シルバーシー社 2021-22年 南極
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サウスジョージア島と南極探検クルーズ 18日間 No.9プンタ・アレナス発/ブエノスアイレス着28景観と多くの野生生物、人類が南極大陸に与えている影響などを研究しています。巨大な氷山がゆっくりと海流に乗って近づいてきます。ホープベイの氷河から青色の光を放つ氷山が崩落するのを目撃してください。南極半島には、雪と氷に覆われた峰々が広がっています。このユニークな環境の中で何千羽ものアデリーペンギンが営巣しています。サウスシェトランド諸島は、南極条約の管轄下にあり、領土権の主張は凍結されています。ここには、数か国が南極観測基地を設けていてます。ゾウアザラシやゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギンも営巣しています。サウスシェトランド諸島で最大のキングジョージ島には、多くの南極観測基地があり、その一部の基地は、年中稼働していて科学者も働いています。壮大なデセプション島の崩壊した火山のカルデラの中心部に向かって航海します。月の景色のようなカルデラ内部でのハイキングを楽しんだり、ペンデュラムコーブで地熱によって温められた海水に浸ったりする事も出来ます。この信じられないほどの雄大な氷の王国を訪れサウスシェトランド諸島が南極の宝石と称えられる理由を見つけだしてください。南米大陸に向けて伝説のドレーク海峡を航行します。ビーグル水道を目指し航海が続きます。南米大陸が近づくにつれ、今までの白と黒の世界から、緑豊かな世界が広がります。朝、ウシュアイアに入港、朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、港からウシュアイア空港に送迎。空港到着後、搭乗手続。午前、ウシュアイア発、チャーター機にて空路アエロパルケ空港へ。午後、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港に到着。ターンテーブルで機内預けの荷物を受け取った後、午後、市内のアエロパルケ空港発、エセイサ市内のホテル・プラザ・セントラル・カニング経由、エセイサ空港まで送迎。※エセイサ市内のホテルにて18時頃まで休憩した場 合、ホテルから空港への移動は、ホテルのシャトルバ スをご利用ください。隊員達は、浮氷上で数ヶ月キャンプをしましたが、氷が割れたため救命艇でエレファント島に避難しました。1916年4月、シャクルトンと5名の隊員が、救助を求めて小さな救命艇で荒れ狂う南極海を1,500km航海し、サウスジョージア島に到達しました。そして、険しい山岳地帯を36時間かけて横断し、ストロムネスの捕鯨基地に辿り着き、1916年8月末、エレファント島に残されていた隊員達を無事に救助することができました。グリトビケンでは、伝説の使命を記念する博物館と偉大な探検家シャクルトンの墓を訪れることができます。サウスジョージア島には、10万羽ものキングペンギンの営巣地があります。マカロニペンギンのような小さなペンギンや風に乗って滑空するワタリアホウドリが繁殖しています。エレファント島に向けて航行します。屋外デッキで本船の周りを飛び交う海鳥の観察やホエールウォッチングを楽しんだり、プレゼンテーションを聴講したり、図書室で読書を楽しんだりしてお過ごしください。スリル満点の冒険、伝説の物語、完璧な美しさ、エレファント島は、おそらく南極で最も有名な場所です。初期の探険家の功績は、エレファント島を不滅にしました。この島は、1916年にアーネスト・シャクルトンとその隊員がこの島に到達するまでは、本格的に調査・探検されませんでした。この不毛の地でのサバイバル物語は、人類史上最も刺激的なものです。エレファント島は、南極探検の伝説として書かれていて、島の氷の領域に到達するとシャクルトンの物語を自分の目で確かめる事が出来ます。驚くほどゆっくりと流れるエンデュランス氷河は、ここに到着すると見る事ができますが、名前は、シャクルトンの探検船「エンデュランス号」に由来しています。南極探検では、雪に覆われた山々の風景や風と波によって彫刻された氷山などを見学します。南極は、1820年頃まで人類にとって未知の世界でしたが、南極探検クルーズは、想像を絶するような感動があります。広大な南極半島には、科学研究の最前線となる南極観測基地が点在しています。ユニークなチリのプンタ・アレナス到着後、お客様ご自身でシルバーシー社指定のホテルに移動。ホテルのチェックインは、午後3時以降になります。プンタ・アレナスは、風が強く、荒れた島々の土地で、南極からの影響を受けた氷河、フィヨルドと山々が印象的なパタゴニア地方に位置しています。ドレーク海峡の向こうには、壮大な冒険と探検が待ち受けています。プンタ・アレナスは、1916年にエレファント島から救助されたアーネスト・シャクルトンとエンデュアランス号の乗組員を歓迎しました。午後、乗船手続。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてプンタ・アレナスを出港します。サウスジョージア島に向けて航海します。アホウドリなどの海鳥が本船の周りを飛び交いながらついてきます。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極に上陸するための準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションも予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2~3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシや膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっています。亜南極に位置するイギリスの海外領土であるサウスジョージア島には、いくつもの捕鯨基地がありました。この探検クルーズでは、捕鯨基地跡を訪れる予定です。今日、クジラは、冷たい海を自由に泳いでいます。エンデュアランス号は、シャクルトン率いる帝国南極横断探検隊を乗せて、イギリスのプリマスを出港。ブエノスアイレスに短期間停泊した後、サウスジョージア島のグリトビケンに寄港し、12月5日に南極大陸に向けて出港しました。1915年2月末頃にウェッデル海で氷につかまってしまいました。同年11月21日、エンデュアランス号は、氷に押しつぶされて氷の下に沈没しました。■詳細日程第1日目チリのプンタ・アレナス到着第15日目サウスシェトランド諸島観光第11日目エレファント島観光第3~5日目南大西洋&ドレーク海峡クルーズ第6~8日目サウスジョージア島観光第2日目プンタ・アレナス出港第16~17日目ドレーク海峡横断クルーズ第9~10日目ドレーク海峡クルーズ第12~14日目南極半島観光第18日目  ウシュアイア入港/下船/発 B ブエノスアイレス着

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