ONE OCEAN社 2020-21年 南極
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No.720●詳細日程チリの首都、サンティアゴに到着後、OOE社指定のホテルにお客様ご自身で移動をお願いいたします。夜、ホテルのロビーに設置されているOOE社のウエルカム・デスクで担当者から乗船用荷札をお受け取りください。午前、サンティアゴから空路、チャーター機にてフォークランド諸島のスタンリーに出発。スタンリー空港到着後、出迎えを受けて空港から港へ送迎バスで移動。スタンリー港到着後、近くのジプシーコーブをガイド付きで訪れマゼランペンギンや海鳥などの野生生物を観察します。午後、レゾリュート号に乗船、乗船後、キャビンにお入り頂いた後、船内を探検。エクスペディション・チームや他の乗客と会い、ウエルカム・カクテルを楽しみます。夕刻、スタンリーを出港します。南極半島に向けて南に航海します。ドレーク海峡は、生物多様性に富んでいて、野生生物のショーケースとも言われています。南に向かう際、ワタリアホウドリやオオフルマカモメ、マダラフルマカモメなど数百羽もの海鳥が本船の周りを飛び交いながら私達を南に導くかのようについてきます。船のデッキから、これらの素晴らしい海鳥を撮影するには技術と忍耐が必要です。写真の専門ガイドがお客様に最高の撮影テクニックをお教えいたします。また、操舵室を訪れて本船の操船について学んでみてはいかがですか?終日、専門ガイドがこれから訪れる場所についての環境や野生生物、歴史などについて一連のプレゼンテーションを行います。南極大陸の海岸線に近づくにつれて、より多くの氷山が見えだし、最初のクジラの目撃が期待できます。天候と氷の状態が良ければ、南緯66度33分を超えてさらに南まで航海する予定です。上陸予定地は、ディテール島です。ここには1950年代に建設され、放棄された保存状態の良いイギリスの科学小屋「Base W」があります。歴史愛好家にとって、初期の南極科学者や研究者の過酷な生活を垣間見るのに魅力的な場所です。これまで、氷の状態に恵まれ南緯66度33分を超えて、さらに南まで航海をする事が出来ました。今までの経験では、マルゲリーテ湾に到達するには2月が最適な時期であると考えています。もし、「ギレット・パッセージ」として知られる狭い海峡が氷で覆われていなければ近道となるその海峡の航行を予定していますが、さもなければ、時間はかかりますがアデレード島の沖合を航行してマルゲリーテ湾に向かいます。マルゲリーテ湾には、ロゼラ研究基地(イギリス)、サン・マーチン基地(アルゼンチン)、カルバハル基地(チリ)といったいくつかの南極観測基地があります。少なくともこれらの基地の一つを訪れたいと考えています。1930年代初頭、ジョン・ライミル率いるイギリスのグレアムランド探検隊がこの地域に南部基地を設立しました。彼らは、広大な南極半島地域を飛行機で探検と調査を行い、南極半島は南極大陸の一部で、以前に考えられていた沖合の一連の島ではない事を証明しました。この周辺で方向転換して、南極半島の海岸線を北に向けて航行します。フィッシュ諸島とアルゼンチン諸島には、ゾディアッククルージングと上陸観光に最適な場所が数か所あります。南極で起こっている重要な気候関連の研究のいくつかを学ぶために活動中の科学基地を訪問したいと思っています。近くのウィンター島の雪に覆われた鞍部へのハイキングで足を延ばしたり、歴史的な英国南極調査小屋、ウォーディハウスを探索します。ピーターマン島にはかなりの数のアデリーペンギンが営巣しています。南極で最も小さなアデリーペンギンは、この島でゼンツーペンギンやキバナウと一緒に営巣しています。シャクルトン山とスコット山の風景が印象的です。これらの聳え立つ花崗岩の山は、ルメール海峡の南の入り口を表しています。近くのプレノー島では上陸のチャンスがあります。ちょっと沖合のペノラ海峡の浅瀬には大量の氷山が流れ込んで座礁しています。これらの氷山は、想像するよりも美しい青い光を放ち、絶え間ない風と波によって彫刻を施したように様々な形をしています。パラダイス湾に向けて北に航行する際、ルメール海峡の通行を予定しています。パラダイス湾では、南極大陸に上陸する最初の機会となります。近くのネコ・ハーバーでも南極大陸に上陸する事が出来ます。2つの上陸地では、素晴らしい景色を堪能できるパノラマビューポイントまでのハイキングもお楽しみいただけます。シー・カヤッカーにとって、ここでのカヤッキングは最高です。エキサイティングな探検クルーズは、さらに数日間続きます。オーンハーバーでは、ヒゲペンギンの営巣地のある岩場の丘陵地帯へのハイキングもお楽しみいただけます。クーバービル島には、ゼンツーペンギンの大きな営巣地があります。上陸地に沿って浅瀬をクルージングする際、しばしばヒョウアザラシを目撃する事ができます。シー・カヤッカーにとって島を一周する事はとてもスリリングな体験です。天候が許せば、この付近の何処かでキャンプを予定しています。キャンプに必要な用具をご用意いたします。また、専門スタッフも同行いたしますので安心してご参加ください。お客様に必要なものは、冒険心のみです。南極半島北端近くのミケルセンハーバーか、近くのシェルバコーブでの上陸でジェルラシ海峡沿岸の探検を終えます。夕暮れ時、南極半島を離れます。南極圏と南極半島での信じられないほど素晴らしかった探検クルーズを振り返ります。夜間にブランスフィールド海峡を横断し、サウスシェトランド諸島に到着します。天候が許せば、デセプション島の冠水した火山のカルデラを本船で航行します。ホエーラーズ湾には、昔の捕鯨基地跡が残っていて老巧化したボイラーや荒廃した木造小屋などを見ることが出来ます。ビーチの外れには、飛行機の古い格納庫があります。これは、1928年にオーストラリアのヒューバート・ウィルキンスがデセプション島から南極半島へ最初の飛行を行った際のものです。ここでは、クレーターの縁までのハイキングもお楽しみいただけます。リビングストン島の海岸に沿ってのクルーズは、晴れた日には素晴らし風景をご覧いただけます。ハーフムーン島や時々ウェッデルアザラシの姿が目撃される小石の海岸のヤンキーハーバーなどに上陸します。ここは、ハイキングやゾディアッククルーズに最適な場所です。ドレーク海峡を横断します。教養プログラムのプレゼンテーションが引き続き行われます。エクスペディション・リーダーによる思い出深い航海のリキャップも予定しています。マルチメディア・ルームで写真の専門ガイドと一緒に写真のダウンロードやバックアップなどを行ってはどうでしょうか。夕刻、フォークランド諸島南部の海岸に近づく頃、船長も出席してのスペシャルディナーを楽しみます。朝、フォークランド諸島のスタンリーに入港します。エクスペディション・スタッフや乗組員に別れを告げて下船です。下船後、町で自由時間を過ごした後、スタンリー空港に移動します。スタンリー発、空路チャーター機でサンティアゴに向かいます。夕刻、サンティアゴ空港到着後・解散。※サンティアゴ空港到着後、帰国便の国際線に乗 り継ぐ事も出来ます。※市内に宿泊されるお客様のために、サンティア ゴ空港から市内中心部まで無料送迎バスでお 送りいたします。第1日目チリのサンティアゴ到着/宿泊第2日目サンティアゴ発 B フォークランド諸島のスタンリー着/乗船/出港第6~8日目南極圏観光(ディテール島とマルゲリーテ湾、南極半島南部)第13~14日目フォークランド諸島に向けて航海第3~5日目南極半島に向けて航海第9~11日目ジェラルシ海峡と南極半島観光第12日目サウスシェトランド諸島観光第15日目  スタンリー入港/下船/発 B サンティアゴ着、解散南極圏と南極半島探検クルーズ 15日間サンティアゴ発着

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