シルバーシー社 2021-22年 南極
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サウスジョージア島と南極探検クルーズ 18日間 No.8ブエノスアイレス発着26がゆっくりと海流に乗って近づいてきます。ホープベイの氷河から青色の光を放つ氷山が崩落するのを目撃してください。南極半島には、雪と氷に覆われた峰々が広がっています。このユニークな環境の中で何千羽ものアデリーペンギンが営巣しています。サウスシェトランド諸島は、南極条約の管轄下にあり、領土権の主張は凍結されています。ここには、数か国が南極観測基地を設けています。大きなゾウアザラシやゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギンも営巣しています。サウスシェトランド諸島で最大のキングジョージ島には、多くの南極観測基地があり、その一部の基地は、年中稼働していて科学者も働いています。デセプション島の壮大な崩壊した火山のカルデラの中心部に向かって進みます。月の景色のようなカルデラ内部でのハイキングを楽しんだり、ペンデュラムコーブで地熱によって温められた海水に浸ったりする事も出来ます。一方、エレファント島は、アーネスト・シャクルトンと沈没したエンデュアランス号の乗組員が1916年の厳しい南極の冬を奇跡的に生き残った場所として伝説の南極探検記に詳しく書かれています。この信じられないほどの雄大な氷の王国を訪れサウスシェトランド諸島が南極の宝石と称えられる理由を見つけだしてください。南米大陸に向けて伝説のドレーク海峡を航行します。ビーグル水道を目指し航海が続きます。南米大陸が近づくにつれ、今までの白と黒の世界から、緑豊かな世界が広がります。朝、ウシュアイアに入港、朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、港からウシュアイア空港に送迎。空港到着後、搭乗手続。午前、ウシュアイア発、チャーター機にて空路アエロパルケ空港へ。午後、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港に到着。ターンテーブルで機内預けの荷物を受け取った後、午後、市内のアエロパルケ空港発、エセイサ市内のホテル・プラザ・セントラル・カニング経由、エセイサ空港まで送迎。※エセイサ市内のホテルにて18時頃まで休憩した場 合、ホテルから空港への移動は、ホテルのシャトルバ スをご利用ください。デュアランス号は、氷に押しつぶされて氷の下に沈没しました。隊員達は、浮氷上で数ヶ月キャンプをしましたが、氷が割れたため救命艇でエレファント島に避難しました。1916年4月、シャクルトンと5名の隊員が、救助を求めて小さな救命艇で荒れ狂う南極海を1,500km航海し、サウスジョージア島に到達しました。そして、険しい山岳地帯を36時間かけて横断し、ストロムネスの捕鯨基地に辿り着き、1916年8月末、エレファント島に残されていた隊員達を無事に救助することができました。伝説の使命を記念する博物館があり、サウスジョージア島に眠る偉大な探検家シャクルトンの墓を訪れることができます。サウスジョージア島には、10万羽ものキングペンギンの営巣地があります。マカロニペンギンのような小さなペンギンや風に乗って滑空するワタリアホウドリが繁殖しています。南極半島の南極海峡に向けて航行します。終日航海日には、のんびりとお過ごしください。屋外デッキで本船の周りを飛び交う海鳥の観察やホエールウォッチングを楽しんだり、プレゼンテーションを聴講したり、図書室で読書を楽しんだり、ジムで汗を流したり、スパでリラックスしてお過ごしください。南極海峡は、南極半島北端に位置し最初に出会う場所です。南極海峡の名前は、1902年に南極半島とジョインビル島の間の海峡を最初に航行したアンタークティック号の船名に因んでいます。この海峡では、ラーセン棚氷から欠け落ちた壮大なテーブル状の氷山が海流にのってゆっくりと北に向けて流れているのを沢山ご覧いただけます。周囲には、多くのユニークな野生生物が生息しています。ゼンツーペンギンの営巣地では、巣の周りを飛び回るペンギンや頭上をさっと飛び去るマダラフルマカモメなどをご覧頂けます。南極探検では、雪に覆われた峰々の風景や風と波によって彫刻された氷山などを見学します。南極は、1820年頃まで人類にとって未知の世界でした。南極探検クルーズは、想像を絶するような感動があります。広大な南極半島には、科学研究の最前線となる南極観測基地が点在しています。ユニークな景観と多くの野生生物、人類が南極大陸に与えている影響などを研究しています。巨大な氷山ブエノスアイレス到着後、お客様ご自身にてシルバーシー社指定のホテルへ移動&宿泊。ホテルのチェックインは、15:00以降となります。早朝、早めの朝食を済ませ、ホテルからシルバーシー社の団体送迎バスで国内線のアエロパルケ空港に移動します。午前、アエロパルケ空港到着後、搭乗手続。午前、ブエノスアイレス発、チャーター機にて空路ウシュアイアへ。午後、ウシュアイア到着後、空港から港へ送迎&乗船手続。世界最南端の町として知られるウシュアイアは、ビーグル水道を一望し、北のマルティアル山脈に囲まれています。遠く離れた場所にも関わらず驚くほど活気にあふれた町で旅行者を楽しませてくれます。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。サウスジョージア島に向けて航行します。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、ゾディアックボートの利用方法、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極に上陸する為の準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションを行い、サウスジョージア島到着に備えます。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線(南極前線と呼ぶこともある)を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2~3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。やがてサウスジョージア島の峰々が見えてきます。雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシや膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっています。亜南極に位置するイギリスの海外領土であるサウスジョージア島には、いくつもの捕鯨基地がありました。私たちは捕鯨基地跡を訪れる予定です。今日、クジラは、冷たい海を自由に泳いでいます。エンデュアランス号は、シャクルトン率いる帝国南極横断探検隊を乗せて、イギリスのプリマスを出港。ブエノスアイレスに短期間停泊した後、サウスジョージア島のグリトビケンに寄港し、12月5日に南極大陸に向けて出港しました。1915年2月末頃にウェッデル海で氷につかまってしまいました。同年11月21日、エン■詳細日程第1日目ブエノスアイレス到着第15日目サウスシェトランド諸島観光第12日目南極海峡観光第3~5日目ドレーク海峡 & スコシア海クルーズ第6~9日目サウスジョージア島観光第2日目ブエノスアイレス発 B ウシュアイア着/乗船/出港第16~17日目ドレーク海峡横断クルーズ第10~11日目ドレーク海峡クルーズ第13~14日目南極半島観光第18日目  ウシュアイア入港/下船/発 B ブエノスアイレス着

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