候と氷の状況により決定します。上陸予定地は、ポート・シャルコー、オーンハーバーあるいは、アンドボー湾です。この3つの地点では、素晴らしハイキングをお楽しみいただけます。あるいは、エレラ海峡の航行とダンコ島への上陸です。ダンコ島の頂上からは、素晴らし眺望をお楽しみいただけます。ウィルヘルミナ湾は、2回目の訪問となりますが、頻繁にクジラと遭遇できる素晴らしい場所です。もしも、ブルックリン島の南の海峡が海氷に覆われていなければ、ここを通過して、ジェルラシ海峡を北に向かいます。上陸予定地としては、ミケルセンハーバーやシェルバコーブです。どちらでもゾディアッククルージングをお楽しみいただけます。本船の左舷にサウスシェトランド諸島の島々が連なっています。近くのハーフムーン島には、ヒゲペンギンの営巣地があります。マクファーレン海峡を横切ると広い玉石の海岸にウェッデルアザラシがいることで知られるヤンキーハーバーがあります。天候状況が良ければ、デセプション島へ2度目の訪問を予定しています。本船が、デセプション島の狭い入口、ネプチューンズ・ベローズを通航する際は、スリル満点です。ここでは、本船でカルデラの中の航行とゾディアックルージングを予定しています。長さ約46Km、幅約19Kmのアンタークチック海峡は、南極半島の北端とジワンビル島を隔てています。アンタークチック海峡に入ると、壮大な南極の氷帽をご覧頂けるでしょう。ウェッデル海に本船を進めると海氷と巨大な卓状氷山の数が増えてきます。これらの氷山は、南にある棚氷から欠け落ちたもので、海流によって北に漂流しています。この変わらぬ光景は、いつ見ても感動的です。ここは、遠隔の原始の地で、これまでに訪れた場所とは全く異なる風景をなしています。ウェッデル海海域には、驚異的な数のアデリーペンギンの営巣地があります。ある営巣地には、10万羽ものアデリーペンギンが生息していて、今までに訪れた営巣地は、これに比べればとても小さなものです。天候状況が良ければ、ホープ湾やポーレット島、ブランブラフでの上陸を予定しています。本船が航行する際、浮氷を良く観察してください。近年この付近で、コウテイペンギンを度々、目撃しています。実際、スノーヒル島の南側には、コウテイペンギンの営巣地があることで知られています。この地域は、探検の歴史が豊富です。1901~04年のスウェーデンのノルデンショルド探検隊の遺物が数箇所で発見されています。また、100年前のシャクルトンとエンデュアランス号の壮大な歴史物語ともつながりがあります。シャクルトンとその隊員達は、海氷によって船を失った後、大きな浮氷の上でキャンプをし、北に漂流する事を期待したのでした。本船は、北に向けて航行し、ウェッデル海域を離れます。南からエレファント島に近づきます。島の南端のルックアウト岬には、印象的なヒゲペンギンの営巣地があります。このクルーズで、これまでに観察出来なかったマカロニペンギンもここで営巣しています。多くのミナミゾウアザラシやオットセイも海岸に生息しています。もし、状況が良ければ、エレファント島北部沿岸にある伝説のワイルド岬を訪れるかもしれません。シャクルトンと5名の隊員達は、小さな救命ボートで、サウスジョージア島に救援を求めて出発する前に、隊員達がワイルド岬でひっくり返した救命ボートの下で野営をおこなった場所です。フォークランド諸島に向け北に航海します。再び、アホウドリやヒメウミツバメなどの海鳥が本船の周りを飛び交いながら一緒に旅をします。引き続き、船上での教養プログラムのプレゼンテーションや活発なディスカッションも行われます。西フォークランド諸島のウエストポイントとサンダース島を探検します。ウエストポイントには、イワトビペンギンの営巣地とマユグロアホウドリの大きな繁殖地がある事で知られています。間近からこの素晴らしいマユグロアホウドリの繁殖地を観察できる事は、貴重な思い出となる事でしょう。最終のハイライトは、多くの野生生物が生息するサンダース島です。白砂のビーチに沿ったタソックグラスの中には、4種のペンギン(ゼンツー、マゼラン、イワトビ、キング)が近くに営巣しています。サンダース島は、「壮大な南極探検の旅行」を締めくくるに最もふさわしい場所でもあります。夕刻、スタンリーに向けて出港します。夜、この地球の遠隔地への壮大な南極探検旅行を振り返りながら、船長主催のスペシャル・ディナーを楽しみます。早朝、狭い水路を航行してスタンリーに入港します。空港に向かう前に町を散策する時間があります。スタンリーから空路チリのプンタ・アレナスへ向かいます。90分程の空の旅をお楽しみください。チリのプンタ・アレナス到着後、解散。●詳細日程第1日目プンタ・アレナス集合/発B  フォークランド諸島、スタンリー着/出港第9~10日目南極半島とサウスシェトランド諸島第16~17日目アンタークチック海峡とウェッデル海第21日目ウエストポイント&サンダース島(フォークランド諸島)第11日目キングジョージ島第15日目サウスシェトランド諸島第2~3日目南大西洋&スコシア海クルーズ第4~5日目キングジョージ島と南極半島第6~8日目南極圏とジェルラシ海峡沿岸第18日目エレファント島第19~20日目スコシア海&南大西洋クルーズ第12~14日目南極半島第22日目スタンリー入港/下船/発B  チリのプンタ・アレナス到着、解散 No.1330

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