ONE OCEAN社 2020-21年 南極
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No.210●詳細日程チリの首都、サンティアゴに到着後、OOE社指定のホテルにお客様ご自身で移動をお願いいたします。夜、ホテルのロビーに設置されているOOE社のウエルカム・デスクで担当者から乗船用荷札をお受け取りください。午前、サンティアゴから空路、チャーター機にてフォークランド諸島のスタンリーに出発。スタンリー空港到着後、出迎えを受けて空港から港へ送迎バスで移動。スタンリー港到着後、近くのジプシーコーブをガイド付きで訪れマゼランペンギンや海鳥などの野生生物を観察します。午後、レゾリュート号に乗船、乗船後、キャビンにお入り頂いた後、船内を探検。エクスペディション・チームや他の乗客を会い、ウエルカム・カクテルを楽しみます。夕刻、スタンリーを出港します。大西洋のこの一帯は、生物多様性に富み、驚くほどの野生生物が生息しています。本船の船尾には、何百羽もの海鳥が飛び交いながら本船を追いかけてきます。オオフルマカモメやマダラフルマカモメは、私達をサウスジョージア島に導くようについてきます。船のデッキから、これらの素晴らしい海鳥を撮影するには技術と忍耐が必要です。写真の専門ガイドがお客様に最高の撮影テクニックをお教えいたします。また、操舵室を訪れて本船の操船について学んでみてはいかがですか?終日、専門家達がこれから訪れる場所についての環境や野生生物、歴史などについて一連のプレゼンテーションを行います。今回の探検クルーズの重要なテーマは、シャクルトンの壮大な物語です。サウスジョージア島は、しばしば「南極海のセレンゲティ」と呼ばれています。本船は、岩場の深い入り江に近づき、エルスフル湾付近の島をゾディアックボートで探検します。黒砂の海岸は、多くのオットセイと巨大なミナミゾウアザラシで埋め尽くされています。ソールズベリー平野やセント・アンドリューズ湾、ゴールドハーバーにも約10万羽以上ものキングペンギンとそのヒナたちがタソックグラスの中で営巣しています。また、この島には、多くのアホウドリが繁殖していて、巣を往復しながら上空を飛び交っています。サウスジョージア島は、歴史に溢れるスリリングな場所です。初期の捕鯨基地跡の錆びた遺物が残っています。この探検クルーズでは、リース港とフスビク、ストロムネスの幾つかの捕鯨基地跡を訪れたいと思っています。ハイライトは、カンバーランド湾の先端に位置し、最大の捕鯨基地であったグリトビケンの訪問です。ここには偉大な探検家アーネスト・シャクルトンが眠る墓があります。多くのお客様にとって偉大な探検家の墓の訪問は、この旅行のハイライトとなる事でしょう。サウスジョージア・ヘリテージ・トラストによって管理されている博物館とノルウェーの捕鯨者によって建てられ、修復された教会は、過去を偲ぶ事ができます。サウスジョージア島から南極に向けてスコシア海を航行します。天候と氷の状況が良ければサウスオークニー諸島かエレファント島に立ち寄ります。日程は、時々の状況に応じてエクスペディション・リーダーと船長が協議して決定します。サウスオークニー諸島は、サウスジョージア島とサウスシェトランド諸島と繋がるスコシア・アークと呼ばれる海底山脈の峰にあたります。一年の殆どは、海氷にとざされ霧に覆われているため、この諸島を訪れる機会は滅多にありません。雪と氷河に覆われた南極大陸の端に近づくと、大きな氷山が見え始め、南極海域に到達した事を告げてくれます。天候状況が良ければ水平線にエレファント島の黒い断崖が見え始めてくるでしょう。1915年、ウェッデル海の遥か南で、分厚い海氷のため、エンデュアランス号を失い、シャクルトンとその隊員達は、数ヶ月間、このエレファント島でキャンプ(野営)をしながら生きながらえました。ワイルド岬の小さな海岸からシャクルトンと5名の隊員達が小さな手漕ぎの救命ボート(ジェイムズ・ケアード号)でサウスジョージア島に救助を求めて船出したのです。今日に至るまで、この荒海の横断は、極地史上最も偉大なものの一つと考えられています。状況が許せば、エレファント島のワイルド岬に上陸が出来ればと思っています。多くの事を期待しながら、ミケルセンハーバー又は、シェルバコーブ近くの南極半島の冷たい海域に入ります。氷河に覆われた山々が暗い海から垂直に立ち上がっています。南極半島の湾や海岸線には、信じられないほど多くの野生生物が生息しています。ヒゲペンギンやゼンツーペンギン、アデリーペンギンの大きな営巣地があります。流氷の上には、カニクイアザラシや獰猛なヒョウアザラシを良くご覧いただけます。南極半島には、カモメやトウゾクカモメ、キバナウなどが巣を作っていて子育てをしています。ゾディアックボートで海岸を探検します。私達が訪れようと考えている場所は、ウィルヘルミナ湾、オーンハーバー、クーバービル島、エレラ海峡です。写真の専門ガイドと一緒に素晴らし氷山の写真撮影やアドベンチャーガイドと一緒に雪に覆われた山の鞍部までハイキングをお楽しみください。機会があれば、科学基地や歴史的な小屋を訪れる予定です。シーカヤックは、本船から数キロメートル先でパドルを漕ぎます。素晴らしい体験をお楽しみいただけます。南極半島の海岸から約96km離れた場所にサウスシェトランド諸島があります。上陸可能地点としては、キングジョージ島、ハーフムーン島、ヤンキーハーバーを予定しています。気象状況が良ければ、デセプション島のカルデラに本船を進めます。デセプション島には、いくつかの素晴らしいハイキングコースがあります。また、古い捕鯨基地跡と航空機の格納庫の探索が出来ます。フォークランド諸島に向けて北東に航海します。ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなどの海鳥が本船の周りを飛び交いながらついてきます。船内では、引き続き教育的なプレゼンテーションが行われます。エクスペディション・リーダーによる楽しい思い出のリキャップも予定しています。マルチメディア・ステーションで写真の専門ガイドと一緒に旅行中に撮影した画像のダウンロードをしてみてはいかがですか?西フォークランド諸島のウエストポイント島と近くのサンダース島を観光します。ウエストポイント島には、イワトビペンギンの営巣地とマユグロアホウドリのコロニーがあることで知られています。マユグロアホウドリの営巣地を観察できるチャンスは、すばらしい思い出になるでしょう。最後のハイライトは、野生生物が豊富なサンダース島の訪問です。白い砂浜とその周辺のタソックグラスに沿って、ゼンツーペンギン、マゼランペンギン、イワトビペンギンなど4種類以上ものペンギンが近くに生息しています。フォークランド諸島の訪問の究極のゴールは、印象的なキングペンギンの観察です。サンダース島は、この探検クルーズを締めくくるのにふさわしい場所です。夕刻、ポートスタンリーに針路を進めます。船長も出席してのスペシャルディナーを楽しみながら、感動に溢れたこの探検クルーズを振り返ってみましょう。朝、フォークランド諸島のスタンリーに入港します。エクスペディション・スタッフや乗組員に別れを告げて下船です。下船後、町で自由時間を過ごした後、スタンリー空港に移動します。スタンリー発、空路チャーター機でサンティアゴに向かいます。夕刻、サンティアゴ空港到着後・解散。※サンティアゴ空港到着後、帰国便の国際線に乗 り継ぐ事も出来ます。※市内に宿泊されるお客様のために、サンティア ゴ空港から市内中心部まで無料送迎バスでお 送りいたします。第1日目チリのサンティアゴ到着/宿泊第3~4日目サウスジョージア島に向けて航海第2日目サンティアゴ発 B フォークランド諸島のスタンリー着/乗船/出港第16~17日目サウスシェトランド諸島と南極半島観光第12~15日目アンタークティックサウンドとジェルラシ海峡観光第18~19日目フォークランド諸島に向けて航海第20日目フォークランド諸島のウエストポイント島とサンダース島観光第5~8日目サウスジョージア島観光第9~11日目南極に向けて航海第21日目  スタンリー入港/下船/発 B サンティアゴ着、解散フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 21日間サンティアゴ発着

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