ONE OCEAN社 2020年 北極 (2019年6月改訂版)
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●詳細日程この探検クルーズは、スコットランドの美しい首都エジンバラから始まります。午後、乗船のため、エジンバラの中心部からリース港近くまで送迎いたします。港に到着後、レゾリュート号に乗船。乗船後、エクスペディション・チームと会い、ウエルカム・ドリンクとディナーを楽しんだ後、夕刻、エジンバラのレイス港を出港。スコットランドの海岸線に沿って北に向けて航行します。最初の目的地であるアバディーンに入港します。主要な建物が地元で切り出した花崗岩で出来ているため、花崗岩の町と呼ばれています。市内中心部のすぐ北のオールド・アバディーンは、中世の終わりまで政治と宗教、文化の中心でした。アバディーンの中心地から車で約30分、ストーンヘヴンの町外れの断崖絶壁にたつ中世の要塞ダノター城は必見です。さらに足を延ばしたい人は、ストーンヘヴンの町から北に3km、起伏のある海岸沿いの道を進んでください。ここには、セーリングヨットで多忙を極める港があります。ストーンヘヴン・トルブース博物館は、歴史的にも有名な建物です。オークニー諸島に到着します。諸島の殆どは無人で、アザラシなどの野生生物や多くの鳥類の観察をお楽しみいただけます。よく保存されたスカラ・ブレイの新石器時代の遺跡、ヴァイキングの落書きがある新石器時代の墓など、そのユニークな遺跡で有名です。オークニー諸島第2の都市、ストロムネスは、ウエストメインランド島に位置し、海からの強い風の影響を受けています。数多くの美術館やギャラリー、工芸品の工房、個人商店などがありますので、ユニークな文化や遺産、伝統を体験してください。スコットランドのウエスターン・アイル・ヘブリディーズは、独自の生き方を持つ島々の連鎖です。劇的な崖や風の強いビーチは、大西洋の新鮮な空気を吸い込んで散策するのに理想的な場所です。ハイライトは、5000年前のカラニッシュのストーンサークル(スタンディング・ストーン)への旅になります。その後、ルイス島で、有名なスコッチウィスキーのアビンジャラク蒸留所を訪れ、シングルモルトの試飲を楽しみます。平和な雰囲気と広々とした空間のウンスト島。ここでは、野生生物や鳥類、温かなコミュニティ精神を味わう事が出来ます。険しい海岸線と誰もいないビーチは、ゾディアッククルージングやカヤック、徒歩で探索するのに最適な場所です。バーダーにとって、カツオドリやウミガラス、ニシツノメドリ、オオハシウミガラス、ミツユビカモメ、フルマカモメなど1万羽もの鳥類を間近に観察できるパラダイスです。朝、フェロー諸島に到着する予定です。フェロー諸島は、アイスランドとノルウェーの間に位置し、荒涼とした岩場と起伏に富んだ18の火山島からなっています。訪問者は、島々の山々や谷、草地のヒースランド、険しい海岸に目を奪われます。ストレイモイ島のトースハウンでは、小グループに別れてゾディアッククルージングで狭い入江と何千羽もの海鳥が営巣地を作っている約460メートルの断崖の陰の深い洞窟を探索する予定です。フェロー諸島での2日目は、諸島で最も素晴らしい2つの滝にご案内いたします。島々の中で最大の湖、ソルヴァグスヴァテン湖を訪れる予定です。幻想のために「海の上の湖」と呼ばれ、湖が空中に浮かんでいるように見えます。湖の最後を飾るのは落差30mのボスダラフォスール滝。ここから湖の水が大西洋に流れ出ています。有名なボスダラフォスールの滝では、素晴らしい景色の中でハイキングをお楽しみいただけます。次に小さな村Gasadularに向けて航海します。高山に囲まれたフォトジェニックな村からは、ムラフォスールの滝を見学する事ができます。ムラフォスールの滝は海からでも良く見られます。その後、フェロー諸島で最高のバードウォッチングが楽しめるミキネス島を訪れます。ここでは、鵜のコロニーを見学します。崖には、ウミガラスやオオハシウミガラスの繁殖地があります。海鳥が繁殖している崖の上の草の斜面では、数千羽ものカラフルなニシツノメドリを間近に観察いただけます。セイジスフィヨルズルは、歴史あふれる町です。アートシーンを体験したり、郷土料理を楽しんだり、素晴らしいハイキングコースを体験します。ハイライトの一つは、「ウォーターフォール・レーン」に沿って長距離のハイキングで、素晴らし景色を堪能する事ができます。スカットフェル・センター・フォー・アートでは、アイスランド文化に触れることが出来ます。次の寄港地は、ブランドネス半島に位置する小さな漁村デューピヴォーグルです。町を見下ろすように聳え立つ標高1068mのピラミッド状玄武岩の山ブランズゥステインドゥルに目が引き付けられます。アイスランドで最も美しい山の一つであるブランズゥステインドゥル山は、地元の民間伝承と結びついていて夏至の間に希望が叶うと信じられています。町の中で、16世紀の取引の名残が見られるでしょう。1790年に建てられた最古の倉庫(ランガブーズ)は、完全な修復の後、カルチュラル・センターとなりました。有名な芸術家SigurðurGuðmundssonによるGleivivíkの卵(Eggin)と名付けられた彫刻が屋外に展示されています。34個の大きな花崗岩の卵のコレクションは、この地域に営巣する鳥類の卵を模していて、海岸線を散策する際、眺める事ができます。ヴィーク郊外の東側には、ヨーロッパ最大のホッキョクアジサシの繁殖地があります。レイニスヒャットル山の南には、レイニスドランガルと呼ばれる海から突き出た玄武岩の岩柱群があります。これらの高く尖ったスパイク状の岩石は、海から約66メートル突き出ています。小グループに分かれてゾディアックボートで海から壮大な岩柱群にアプローチし観察する予定です。アイスランドの神話に、この石柱群は、日が昇る前に船を停めようとしていた3匹のトロールが、朝日を浴びて石になってしまったと言い伝えられています。アイスランド南海岸から沖合約10㎞に位置する15の島と30以上の小島からなる美しいウエストマン諸島を訪れます。人間が住んでいる島は、唯一ヘイマエイ島のみで、1973年にヘイマエイ島で起きた割れ目噴火は、「現代のポンペイ」と言われ世界的に有名となりました。ヘルガフェル火山(または「聖なる山(Holy Mountain)」)は、7,000年前の噴火でこの島を作りました。ウエストマン諸島には多くの海鳥が繁殖していますが、ここではクジラとアザラシを探索します。主なハイライトは、世界最大のニシツノメドリの繁殖地であるストーホフォイ島を訪れる事です。この探検クルーズは、世界最北の首都、レイキャビク入港で終わりを告げます。朝食後、エクスペディション・チームに別れを告げて下船します。下船後、町の中心地及び空港までお送りいたします。第3日目オークニー諸島観光(スコットランド)第4日目ルイス島、ストーノーウェイ観光(アウター・ヘブリディーズ、スコットランド)第6日目トースハウン観光(フェロー諸島、デンマーク)第7日目ヴォーアル島、ミオバガル&ミキネス島、フェロー諸島第10日目レイニスドランガル観光(ヴィーク、アイスランド)第11日目ヘイマエイ島観光(ウエストマン諸島)第8日目セイジスフィヨルズル観光(アイスランド)第2日目アバディーン観光第9日目デューピヴォーグル(アイスランド)第5日目ウンスト島観光(シェトランド諸島)第1日目エジンバラ集合/乗船/出港第12日目レイキャビク入港/下船、解散スコットランドとフェロー諸島、アイスランド探検クルーズ 12日間 No.312、

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