アンタークティック・ロジスティックス&エクスペディションズ社 2019-20年 南極大陸の旅
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 朝、宿泊ホテルに電話で、南極の最新情報をお伝えします。もし、気象状況が良ければ、バスにてホテルにお迎えに参ります。事前にホテルのチェックアウトをお済ませの上、ホテルロビーでお待ちください。その後バスで空港に出発します。 プンタ・アレナス空港から南極のユニオングレーシャー・ベースキャンプまでチャーター機にて約4時間15分の飛行です。ドレーク海峡を越え、南極半島の西側からエルズワース山脈の尾根に沿って飛行します。南極大陸に第一歩を踏み出すユニオングレーシャー・ベースキャンプのブルーアイス滑走路に着陸します。 特別仕様のワゴン車に乗り込み、ベースキャンプまで8㎞の道のりを移動します。その後、フレンドリースタッフがキャンプのツアーを行い、テントまでご案内します。もし、お客様がベースキャンプ周辺での滞在をご希望の場合、様々な活動レベルのアクティビティもご用意しています。一周約10kmの整備された道をクロスカントリースキーや極太タイヤの自転車でサイクリングやウォーキングをすることもできます。また、風景を眺めながらティータイムや極地図書館で読書やゲームをお楽しみ頂けます。夕方には、定期的に南極講座や映画の上映を行います。また、この地を訪れている科学者との出会いや研究内容の最新情報などを聞くことが出来る機会があるかもしれません。南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊●活動レベル「激しい」 ①気温、-23℃から-4℃で、猛烈な嵐に遭遇する可能性があります。 ②活発な活動で、高度3,000m以上まで登る事があります。 ③基本的なフィールドキャンプでの睡眠となります。 ④バックカントリースキーやオフピステスキーの経験が必要です。  スキーなどの激しい旅行では、遠隔のフィールド・キャンプで数日間過ごし、さらに急峻な地形の中で、1日に6~8時間の活動をおこないます。厳しい気象条件下でキャンプをおこないます。これらの旅行では、お客様のスキルや能力に合わせてご案内しまが、常日頃から適切なレベルのフィットネスが不可欠で、いくつかの技術的スキルも必要となります。●エレファント・ヘッド(Elephant’s Head)雪上車でブルーアイスの滑走路を横に見ながら、ドラマチックな風景の中を進みます。美しいアイス・プールとモレーン(氷堆石)は、写真撮影には絶好のチャンスを提供してくれます。さらに活動的な何かをお探しの方には、エレファント・ヘッドの麓までのハイキングや、ロードス・ブラフの頂上からユニオン氷河とヘリテージ連山の眺望をお楽しみいただくこともできます。●ブキャナン・ヒルズ(Buchanan Hills)カスタムデザインされた無限軌道車のタッカーバスで、風光明媚な遠隔のブキャナン・ヒルズへのドライブを楽しみます。高い山の峠からは、コンステレーション・インレットに流れ込む広大なユニオン氷河の景色をご覧いただけます。ヒギンズ・ヌタナク(氷河または氷床から頂部のみが突き出た山や丘)は、凍った海の中の環礁のように氷から突き出ています。フィットネスと冒険を兼ねて、簡単な2つのハイキングルートでその頂上を目指します。●ドレーク氷瀑(Drake Icefall)地質学者のベンジャミン・ドレーク4世に因んで1960年代に名付けられ、この素晴らしい氷瀑はユニオン氷河の南極高原に流れ込んでいます。南極点からの風がブルーアイスに巨大な風紋を刻み、表面は光り輝いています。●チャールズ・ピーク・ウインドスクープ(Charles Peak Windscoop)青緑色に輝く回廊を通る際、氷上での風の強さに気が付くでしょう。もしあなたが冒険好きならば、経験豊富なガイドと一緒にアイス・クライミングの挑戦に最適な場所です。垂直の傾斜が緩いため、心ゆくまでクライミングをお楽しみいただけます。ただし、南極から何も持ち出すことはでいません、元のままに残しておいてください。●ロスマン・コーブのビーチ(The Beach at Rossman Cove)ブルーアイスの写真撮影には最高で眺望が素晴らしい場所です。クロスカントリースキーやピクニックランチで南極ならではの氷河ビーチでの休暇をお楽しみください。第1日目南極大陸への飛行 スキーチームは、ユニオングレーシャー・ベースキャンプで最初の数日間をスキルのブラッシュアップと南極の環境に順応します。 雪崩の救助、ロープワーク、クレバス・レスキュー、ナビゲーション、極地でのキャンピングスキルなどを習得します。この期間中、ガイドとお客様の目標について話し合い、荷物を詰めて出発の準備を整えます。ユニオングレーシャー・ベースキャンプ滞在中、下記のエクスカーションの一つに参加する時間があります。第2~4日目探検の準備ユニオングレーシャー・ベースキャンプ または フィールド・キャンプ 泊 まっさらな雪原にシュプールの後が無い南極大陸を探検する時間です。滑走の機会は、無限です。険しいコースを探すか、最初に滑走するか、ゆっくり滑走するか、風景を楽しみながら滑るか機会は無限大です。ほんの一握りの人々だけがこの地形を通り抜け、頂上に立ち、斜面を滑降できるのです。眼下に広がる壮大な景色を満喫するだけでも爽快です。数多くの谷は、エンタープライズヒルズやパイオニアハイツ、ソホルトピークの雪に覆われた峰々へのアクセスを可能にしてくれます。近年、一部の地域の降雪は、良質なパウダースノーで、良好なスキー環境を作り出しています。探検計画は、ガイドと一緒に、お客様個人の知識や技能、希望に合わせて作成します。日帰りのバックカントリースキーでは、毎晩、ユニオングレーシャー・ベースキャンプに戻り夕食をとります。または、数日間のスキーツアーに出かけ、ヘリテージ連山で多くの谷やピークを探検しながらバックカントリースキーを楽しみます。お客様の南極大陸でのバックカントリースキーの夢が叶ったら、ユニオングレーシャー・ベースキャンプに戻り、夢の達成を祝い乾杯し、お祝いの食事を楽しみます。第5~11日目スキー (バックカントリースキー)■詳細日程この旅行には、以下も含まれています。(1)グループでのキャンピング装備 (2)マウンテンガイドプンタ・アレナス泊 天候と機体状況、滑走路の状態が良ければ、チリのプンタ・アレナスからのチャーター機がユニオングレーシャー・ベースキャンプに到着します。チャーター機に搭乗し、南極大陸を後にします。プンタ・アレナス空港では、ALE社のスタッフがお出迎えし、ホテルへお送りいたします。※ご帰国の際、お客様のフライト時間に合わせ、ALE社のスタッフがホテル からプンタ・アレナス空港まで送迎いたします。第12日目プンタ・アレナスへの帰還24

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