ポセイドン社 2021-22年 南極&北極クルーズ
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スコットランドから北極圏の島々への探検クルーズ 12日間●詳細日程探検クルーズの出発地、スコットランドのエジンバラへようこそ。中世の面影を残す旧市街と新市街の美しい街並みは、ユネスコの世界遺産に登録された豊かな歴史に彩られています。午後、客船シー・スピリットに乗船します。これからしばしの間、わが家となる船内を探検します。夕刻、北大西洋の島々と北極圏のヤンマイエン島、スピッツベルゲン島に向けて出港します。イギリス本土から遠く離れたカークウォールは、オークニー諸島の静かな小さな町で、人々は穏やかな生活を送っています。ここは、1046年に、「オークニーのサガ」が最初に考案された町で豊かな歴史遺産があります。最も有名な建造物は、スコットランド北部の中世建築の傑作と言われる聖マグヌス大聖堂と昔の司教館(the Bishop’s Palace)、伯爵邸の廃墟(Earl’s Palace)です。ツアーでは、聖マグヌス大聖堂と古代の遺跡にご案内いたします。カークウォールを出発し、オークニー諸島最大のメインランド島西部に向かいます。オークニー諸島の緩やかな勾配の景色を通って、新石器時代遺跡の中心地を訪れます。ここには世界遺産に登録された先史時代の考古学遺跡が残っています。ストーンズ・オブ・ステネスの立石群を通り、リング・オブ・ブロッガーの環状列石(the Ring of Brodgar)で停車します。およそ5000年前の巨大な儀式用の環状列石です。その後、5000年の歴史を持つ、スカラ・ブレイ(Skara Brae,)を訪れます。ここには、素晴らしい集合住宅の遺跡があります。150年前、暴風雨によって、砂丘の下から出てきた集合住宅の遺跡をご覧いただけます。考古学遺跡を見学後、首都のカークウォールに戻り、ヴァイキングの統治時代の500年の間に建てられた聖マグヌス大聖堂を見学します。シェトランド諸島のフェア島は、バードウォッチャーにとっては最高の楽園です。この島の豊かな草原と切り立った高い断崖には無数の鳥類が繁殖していて、イギリスのどこの島よりも多い345種もの種が記録されています。島を歩く際、フルマカモメやミツユビカモメ、シロカツオドリ、ニシツノメドリ、シジュウカラ、クロトウゾクカモメなどをご覧いただけるかもしれません。フェロー諸島には、今でも自然が本来の姿のまま残っています。この島では、新緑の丘、明るい海の色、カラフルな家並みやボート、オレンジ色のニシツノメドリの嘴などが風景を忘れがたいものにしてくれます。ツアーでは、中世時代のキルクボール(Kirkjubø)を訪れます。フェロー諸島の文化の中心であったキルクボールには、フェロー諸島の教区が廃止されるまで司教の住居がありました。壊れた聖マグヌス大聖堂がまだこの場所にあります。ゴシックスタイルの聖マグヌス大聖堂の建設は、13世紀後半に始まったと考えられていますが、完成しませんでした。最近の調査で、大聖堂には屋根がついてた事が明らかになりました。司教の宮殿の一部の広い、石の土台の上に立っているロイクストハウン(Roykstovan)は、17世代にわたりキルクボールの農家の家として使用されています。約700年前にノルウェーから流れ着いたと言われる丸太で出来た大きな建物は、伝統的な芝屋根で覆われていて、住宅の室内インテリアは、フェロー諸島の農家の生活様式を反映しています。キルクボールへの往復の際、フェロー諸島西部のコルトゥル島やヘストゥル島、サンドイ島、ヴォーアル島の素晴らしい島々の景色をお楽しみ頂けます。船内でのゲストスピーカーの講演や、屋外から北極の素晴らしい風景や野生生物の観察をお楽しみください。ベーレンベルク山を擁する火山島のヤンマイエン島には定住者はいません。電波航法(LORAN)援助施設と気象観測施設があり、ノルウェー軍とノルウェー気象局の要員が駐在しているのみの無人島です。ヤンマイエン島を代表するフルマカモメやミツユビカモメ、ハシブトウミガラスが険しい崖や斜面で繁殖しています。船内では、北極の野生生物やスピッツベルゲン島の自然についてのプレゼンテーションを予定しています。スヴァールバル諸島は、真の北極の荒野です。ここでは本格的な探検クルーズを楽しみます。天候や氷の状況によりスケジュールの変更を余儀なくされる場合があります。経験豊富な船長とエクスペディション・リーダーが協議しながら、この遠隔の荒野の天候状況を的確に判断しながら、安全を最優先にご案内いたします。長い日照時間を最大限に活用して、上陸観光やゾディアッククルージングで野生生物の観察や景色を堪能します。ホッキョクグマやその他の北極の野生生物はスヴァールバル諸島のいたるところで発見する事ができます。あらゆる機会を利用して素晴らしい野生生物を見学し信じられないほどの美しい景色を堪能します。また、北極探険家の足跡を訪ねます。スピッツベルゲン島の北西部を探検する予定です。素晴らしい極北の風景が広がるこの地域には、多くの野生生物が生息しています。深いフィヨルドや狭い水路は、雪と氷河に覆われた険しい峰々と接しています。多くの氷山は、巨大な氷河から流れ出ています。花々が咲き誇るツンドラの大地では、トナカイが草花を食み、ホッキョクギツネが鳥の繁殖地で卵を狙っています。豊かな海や海岸には、多くの海洋生物が生息しています。北極探険クルーズをより素晴らしいものにするには、探検や捕鯨の歴史、石炭採掘、罠猟師の小屋、歴史的な北極点到達を試みた場所、放棄された極地研究基地などを見学する事です。毎日変化に富んだ美しい風景と野生生物の観察、豪華なお食事、専門家によるプレゼンテーションは、何時までも心に残る思い出となるでしょう。ロングイヤー・ビーエンに入港します。この極北の町には、スヴァールバル博物館やショップ、レストランなどがあります。朝食後、乗組員やエクスペディションスタッフに別れを告げて下船です。下船後、港からロングイヤー・ビーエン空港或いは、町の中心地に送迎いたします。第12日目ロングイヤー・ビーエン入港/下船 No.7第6日目ヤンマイエン島観光第7日目グリーンランド海クルーズ第5日目ノルウェー海クルーズ第1日目エジンバラ、レイス港(スコットランド)乗船/出港第2日目カークウォール観光(スコットランド、オークニー諸島)第4日目トースハウン観光(デンマーク、フェロー諸島)第3日目フェア島観光(スコットランド、シェトランド諸島)第8~11日目スピッツベルゲン島観光エジンバラ発/ロングイヤー・ビーエン着22

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