ONE OCEAN社 2020-21年 南極
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No.414●詳細日程第12日目フォークランド諸島観光(ウエストポイント島とサンダース島)チリのプンタ・アレナス到着後、OOE社指定のホテルにお客様ご自身で移動をお願いいたします。夜、ホテルのロビーに設置されているOOE社のウエルカム・デスクで担当者から乗船用荷札をお受け取りください。ホテルから空港へ送迎いたします。空港到着後、チェックイン。プンタ・アレナスからチャーター機で約2時間の飛行でドレーク海峡を横断し、南極のキングジョージ島に向かいます。キングジョージ島到着後、ゾディアックボートを利用して客船に乗船。乗船後、客室にお入り頂き、船内を見学。そしてエクスペディション・スタッフや他のお客様と会います。夕刻、ウエルカム・リフレッシュメントをお楽しみいただき、待ちに待った南極探検クルーズに出港します。これから始まる素晴らしい南極探検クルーズを前に誰しも興奮と期待に溢れています。夜間の内にブランスフィールド海峡を横断します。南極大陸の聳え立つ峰々の素晴らしい光景で目覚めることでしょう。これからの数日間は、ジェルラシ海峡沿岸を探索します。南極の海岸線に沿ったこの地域の風景は、氷河に覆われた山々が印象的です。私達は、毎日、専門ガイドの同行で海岸線のハイキングや野生生物の営巣地の見学、解説と説明を受けながらのゾディアッククルージングをお楽しみいただきます。予定している上陸地は、パラダイス湾やオーンハーバー、アンドボー湾などです。或いは、エレラ海峡を航海してクーバービル島のペンギンの営巣地を訪れます。もう一つのお気に入りの場所は、ウィルヘルミナ湾で、ザトウクジラがちょくちょく採餌活動をしているのに出くわします。この海岸沿いの何処かで、キャンプをしながら、一晩海岸で過ごす予定です。南極大陸でのキャンプに必要なものは、冒険精神です。天候状況が良くキャンプに適切な場所があれば実施いたします。OOE社では、キャンプに必要な装備は、用意いたします。また、経験豊富なエクスペディション・チームも同行いたします。南極大陸でのキャンプは、クルーズ代金に含まれていますので、事前の予約は必要ありません。冷たいウェッデル海の入り口であるアンタークティック・サウンドに向けて北に航海します。途中、デセプション島へ立ち寄りたいと考えています。天候が良ければ火山のカルデラを航行する予定です。ここは、とても歴史的な場所で、錆びた古いボイラーや老巧化した木造小屋がある捕鯨基地跡を探索します。ビーチの外れには、古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリア人のサー・ヒューバート・ウィルキンスがデセプション島から南極半島へ最初の飛行をおこなった際のものです。ここには、「ネプチューンズ・ウィンドウ」として知られるクレーターの縁までのハイキングもお楽しみいただけます。長さ約46Km、幅約19Kmのアンタークティック・サウンドは、南極半島の北端とジワンビル島を隔てています。アンタークティック・サウンドに入ると、壮大な南極の氷帽をご覧頂けるでしょう。ウェッデル海に本船を進めると海氷と巨大なテーブル型氷山の数が増えてきます。これらの氷山は、南にある棚氷から欠け落ちたもので、海流によって北に漂流しています。この変わらぬ光景は、いつ見ても感動的です。南極の柔らかな薄明りの中で素晴らしい写真をお撮り頂けます。ここは、遠隔の原始の地で、これまでに訪れた場所とは全く異なる景観をなしています。ウェッデル海海域には、驚くほどの数のアデリーペンギンが生息する大きな営巣地があります。ある営巣地には、10万羽以上ものアデリーペンギンが生息していて、見る者を圧倒します。天候状況が良ければ、ホープ湾やポーレット島、ブランブラフでの上陸を予定しています。本船が航行する際、浮氷を良く観察してください。近年この付近で、コウテイペンギンを度々、目撃しています。ナチュラリストは、コウテイペンギンの大きさと羽から、若いコウテイペンギンが餌を摂りながら探検に出かけて来たのであろうと推測しています。実際、スノーヒル島の南側には、コウテイペンギンの営巣地があることが知られています。この地域は、探検の歴史がとても豊富です。1901~04年のスウェーデンのノルデンショルド探検隊の遺物が数箇所で発見されています。また、100年前のシャクルトンとエンデュアランス号の壮大な歴史物語ともつながりがあります。シャクルトンとその隊員達は、海氷によって船を失った後、大きな浮氷の上でキャンプをし、北に漂流する事を期待したのでした。本船は、ウェッデル海を離れ北に向けて航行します。夕日が空をラベンダー・ピンク色に染める素晴らしい景色の中を航行する際、100年前にこの海域を航海した初期の探検家達の勇気に思いをはせる事でしょう。エレファント島南端のルックアウト岬にはヒゲペンギンの営巣地があります。このクルーズで、これまでに観察出来なかったマカロニペンギンもここで営巣しています。多くのミナミゾウアザラシやオットセイも海岸に生息しています。もし、天候状況が良ければエレファント島北部沿岸の伝説のワイルド岬を訪れるかもしれません。シャクルトンと隊員達が、ひっくり返した救命ボートの下で野営をおこなって生きながらえた場所です。そして、ワイルド岬の小さな海岸からシャクルトンと5名の隊員達が小さな手漕ぎの救命ボートでサウスジョージア島に救助を求めて船出したのです。フォークランド諸島に向け北に航海します。船上の専門家たちは、ウェッデル海の探検クルーズのおさらいと最終日の準備をおこないます。再び、アホウドリやマダラフルマカモメなど多くの海鳥が飛び交いながら本船を追いかけてきます。引き続き、船上では、プレゼンテーションが行われます。夜間にフォークランド諸島に到着します。西フォークランド諸島のウエストポイントとサンダース島を探検します。ウエストポイントには、イワトビペンギンの営巣地とマユグロアホウドリの大きな繁殖地がある事で知られています。間近からこの素晴らしいマユグロアホウドリの繁殖地を観察できる事はとても貴重な思い出となる事でしょう。最終のハイライトは、多くの野生生物が生息するサンダース島です。白砂のビーチに沿ったタソックグラスの中では、4種のペンギン(ゼンツー、マゼラン、イワトビ、キング)が近くに営巣しています。サンダース島は、南極旅行を締めくくるに最もふさわしい場所でもあります。夕刻、スタンリーに向けて出港します。夜、この地球の遠隔地への壮大な南極旅行を振り返りながら、船長も出席してのスペシャルディナーをお楽しみいただきます。朝、フォークランド諸島のスタンリーに入港します。エクスペディション・スタッフや乗組員に別れを告げて下船です。下船後、スタンリー空港に移動します。スタンリー発、空路チャーター機でチリのサンティアゴに向かいます。夕刻、サンティアゴ空港到着後・解散。※サンティアゴ空港到着後、帰国便の国際線に乗  り継ぐ事も出来ます。※市内に宿泊されるお客様のために、サンティア ゴ空港から市内中心部まで無料送迎バスでお 送りいたします。第1日目チリのプンタ・アレナス到着第6~8日目アンタークティック・サウンドとウェッデル海観光第10~11日目フォークランド諸島に向けて航海第3~4日目ジェルラシ海峡と南極半島観光第5日目サウスシェトランド諸島観光第13日目  フォークランド諸島、スタンリー入港/下船/発 B サンティアゴ着、解散第9日目エレファント島観光究極の南極・ウェッデル海とフォークランド諸島探検クルーズ 13日間プンタ・アレナス発/サンティアゴ着第2日目プンタ・アレナス発 B キングジョージ島着/乗船/出港

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