ONE OCEAN社 2020-21年 南極
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No.618●詳細日程この旅行は、パタゴニアの玄関口であるプンタ・アレナスから始まります。チリのプンタ・アレナスに到着後、お客様ご自身にてOOE社指定のホテルに移動をお願いいたします。夜、ホテルのロビーに設置されているOOE社のウエルカム・デスクで担当者から乗船用荷札をお受け取りください。ホテルから空港へ送迎いたします。空港到着後、チェックイン。プンタ・アレナスからチャーター機で約2時間の飛行でドレーク海峡を横断し、南極のキングジョージ島に向かいます。キングジョージ島到着後、ゾディアックボートを利用して客船に乗船。乗船後、客室にお入り頂き、船内を見学。そしてエクスペディション・スタッフや他のお客様と会います。夕刻、ウエルカム・リフレッシュメントをお楽しみいただき、待ちに待った南極探検クルーズに出港します。これから始まる素晴らしい南極探検クルーズを前に誰しも興奮と期待に溢れています。南極大陸のそびえたつ峰々が目の前に広がっています。デッキに出て深呼吸してみてください。これが待ち望んでいた南極の風景です。これからの2日間、ジェルラシ海峡沿岸を様々な角度から探検します。南極大陸に上陸できるパラダイス湾を目指します。お客様にとって南極大陸への上陸は大きな目標です。ここでのハイキングは、山々や氷河など信じられない程の素晴らしい風景が広がっています。また、キバナウが崖の上に巣を作っているのを観察する事ができます。周囲がそびえたつ氷河に囲まれたスコントープ・コーブでのゾディアッククルージングとシーカヤックは、素晴らしい思い出に残る事と思います。毎日、ガイドの同行でのハイキングや野生生物の営巣地の見学、専門ガイドの説明を聞きながらの流氷の中のゾディアッククルージングを楽しみます。エレラ海峡のダンコ島でのハイキングには最高です。クーバービル島は、ゼンツーペンギンの営巣地が広がっています。私達は、ジェルラシ海峡をスパート島に向けて北に向かうかもしれません。そこには、驚くべき地質の露頭がありますので、ちょっと立ち寄りたいと思っています。この島は、狭い海峡に囲まれていてゾディアックグルージングやシーカヤックには最適です。崖には、沢山の鳥が生息しています。また、ここでは、度々クジラとの出会いがあります。近くのミケルセンハーバーでも船外活動をお楽しみいただけます。サウスシェトランド諸島に向けて北に航路を進めます。夜間にブランスフィールド海峡を横断した後、サウスシェトランド諸島に到着します。天候状況が良ければデセプション島のカルデラの中を航行します。ここは、ドラマチックで歴史的な場所です。 錆びた古いボイラーや老巧化した木造小屋がある捕鯨基地跡を探索します。ビーチの外れには、古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリア人のサー・ヒューバート・ウィルキンスがデセプション島から南極半島へ最初の飛行をおこなった際のものです。ここでは、クレーターの縁までのハイキングをお楽しみいただけます。南極半島の先端に位置するアンタークティック・サウンドは、幅約16kmで南極半島とジワンビル島を隔てています。ウェッデル海の玄関口であるアンタークティック・サウンドは、それ自体がエキサイティングな場所です。南極観測基地、アデリーペンギンの営巣地、テーブル型氷山など、南極大陸の様々な側面を体験いただけます。アンタークティック・サウンド滞在中、ブラウンブラブ、ホープベイ、又はゴーディン島などを訪れるかもしれません。エレファント島南端のルックアウト岬にはヒゲペンギンの営巣地があります。ここには、これまでに観察出来なかったマカロニペンギンも営巣しています。海岸には、多くのミナミゾウアザラシやオットセイも生息しています。もし、天候状況が良ければエレファント島北部沿岸の伝説のワイルド岬を訪れるかもしれません。シャクルトンと隊員達がひっくり返した救命ボートの下で野営をおこなって生きながらえた場所です。そして、ワイルド岬の小さな海岸からシャクルトンと5名の隊員達が小さな手漕ぎの救命ボート(ジェイムズ・ケアード号)でサウスジョージア島に救助を求めて船出したのです。サウスジョージア島に向けて南東に針路を進めます。サウスジョージア島は、しばしば「南極海のセレンゲティ」と呼ばれています。本船は、岩場の深い入り江に近づき、エルスフル湾付近の島をゾディアックボートで探検します。黒砂の海岸は、多くのオットセイと巨大なミナミゾウアザラシで埋め尽くされています。ソールズベリー平野やセント・アンドリューズ湾、ゴールドハーバーにも約10万羽以上ものキングペンギンとそのヒナたちがタソックグラスの中で営巣しています。また、この島には、多くのアホウドリが繁殖していて、巣を往復しながら上空を飛び交っています。サウスジョージア島は、歴史にあふれたスリリングな場所です。初期の捕鯨基地跡の錆びた遺物が残っています。ハイライトは、カンバーランド湾の先端に位置し、最大の捕鯨基地であったグリトビケンの訪問です。サウスジョージア・ヘリテージ・トラストによって管理されている博物館とノルウェーの捕鯨者によって建てられ、修復された教会で、過去を偲ぶ事ができます。ここにはアーネスト・シャクルトンが眠る墓があります。多くのお客様にとって偉大な探検家の墓の訪問は、この旅行のハイライトとなる事でしょう。海岸線に沿って航海を続け、別の捕鯨基地跡であるストロムネスに立ち寄りたいと考えています。ここはエレファント島から手漕ぎの救命ボートで嵐の海を転覆の危険に襲われながらも横断してサウスジョージア島の南岸に到着。その後、シャクルトンとワースリー、クリーンの3人は、不可能と思われたサウスジョージア島の山岳地帯を36時間かけて超え、救助を求めてストロムネスの捕鯨基地に無事辿り着く事が出来た場所です。フォークランド諸島に向けて北東に航行する際、本船を追いかけるようにワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなど数百羽もの海鳥が飛び交いながら追いかけてきます。スタンリーに向けて航行する際、引き続きプレゼンテーションを行います。エクスペディション・リーダーによる楽しい思い出のリキャップも予定しています。マルチメディア・ステーションで写真の専門ガイドと一緒に旅行中に撮影した画像のダウンロードをしてみてはいかがでしょうか。南米大陸の海岸から約460km以上離れたフォークランド諸島は、豊かな海に囲まれています。フォークランド諸島は南極と亜南極の種だけでなく、南米大陸から多くの種を受け入れています。ドレーク海峡横断の時間は、天候状況によります。それによってフォークランド諸島の到着の時間が変わってきます。ポートスタンリーで下船する前に東フォークランド島か西フォークランド島へ向かうかを決定します。上陸する可能性のある場所は、東フォークランド島のブリーカー島或いは西フォークランド島のウエストポイント島です。どちらもマゼランペンギンやイワトビペンギン、フォークランド諸島固有の鳥類が生息しています。周辺海域では、イロワケイルカやミナミカマイルカを見る事が出来るかも知れません。フォークランド諸島の野生生物は多くの人にとって魅力的ですが、ここには、豊かな歴史と魅力的なキャンプや田舎のライフスタイルがあります。朝、フォークランド諸島のスタンリーに入港します。エクスペディション・スタッフや乗組員に別れを告げて下船です。下船後、スタンリー空港に移動します。スタンリー発、空路チャーター機でサンティアゴに向かいます。夕刻、サンティアゴ空港到着後・解散。※サンティアゴ空港到着後、帰国便の国際線に乗 り継ぐ事も出来ます。※サンティアゴ空港から市内中心部まで無料送迎 バスでお送りいたします。第1日目チリのプンタ・アレナス到着第14~16日目フォークランド諸島に向けて航海第7~9日目サウスジョージア島に向けて航海第6日目アンタークティック・サウンド観光第17日目フォークランド諸島観光第18日目  フォークランド諸島、スタンリー入港/下船/発 B サンティアゴ着、解散第2日目プンタ・アレナス発 B キングジョージ島着/乗船/出港第3~4日目ジェルラシ海峡と南極半島観光第5日目サウスシェトランド諸島観光第10~13日目サウスジョージア島観光南極とサウスジョージア島、フォークランド諸島探検クルーズ 18日間プンタ・アレナス発/サンティアゴ着

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