ポセイドン社 2021-22年 南極&北極クルーズ
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スピッツベルゲン島 一 周探検クルーズ 12日間●詳細日程スピッツベルゲン島のロングイヤー・ビーエンにようこそ。スヴァールバル諸島一周探検クルーズの出発地は、ロングイヤー・ビーエンになります。ロングイヤー・ビーエンに到着後、ポセイドン社指定のホテルに宿泊。ホテルのチェックインを済ませた後は、自由にお過ごしください。この極北の町には、スヴァールバル博物館やショップ、レストランがありますので町の散策をお楽しみください。午前、自由行動(ロングイヤー・ビーエンの休日をお楽しみください)。午後、ロングイヤー・ビーエン港に停泊中のシー・スピリット号まで送迎いたします。乗船後、このクルーズ中、我が家となる船内を探検します。夕刻、大いなる期待を胸に、スヴァールバル諸島一周探検クルーズに向けてロングイヤー・ビーエンを出港します。イスフィヨルドを航行する際、海洋哺乳類との出会いが期待できます。この航海の目標は、スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島を一周する事です。スピッツベルゲン島一周の途中、この素晴らしい北極圏の多くの側面を体験したいと思っています。正確なスケジュールと航路は、天候と氷の状態によります。夏のピーク時には、航海に適した氷の状態が期待できます。また、ホッキョクグマやセイウチなど氷に依存する動物を支えるのに十分な海氷がある事を期待しています。あらゆる角度からスピッツベルゲン島を見る事に加え、この旅程は、スヴァールバル諸島の主要な4つの島のすべてに足を踏み入れる可能性があります。旅程の最初は、多くの手付かずの自然が残る南スピッツベルゲン国立公園で、この公園の中心は、数えきれない程の氷河からの滝が聳え立つ山頂から氷の入り江に流れ落ちる絵のように美しいホルンスン・フィヨルドです。この公園には、ベルンスンドの南岸も含まれており、美しい湾には、木製のボート、小屋、何千ものクジラの骨など歴史的な捕鯨活動の遺跡も見られます。これらの遺跡は、文字通り時間の経過とともに凍りついた遠い過去の光景です。公園全体で、野生生物の目撃の可能性は、常に高いです。また、野生の風景の中で素晴らしいハイキングをお楽しみ頂けます。野生の花々は、この時期に最も咲き誇ります。次の私どもの目的地は、野生生物が豊富な南東スヴァールバル諸島自然保護区です。何百もの無人島を含む原始的で滅多に訪れる事のない荒野です。エッジ島とバレンツ島の大きな島では、固有のスヴァールバルトナカイの生息地で最も密集したツンドラの谷があります。1年のこの時期、トナカイの子どもは急速に成長します。谷は、ガチョウ、ホンケワタガモ、シギなどの地上に巣を作る鳥の重要な繁殖地です。ホッキョクギツネは、巣穴から出てきたばかりの子どもたちの餌を探し求めて広大な風景の中をうろついています。浅く、濁った海は、セイウチの理想的な餌場で、緩やかに傾斜したビーチで休息しています。島内の史跡は、この地域の過去の罠猟や狩猟の時代を垣間見せてくれます。この航海中、私たちは、北西スヴァールバル諸島自然保護区で多くの流氷に遭遇する事を期待しています。この遠隔の孤立した地域では、夏の終わりごろまで氷があり、極地の特徴となっています。この保護区は、スピッツベルゲン島の険しい北西部と、スヴァールバル諸島で2番目に大きい島であるノールアウストランネ島(北東島)全体をカバーしています。ここには、北極圏の素晴らしい不思議の1つである、Bråsvellbreen氷河として知られる45キロメートルの氷の崖に沿って海と出会う大規模なアウストフォンナ(Austfonna)アイスキャップがあります。極地の砂漠環境において、植生の面では殆どサポートされていませんが、アルケフィエッレの壮大な断崖などの繁殖地では、膨大な数の海鳥が生息しています。この氷のような荒野においてホッキョクグマやセイウチに遭遇する可能性は非常に高いです。今年のこの時点で、北極圏の氷の端がノールアウストランネ島(北東島)からそれほど遠くないことを期待しています。ホッキョクグマを観察出来るよう流氷に沿って航海したいと考えています。絶えず変化する流氷に安全を最優先に接近します。最後にスヴァールバル諸島で風光明媚な北西スピッツベルゲン国立公園に到着します。ここでは、鋸状の山脈に囲まれた深いフィヨルドと海岸氷河をご覧いただけます。空は数百万匹のウミガラス、ウミスズメ、ヒメウミスズメいっぱいで、その卵は公園内の小さな島、山腹、海の崖にある無数の繁殖コロニーで孵化しています。また、ベルーガや様々な北極アザラシなどの海洋哺乳類に遭遇する絶好の機会です。また、この信じられないほどの景色と野生生物の活動の中に、スヴァールバル諸島で最も初期のアザラシ猟者と捕鯨者の痕跡が残っています。私たちの航路に沿った人間の居住地は、北極圏の研究者の国際コミュニティの本拠地である旧鉱山町と飛行船基地であったニーオーレスンにあります。ここには、博物館、ギフトショップ、郵便局があり、世界で最も北に位置する集落の一つです。スヴァールバル諸島と極地の氷縁の航路は、北極の多彩な面を見せてくれます。そして、毎日が新鮮で刺激的なものを提供してくれます。素晴らしい北極圏の野生生物に出会ったり、素晴らしい景色を眺めたり、過去の探検の足跡を辿ったりする機会があります。ロングイヤー・ビーエンに入港します。朝食後、エクスペディションスタッフに別れを告げて下船です。下船後、港から空港或いは、町の中心部までお送りいたします。第3~11日目スヴァールバル諸島と氷縁観光第2日目ロングイヤー・ビーエンにて乗船/出港 No.10第12日目ロングイヤー・ビーエン入港/下船第1日目ロングイヤー・ビーエン到着ロングイヤー・ビーエン発着28

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