アンタークティック・ロジスティックス&エクスペディションズ社 2019-20年 南極大陸の旅
23/36

 朝、宿泊ホテルに電話で、南極の最新情報をお伝えします。もし、気象状況が良ければ、バスにてホテルにお迎えに参ります。事前にホテルのチェックアウトをお済ませの上、ホテルロビーにお越しください。その後バスで空港に出発します。 プンタ・アレナス空港から南極のユニオングレーシャー・ベースキャンプまでチャーター機にて約4時間15分の飛行です。ドレーク海峡を越え、南極半島の西側からエルズワース山脈の尾根に沿って飛行します。南極大陸に第一歩を踏み出すユニオングレーシャー・ベースキャンプのブルーアイス滑走路に着陸します。 特別仕様のワゴン車に乗り込み、ベースキャンプまで8㎞の道のりを移動します。その後、フレンドリースタッフがキャンプのツアーを行い、テントまでご案内します。南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊●活動レベル「激しい」 ①気温、-23℃から-4℃で、猛烈な嵐に遭遇する可能性があります。 ②活発な活動で、高度3,000m以上まで登る事があります。 ③睡眠は、基本的なフィールドキャンプになります。 ④登山、トレッキングなどの激しい旅行では、遠隔のフィールド・キャンプで数日間過ごし、さらに急峻な地形の中で、1日に6~8時間の活動をおこないます。厳しい気象条件下で登山やキャンプをおこないます。これらの旅行では、お客様のスキルや能力に合わせてご案内しまが、常日頃から適切なレベルのフィットネスが不可欠で、いくつかの技術的スキルも必要となります。もし、お客様がベースキャンプ周辺での滞在をご希望の場合、様々な活動レベルのアクティビティもご用意しています。一周約10kmの整備された道をクロスカントリースキーや極太タイヤの自転車でサイクリングやウォーキングをすることもできます。また、風景を眺めながらティータイムや極地図書室で読書やゲームをお楽しみ頂けます。夕方には、定期的に南極講座や映画の上映を行います。また、この地を訪れている科学者との出会いや研究内容の最新情報などを聞くことが出来る機会があるかもしれません。南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊●エレファント・ヘッド(Elephant’s Head)雪上車でブルーアイスの滑走路を横に見ながら、ドラマチックな風景の中を進みます。美しいアイス・プールとモレーン(氷堆石)は、写真撮影には絶好のチャンスを提供してくれます。さらに活動的な何かをお探しの方には、エレファント・ヘッドの麓までのハイキングや、ロードス・ブラフの頂上からユニオン氷河とヘリテージ連山の眺望をお楽しみいただくこともできます。●ブキャナン・ヒルズ(Buchanan Hills)カスタムデザインされた無限軌道車のタッカーバスで、風光明媚な遠隔のブキャナン・ヒルズへのドライブを楽しみます。高い山の峠からは、コンステレーション・インレットに流れ込む広大なユニオン氷河の景色をご覧いただけます。ヒギンズ・ヌタナク(氷河または氷床から頂部のみが突き出た山や丘)は、凍った海の中の環礁のように氷から突き出ています。フィットネスと冒険を兼ねて、簡単な2つのハイキングルートでその頂上を目指します。●ドレーク氷瀑(Drake Icefall)地質学者のベンジャミン・ドレーク4世に因んで1960年代に名付けられ、この素晴らしい氷瀑はユニオン氷河の南極高原に流れ込んでいます。南極点からの風がブルーアイスに巨大な風紋を刻み、表面は光り輝いています。●チャールズ・ピーク・ウインドスクープ(Charles Peak Windscoop)青緑色に輝く回廊を通る際、氷上での風の強さに気が付くでしょう。もしあなたが冒険好きならば、経験豊富なガイドと一緒にアイス・クライミングに挑戦するのに最適な場所です。傾斜が緩いため、心ゆくまでクライミングをお楽しみいただけます。ただし、南極の石など南極からは、何も持ち出すことはでいません、元のままに残しておいてください。●ロスマン・コーブのビーチ(The Beach at Rossman Cove)ブルーアイスの写真撮影と眺望が素晴らしい場所です。クロスカントリースキーやピクニックランチで南極ならではの氷河ビーチでの休暇をお楽しみください。第1日目南極大陸への飛行 クライミングチームは、ユニオングレーシャー・ベースキャンプで最初の数日間をスキルのブラッシュアップと南極の環境に順応します。ロープワークやクレバス・レスキュー、ナビゲーション、気象観測、極地でのキャンピングスキルなどを習得します。この期間中、お客様の目標について話し合い、計画を立て、荷物を詰めて出発の準備を整えます。ユニオングレーシャー・ベースキャンプ滞在中、下記のエクスカーションの一つに参加する時間があります。第2~4日目探検の準備■詳細日程この旅行には、以下も含まれています。(1)グループでのキャンピングと登山装備 (2)マウンテンガイドフィールド・キャンプ または ユニオングレーシャー・ベースキャンプ 泊 探検の時がやってきました。南極大陸のヘリテージ連山のピークや尾根、渓谷が待ち受けています。日程は、お客様のスキルと興味に合わせてガイドと一緒に探検計画を作成します。日帰り登山では、毎晩、ユニオングレーシャー・ベースキャンプに戻り夕食をとります。または、数日間の登山に出かけ、ヘリテージ連山で多くの谷やピークを探検します。ルートは、技術を要する登山や簡単な雪山の登山から、ロンネ棚氷や南極高原の景色を望む壮大な尾根の横断まで様々です。それぞれの経験は、ユニークで登山の機会は無限です。少数の人々だけがこの遠隔地を横断し、新しいルートを試み、眼下に広がる壮大な景色に驚嘆する最初の人になるかも知れません。南極大陸での登山の夢が叶ったら、ユニオングレーシャー・ベースキャンプに戻り、夢の達成を祝い乾杯し、お祝いの食事を楽しみます。第5~11日目南極大陸での登山プンタ・アレナス泊 天候と機体状況、滑走路の状態が良ければ、チリのプンタ・アレナスからのチャーター機がユニオングレーシャー・ベースキャンプに到着します。チャーター機に搭乗し、南極大陸を後にします。プンタ・アレナス空港では、ALE社のスタッフがお出迎えし、ホテルへお送りいたします。※ご帰国の際、お客様のフライト時間に合わせ、ALE社のスタッフがホテル からプンタ・アレナス空港まで送迎いたします。第12日目プンタ・アレナスへの帰還22

元のページ 

page 23

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です