シルバーシー社 2021-22年 南極
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フォークランド諸島と南極探検クルーズ 17日間 No.724南極探検では、雪に覆われた山々の風景や風と波によって彫刻された氷山などを見学します。南極は、1820年頃まで人類にとって未知の世界でした。南極探検クルーズは、想像を絶するような感動があります。広大な南極半島には、科学研究の最前線となる南極観測基地が点在しています。ユニークな景観と多くの野生生物、人類が南極大陸に与えている影響などを研究しています。巨大な氷山がゆっくりと海流に乗って近づいてきます。ホープベイの氷河から青色の光を放つ氷山が崩落するのを目撃してください。南極半島には、雪と氷に覆われた峰々が広がっています。このユニークな環境の中で何千羽ものアデリーペンギンが営巣しています。サウスシェトランド諸島は、南極条約の管轄下にあり、領土権の主張は凍結されています。大きなゾウアザラシやゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギンも営巣しています。サウスシェトランド諸島で最大のキングジョージ島には、多くの南極観測基地があり、その一部の基地は、年中稼働していて科学者も働いています。壮大なデセプション島の崩壊した火山のカルデラの中心部に向かって航海します。月の景色のようなカルデラ内部でのハイキングを楽しんだり、ペンデュラムコーブで地熱によって温められた海水に浸ったりする事も出来ます。南米大陸に向けて伝説のドレーク海峡を航行します。アホウドリやマダラフルマカモメなどの海鳥が本船の周辺を飛び交いながら追いかけてきます。南米大陸が近づくと今までの白と黒の世界から、緑豊かな世界が広がります。朝、ウシュアイアに入港、朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、港からウシュアイア空港に送迎。空港到着後、搭乗手続。午前、ウシュアイア発、チャーター機にて空路アエロパルケ空港へ。午後、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港に到着。ターンテーブルで機内預けの荷物を受け取った後、午後、市内のアエロパルケ空港発、エセイサ市内のホテル・プラザ・セントラル・カニング経由、エセイサ空港まで送迎。※エセイサ市内のホテルにて18時頃まで休憩した場 合、ホテルから空港への移動は、ホテルのシャトルバ スをご利用ください。ンリーに寄港します。英国の南にある辺境のフォークランド諸島は、パタゴニア地方からも遠く離れ、孤立した場所に位置していますが多くの野生生物が生息しています。港には、錆びた難破船が横たわっています。遠隔の740もの島々は、歴史的に危険な自然をはらんでいます。教会や博物館、イングリッシュパブなどが点在するイギリス風の町並みのポート・スタンリーの散策をお楽しみください。ドレーク海峡を南極大陸に向けて航行します。アホウドリなどの海鳥が本船の周辺を飛び交いながらついてきます。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極に上陸する為の準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションも予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2~3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。南極に近づくと氷山や海を泳ぐペンギン、クジラなどが見え始めるかもしれません。スリル満点の冒険、伝説の物語、完璧な美しさ、エレファント島は、おそらく南極で最も有名な場所です。初期の探険家の功績は、エレファント島を不滅なものにしました。この島は、1916年にアーネスト・シャクルトンとその隊員達がこの島に到着するまでは、本格的な調査や探検は行われませんでした。この不毛の地でのサバイバル物語は、人類史上最も刺激的なものです。エレファント島は、南極探検の伝説として書かれていて、島の氷の領域に到達するとシャクルトンの物語を自分の目で確かめる事が出来ます。驚くほどゆっくりと流れるエンデュランス氷河は、ここに到着すると見る事ができますが、名前は、シャクルトンの探検船「エンデュアランス号」に由来しています。地球上で最も人里離れた、極端で魅惑的な原野、南極の旅のような想像を刺激する航海は殆どありません。南極海峡は、南極半島北端に位置し最初に出会う場所です。南極海峡の名前は、1902年に南極半島とジョインビル島の間の海峡を最初に航行したアンタークティック号の船名に因んでいます。この海峡では、ラーセン棚氷から欠け落ちた壮大なテーブル状の氷山が海流にのってゆっくりと北に向けて流れているのを沢山ご覧いただけます。周囲には、多くのユニークな野生生物が生息しています。ゼンツーペンギンの営巣地では、巣の周りを飛び回るペンギンや頭上をさっと飛び去るマダラフルマカモメなどをご覧頂けます。ブエノスアイレス到着後、お客様ご自身にてシルバーシー社指定のホテルへ移動&宿泊。ホテルのチェックインは、15:00以降となります。早朝、早めの朝食を済ませ、ホテルからシルバーシー社の団体送迎バスで国内線のアエロパルケ空港に移動します。午前、アエロパルケ空港到着後、搭乗手続。午前、ブエノスアイレス発、チャーター機にて空路ウシュアイアへ。午後、ウシュアイア到着後、空港から港へ送迎&乗船手続。世界最南端の町として知られるウシュアイアは、ビーグル水道を一望し、北のマルティアル山脈に囲まれています。遠く離れた場所にも関わらず驚くほど活気にあふれた町で旅行者を楽しませてくれます。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。洋上での日々は、リラックスしてお過ごしください。ジムやスパに行ったり、ホエールウォッチングや読書でお楽しみください。●ウエストポイント島風光明媚なフォークランド諸島の北西にある開拓地では、マユグロアホウドリの巨大な営巣地の鳴き声で迎えられます。ウエストポイント島は、他の野生生物が生息する島からは、遠く離れ孤立しています。この島には、膨大な数の鳥類が繁殖し、僅かの人間とウエストポイント島の牧草地で草をはむ羊の数を圧倒しています。海岸の岩に沿って飛び跳ねるイワトビペンギンや、ここに数多く生息しているキバナウをご覧いただけます。探検中にマゼランペンギンに出会うかもしれません。●サンダース島遠く離れた野性味あふれるサンダース島は、今ではたくさんの羊の緑豊かな放牧地となっていますが、ゾウアザラシからギンカイツブリやミナミカマイルカにいたるまで珍しい野生生物に出会うことが出来る驚くべき島です。ビーチと砂丘によって最もドラマチックな景色を作り出している諸島で4番目に大きなサンダース島は、キングペンギンの営巣地など、鳥類の生息地です。ペンギンの営巣地はにぎやかで、ゼンツーペンギンやイワトビペンギン、マゼランペンギンが水浴びをしたり、岩の上によじ登ったりしているのが見られます。美しい自然と多様性あふれる野生生物の観察が出来るフォークランド諸島の首都ポート・スタ■詳細日程第1日目ブエノスアイレス到着第7日目エレファント島観光第6日目ドレーク海峡横断クルーズ第3日目南大西洋クルーズ第14日目サウスシェトランド諸島観光第8日目南極海峡観光第2日目ブエノスアイレス発 B ウシュアイア着/乗船/出港第15~16日目ドレーク海峡横断クルーズ第17日目 ウシュアイア入港/下船/発 B ブエノスアイレス着第4日目フォークランド諸島、ウエストポイント島とサンダース島観光第5日目フォークランド諸島、ポート・スタンリー観光第9~13日目南極半島観光ブエノスアイレス発着
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