ONE OCEAN社 2019-20年 南極 (2019年6月改訂版)
15/28

No.4南極圏と南極探検クルーズ 12日間ウシュアイア発●詳細日程第5~8日目南極半島とジェルラシ海峡北部観光午後、この旅行は、アルゼンチンのウシュアイアから始まります。市内の中心地にご集合いただいた後、送迎バスで港に停泊中の客船にご案内いたします。乗船後、客室にお入り頂き、船内を見学。そしてエクスペディション・スタッフや他のお客様とお会いします。南極旅行への期待と興奮が高まる中、ウエルカム・カクテルそして、夕食をお楽しみいただきます。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けて出港します。南極圏に向けて南に航海中、ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなど何百羽もの海鳥が飛び交いながら本船を追い続けてきます。ドレーク海峡は、生物多様性が豊富で野生生物のショーケースともなっています。本船のデッキから海鳥の写真を撮るにはスキル必要で、専属のプロカメラマンが撮影テクニックをお教えいたします。一日を通し、専門家による環境や野生生物、探検の歴史、上陸地についてプレゼンテーションがおこなわれます。やがて氷山が見え始めると南極海域への到達を告げます。朝、目覚めると、目の前には雪と氷河に覆われた壮大な山々広がっています。マーサ海峡を航行して南極圏のディテール島への上陸を予定しています。1950年代に建設され、放棄された保存状態の良いイギリスの科学小屋「Base W」があります。初期の南極科学者や研究者の過酷な生活を垣間見るのに魅力的な場所です。南極圏到達を祝って乾杯した後、北に向けて航行しながらドラマティックな南極半島沿岸部を探検します。目の前には雪と氷に覆われた壮大な山々が広がっています。夜間に北のヤルール群島に向けて航海します。フィッシュ諸島やアルゼンチン諸島の数箇所にゾディアッククルージングや上陸観光の出来る適切な場所があります。また、気候変動について研究している南極観測基地を訪問したいと思っております。近くのウインター島の雪山の鞍部までのハイキングを予定しています。また、1930年代のイギリスのグレアムランド探検隊が利用した北基地の敷地にある歴史的なイギリス南極調査基地の小屋の探索を予定しています。ピーターマン島にはかなりの数のアデリーペンギンが営巣しています。南極で最も小さなアデリーペンギンは、ゼンツーペンギンやキバナウと一緒にこの島で営巣しています。シャクルトン山とスコット山の風景が印象的です。これらの聳え立つ花崗岩の山は、ルメール海峡の南の入り口を表しています。近くのプレノー島では上陸のチャンスがあります。ほんのちょっと沖合のペノラ海峡の浅瀬には大量の氷山が流れ込んで座礁しています。これらの氷山は、想像以上に美しい光を放ち、絶え間ない風と波によって彫刻を施したように様々な形をしています。ここでのゾディアッククルージングは、この探検クルーズの素晴らしい思い出となる事でしょう。パラダイス湾に向けて北に航行する際、ルメール海峡の通航を目指します。パラダイス湾では、南極大陸本島に上陸する最初の機会となります。近くのネコ・ハーバーでも南極大陸本島に上陸する事が出来ます。2つの上陸地では、素晴らしい景色を堪能できる場所までのハイキングもお楽しみいただけます。シーカヤッカーにとって、ここでのカヤッキングは最高です。また、天候が許せば、この付近の何処かで一夜のキャンプを予定しています。キャンプに必要な用具は、すべて本船で用意いたします。また、専門家も同行いたしますので安心してご参加ください。お客様に必要なものは、冒険心のみです。オーンハーバーは素晴らしい場所で、ヒゲペンギンの営巣地のある岩場の丘陵地帯へのハイキングもお楽しみいただけます。クーバービル島には、ゼンツーペンギンの大きな営巣地があり、近くから観察できます。上陸地に沿った浅瀬をクルージングするとしばしばヒョウアザラシを目撃する事ができます。カヤッカーにとって島を一周する事はとてもスリリングな体験です。ウィルヘルミナ湾に向けて航行します。ここは、船上やゾディアックボートからザトウクジラが良く見られる事で知られています。南極半島に沿って数日間の忙しい日々を過ごした後、ブランスフィールド海峡を北に向けて横断し、サウスシェトランド諸島に向かいます。朝、サウスシェトランド諸島に到着します。天候が許せば、デセプション島の冠水した火山のカルデラを本船で航行します。ホエーラーズ湾には、昔の捕鯨基地跡が残っていて老巧化したボイラーや荒廃した木造小屋などを見ることが出来ます。海岸の東岸には、飛行機の古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリアのヒューバート・ウィルキンスが南極で初飛行を行った際のものです。ここでは、クレーターの周縁までのハイキングもお楽しみいただけます。晴れた日に、リビングストン島の海岸に沿ってのクルーズは、とても素晴らしい景色が望めます。ハーフムーン島の小石の海岸やウェッデルアザラシの姿が時々目撃される玉石の海岸のヤンキー・ハーバーなどの上陸地点もあります。ここでは、ハイキングやゾディアッククルージングをお楽しみいただけます。夜、マクファーレン海峡を横断し、北に向けて航行しドレーク海峡に入ります。ドレーク海峡を横断します。教養プログラムのプレゼンテーションが引き続き行われます。エクスペディション・リーダーによる思い出深い航海のリキャップも予定しています。マルチメディア・ルームで専属のプロカメラマンと一緒に写真のダウンロードやバックアップなどを行ってはどうでしょうか。天候状況が良ければ、ホーン岬の周航を予定しています。探検と初期の航海に出てくる伝説のドレーク海峡は、地球の遠隔の地まで旅した最終章に相応しい海域です。夕刻、ビーグル水道の入り口に到達する頃、船長も出席してのスペシャルディナーを楽しみます。朝、アルゼンチンのウシュアイアに入港します。午前、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。※市内のホテル或いは、空港に無料送迎バスでお送りいたします。第10~11日目ドレーク海峡横断クルーズ第1日目ウシュアイアにて集合/乗船/出港第2~3日目ドレーク海峡横断クルーズ第4日目マーサ海峡と南極圏観光第9日目サウスシェトランド諸島観光14第12日目ウシュアイア入港/下船、解散

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る