クォーク社 2019年 北極
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北西航路とグリーンランド探検クルーズ 17日間 No.8北西航路とカナダ高緯度北極圏探検クルーズは、オタワから始まります。カナダの首都の休日をお楽しみください。夜、宿泊ホテルで、クォーク社の係員が翌日のチャーター機などのスケジュールについての質問にお答えいたします。       オタワ泊朝、チャーター機でカナダのレゾリュートに向けて出発。レゾリュート到着後、極北の小さな町の散策をお楽しみください。ゾディアックボートを利用して沖合に停泊している客船に乗船します。夕刻、北西航路探検クルーズに出港します。   船中泊秘境・カナダ高緯度北極圏には、豊かな歴史があり畏敬の念を抱かれる事でしょう。英国王室海軍の探検家フレデリック・ウィリアム・ビーチーから名付けられたビーチー島は、カナダの国立史跡になっています。1845~46年、北西航路を発見するための不運な航海で、サー・ジョン・フランクリン探検隊が越冬した場所は、今回の探検クルーズで立ち寄る重要な場所です。ビーチー島の吹き曝しの海岸にたつ墓は、行方不明のフランクリン探検隊を捜索していたイギリスとアメリカ船の乗組員によって1851年に発見されました。ラドストック湾は、夏にこの辺りでよく見かけられるホッキョクグマの研究地です。印象的なチューレ人の考古学的な遺跡は、極北でどのようにしてイヌイット以前の先住民が暮らしていたかを知ることができます。ほぼ5000年間、北極の湾の集落やその周辺には西から移動してきたイヌイット民族が住んでいます。海鳥が繁殖する聳え立つ崖に囲まれた場所は、イヌイットのコミュニティーの伝統的な生活方法を学ぶ上で重要です。ランカスター海峡東端のデボン島では、ハイキングの機会がたくさんあります。クローカー湾では、氷河に沿ってのゾディアック・クルージングを予定しています。安全な距離を保ちながら、壮大な氷河に近づきます。セイウチがよく泳いでいますので、カメラをご準備下さい。考古学的遺跡の近くをハイキングする探検も予定しています。ダンダスハーバーでは、海岸に沿って、かつてのカナダ連邦警察の基地までトレッキングを予定しています。その際、ジャコウウシに遭遇するかもしれません。カナダ最北の居住地であるグリスフィヨルドは、カナダ高緯度北極圏で訪れる最後の集落です。人口約150人で、連邦政府が1953年にケベック北部から8家族を再び定住させ、伝統的なイヌイットの集落が作られました。彼らの生活の基盤は、狩猟と漁業です。最初のイヌイットの定住者のモニュメントや古いキャンプ地跡を訪れます。         船中泊カナダを離れる前に、エルズミーア島とグリーンランドの間にあるスミス海峡の両側を探検しながら、できるだけ北方にクルーズします。船中泊グリーンランド最初の地は、世界最北の町の1つで、かつて哲学者が「知られている領土の端」と呼んでいたトゥーレと呼ばれるカーナークです。ここでは、地元のイヌイットが文化や伝統を守りながら生活しています。ここには、世界の頂上近くでの生活を紹介している博物館があります。            船中泊グリーンランドの西海岸に沿って航海し、専門家によるこれからの探検スケジュールについてのプレゼンテーションが行われます。  船中泊壮大な氷河やフィヨルド、活気のあるコミュニティーなどグリーンランドの西海岸は息を飲むほどの素晴らしさです。ヌースアク/Nuussuaq(かつてはクラウルシャベン/Kraulshavnとして知られていました)は、ウペルナビク諸島で唯一グリーンランド本土に位置するコミュニティーです。1923年に取引所として設立され、グリーンランドで最も伝統的な狩猟と漁業の集落の1つです。 ウマナックの背後に聳える赤色のハート型の山は、伝統的なコミュニティーの名前にも使われています。(ウマナックは、グリーンランドではハートのようなという意味です)ウマナックに本船が近づく際、デッキに出て点在する色鮮やかな木造家屋と2つの山頂が聳える素晴らしい眺めをご覧ください。また、ウマナックは、1758年にデンマークの植民地としてグリーンランド本土にコミュニティーが作られましたが、5年後にアザラシ漁に便利なこの島に移動しました。キラキトソック(Qilaqitsoq)近くの考古学的遺跡では、古代の居住地の遺跡を訪れます。ここでは1972年に8体のミイラがライチョウ狩りをしていた兄弟により岩の下から発見されました。紀元1475年の有名なグリーンランドのミイラは、ヌークのグリーンランド国立博物館で展示されています。さらに南に航海すると、エキプ・セルミア氷河の素晴らしい風景が広がります。水晶のように澄み切ったギザギザな青色を帯びた氷河は、グリーンランドで最も美しい景色の1つです。ゾディアックボートで安全な距離を保ちながら巨大な氷河に沿ってクルーズします。さらに上陸して付近を探検できるかもしれません。 イルリサット(グリーンランドの氷山という意味)のちょっと南には、北半球で最も豊かな氷河、セルメク・クジャレク氷河が属する世界自然遺産で有名なイルリサット・アイスフィヨルドがあります。ゾディアックボートでフィヨルドの出口を探検する際、轟音とともに氷河の崩落の瞬間を見られるかもしれません。1741年に設立されたイルリサットは、人間の数よりもソリ犬の方が多い伝統的な町です。また、1920年代初期に「犬ぞり」で初めて北西航路を横断した探検家、クヌート・ラスムッセンの生まれ故郷でもあります。フィヨルドからディスコ湾に流れ出た氷山の素晴らしい景色を眺めながらのハイキングは最高です。シシミウトでは、伝統的なカヤッキングの実演があります。カヤックは、グリーンランドの象徴で、起源は一人もしくは二人用のボートに似た船を使っていた頃まで遡ります。町にはグリーンランド最古の教会など18世紀の植民地時代の建物がありますので、歴地地区の散策もお楽しみください。また、山々に囲まれた美しい地域をハイキングする機会もあります。人口約130人のイティレックは、淡水源の無い小さな島の窪地に位置するカラフルなコミュニティーで、海、山、フィヨルドに囲まれています。イティレック・フィヨルド周辺のハイキングもお楽しみいただけるかも知れません。                  船中泊カンゲルルススアーク入港後、下船。エクスペディション・スタッフに別れを告げて空港へ移動午前、チャーター機にてカンゲルルススアーク空港からオタワに向かいます。午後、オタワ到着後、クォーク社指定のホテルに送迎いたします。         オタワ泊ホテルにて朝食後、解散となります。●詳細日程第1日目カナダのオタワに到着第3~6日目カナダの高緯度北極圏観光第7~8日目スミス海峡観光第11~15日目西グリーンランド観光第9日目カーナーク観光第10日目終日航海第2日目オタワ発Bレゾリュート着/乗船/出港第17日目オタワにて解散(帰国の途へ)第16日目  カンゲルルススアーク入港/下船/発 B オタワ着30

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