ポセイドン社 2021-22年 南極&北極クルーズ
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皆既日食とフォークランド諸島、サウスジョージア島、南極探検クルーズ 23日間 No.3●詳細日程南米最南端の町・ウシュアイアにようこそ。ウシュアイア空港到着後、ポセイドン社の係員がお出迎えし、指定のホテルに無料送迎いたします。ホテルのチェックインを終えた後は、自由にお過ごしください。町の中心部には、多くの土産屋物店や飲食店がありますので、散策やショッピングなどで楽しみください。午前、自由行動午後、ウシュアイア港に停泊中のシー・スピリットまで送迎いたします。乗船後、このクルーズ中、我が家となる船内を探検します。夕刻、ウシュアイアの町が夕日に染まる頃、いよいよ待ちに待った南極に向けて出港します。多くの野生生物が生息するビーグル水道の美しい風景を眺めながら航行します。フォークランド諸島に向けて南大西洋を航行する際、イルカやクジラとの出会いがあるかもしれません。アホウドリなど多くの海鳥が本船の周りを飛び交いながら、追いかけてきます。これらの素晴らしい海鳥の観察や写真撮影をお楽しみください。本船には、横揺れ防止装置が完備していますので、快適な旅行をお楽しみいただけます。専門スタッフは、ゾディアックボートの利用方法などのオリエンテーションやプレゼンテーションを開催してフォークランド諸島到着に備えます。遠隔の地のフォークランド諸島には、ペンギンやアホウドリなど多くの鳥類が繁殖しており、野鳥観察愛好者にとってはパラダイスです。吹きさらしのこの諸島でのスケジュールは、天候によりますが、いずれかの島での上陸観光を予定しています。さらに諸島の周辺海域では、クジラやイルカを度々見かけることがあります。また、ビーチでは、オットセイやゾウアザラシが良くみられます。また、フォークランド諸島の首都スタンリーに寄港を予定しています。ここは、英国風のチャーミングな町並みが印象的で、海岸に沿っての遊歩道には、フォークランド諸島博物館やガバメントハウス、クライストチャーチ大聖堂、フォークランド紛争追悼記念碑、ギフトショップ、パブなどがあります。また、港では、難破船の残骸を眺める事ができます。サウスジョージア島に向けて航海します。途中、海面からの高さが71mで、塔のように聳える奇岩のシャグ・ロックスを通過します。この岩は、海鳥の繁殖地となっていて、多くの海鳥が岩の周囲を飛び交っています。やがて本船は、南極収束線を越えて南極に入ります。南極条約やバイオセキュリティ(防疫対策)についてのオリエンテーションやプレゼンテーションを開催してサウスジョージア島到着に備えます。サウスジョージア島での日程は、天候や氷の状況により変更を余儀なくされる場合があります。経験豊富な船長とエクスペディション・リーダーが協議しながらその日のスケジュールを調整します。遠隔の地に位置するサウスジョージア島は、野生生物の驚異の世界です。「地球上で最も素晴らしい野生生物が観察できる場所」での見学は安全を最優先にご案内いたします。サウスジョージア島は、雄大な大自然に囲まれた比類のない野生生物の王国です。島には、多くの種類のアホウドリやペンギン、ウミツバメ、アジサシなど一億羽もの鳥類が生息していると言われています。また、ソールズベリー平野やセント・アンドリューズ湾などの海岸には、膨大な数のゾウアザラシやオットセイ、10万羽ものキングペンギン、無数マカロニペンギンなどが生息しています。最近、この島では、ネズミの駆除プログラムが終了し、今後、海鳥の繁殖と豊かな自然が広がるものと期待されています。サウスジョージア島を取り巻く海域には、クジラが増えつつあります。グリトビケンの歴史的な捕鯨基地跡は、サウスジョージア文化遺産信託財団によって運営されています。ここには、偉大な探検家アーネスト・シャクルトンが眠る墓があります。南極滞在中の日々は、数々の思い出に残る上陸観光とゾディアッククルージング、素晴らしい風景や野生生物の見学と写真撮影など驚異と感動の世界を満喫します。また、船内での専門家による興味あふれるプレゼンテーションと美味しいお食事は、南極の旅を一層素晴らしいものにしてくれます。 皆既日食の日が近づくと、サウスジョージア島を出港し、南極に向けて南西に航海します。目標は、皆既日食を観測する為に、完璧な位置に到達する事です。この驚異の天体ショーを観測するために、船長は、皆既帯の中心に向けて本船を進めます。皆既日食は、太陽の全てが月によって隠されることで起こる現象です。皆既日食が起こる場合、月の本影が通る道筋を連続してつなぎ合わせると、細い帯状になります。この帯状のエリアに入ると皆既日食が見られ、皆既帯または皆既食帯、皆既日食帯などとよんでいます。南極での皆既日食は、皆既継続時間が短く、滅多に観察出来ないため、スコシア海の皆既帯の中心に本船を進めます。これによりウェッデル海の流氷が見えるようになり、この素晴らしい天体ショーに極地の雰囲気が加わります。洗練されたアイスチャートと気象予報を活用し、そして幸運を願って。12月4日、早朝、晴天の下、デッキに集まり、地球上で最も原始の世界が残る南極で皆既日食を観察します。日食の魅惑的な光景の後、南極半島に向けて西に航海します。雄大なアホウドリなどの遠洋の海鳥は、この海域では一般的で、本船の屋外デッキや客室の窓、バルコニーからも容易に見る事ができます。また、ウェッデル海から北に向けて流れる巨大な氷山に遭遇するかも知れません。野生味あふれる南極は、予測不可能な天候と氷の状況により航路と活動プログラムが決定されます。まさにこれが南極探検クルーズの醍醐味とも言えます。野生生物の観察、素晴らしい景色、ゾディアックボートでの観光などで南極の魅力を満喫します。世界で最も印象的な風景が広がる南極半島地域では、多くの野生生物を観察する事が出来ます。雪と氷河に覆われた山々に囲まれた湾と水路には、ブルーに輝く美しい氷山や巨大な氷山などが浮かび、写真撮影には最高です。オキアミが豊富に生息する南極海は、クジラとアザラシにとって最高の餌場です。また、沢山のペンギンが生息し巨大な営巣地を形成しています。一方、この地域には、様々な国の南極観測基地があり、中には、ギフトショップと郵便局を兼ね備えた基地もあります。南極の最北端に位置するサウスシェトランド諸島は、南極に到達した際、初めて目にする可能性のある場所です。豊富な野生生物と歴史的遺産がある野生的な趣の美しい島々には、数多くの上陸可能地点があります。その島々の中の一つにエレファント島があります。1915年、アーネスト・シャクルトンが率いる帝国南極横断探検隊は、ウェッデル海の遥か南で流氷のため、エンデュアランス号を失い、このエレファント島でキャンプし、ワイルド岬の海岸から小さな救命ボートでサウスジョージア島に救援を求めて船出したのでした。さらに南には、南極半島があります。広大なゲーラーシェ海峡沿岸には、狭い入り江や素晴らしい景色が広がっています。風光明媚なパラダイス湾などは、南極を象徴するような魅力的な場所です。雪と氷河に覆われた山々、聳え立つ塔のような氷山、採餌中のクジラ、氷山の上で寛ぐアザラシ、賑やかなペンギンの営巣地など、南極は感動に溢れています。狭い海峡の山側の海面には、流氷が散らばり、美しい風景を水面に映し出しています。また、ゲーラーシェ海峡沿岸には、南極随一の美しさを誇るルメール海峡があります。南極で感動の日々を過ごした後、ウシュアイアに向けてドレーク海峡を北上します。専門家によるプレゼンテーションやワークショップを引き続きお楽しみください。スライドショーやフェアウェルディナーで楽しかった南極クルーズを振り返ります。朝食後、エクスペディション・チームに別れを告げて下船です。下船後、ウシュアイア空港或いは、市内中心部まで送迎バスでお送りいたします。第1日目南米最南端のウシュアイア到着第2日目ウシュアイアにて乗船/出港第3日目南大西洋クルーズ第21~22日目ドレーク海峡横断クルーズ第4~6日目フォークランド諸島観光第9~13日目サウスジョージア島観光第16~17日目スコシア海クルーズ第14~15日目スコシア海クルーズ &皆既日食観測第7~8日目南大西洋 & 南極海クルーズウシュアイア発着第23日目ウシュアイア入港/下船第18~20日目サウスシェトランド諸島と南極半島観光14

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