シルバーシー社 2021-22年 南極
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フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 20日間 No.1030サウスジョージア島に向けて航海します。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極到着に備えて準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションも予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2~3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。サウスジョージア島に近づくと海を泳ぐキングペンギンやクジラなどが見え始めるかもしれません。雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシや膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっています。亜南極に位置するイギリスの海外領土であるサウスジョージア島には、いくつもの捕鯨基地がありました。今回の探険クルーズでも捕鯨基地跡を訪れる予定です。シャクルトンの帝国南極横断探検隊は、サウスジョージア島のグリトビケンを1914年12月5日、28人の乗組員を乗せて南極大陸に出港。1915年2月末頃、ウェッデル海で流氷につかまってしまいました。1915年11月21日、エンデュアランス号は、氷に押しつぶされて、氷の下に沈没。隊員達は、浮氷上でキャンプを行いましたが、浮氷が割れたため、救命艇でエレファント島に避難。1916年4月、シャクルトンと5名の隊員が、救助を求めて小さな救命艇で荒れトビペンギン、アザラシ、アホウドリなどが繁殖し、野生生物の聖域となっています。そこには、側頭部の耳の周辺がオレンジ色のキングペンギンなど5種類のペンギンが繁殖しています。アシカ、アザラシ、ゾウアザラシは、海岸で吠えながら動き回り、海では、シャチがパトロールをし、ミナミカマイルカが波をきって泳いでいます。●ウエストポイント島風光明媚なフォークランド諸島の北西にある開拓地では、マユグロアホウドリの巨大な営巣地の鳴き声で迎えられます。実際、ウエストポイント島は、他の野生生物が生息する島からは、遠く離れ孤立しています。この島には、膨大な数の鳥類が生息し、僅かな人間とウエストポイント島の牧草地で草をはむ羊の数を圧倒しています。海岸の岩に沿って飛び跳ねるイワトビペンギンや、ここに数多く生息しているキバナウをご覧いただけます。探検中にマゼランペンギンに出会うかもしれません。美しい自然と多様性あふれる野生生物の観察が出来るフォークランド諸島の首都ポート・スタンリーに寄港します。英国の南にある小さな辺境の英国領、フォークランド諸島は、近くのパタゴニア地方からも遠く離れ、孤立した場所にあるため、多くの野生生物が生息しています。遠隔の740もの島々は、歴史的にも自然の危険をはらんでいます。教会や博物館、イングリッシュパブなどが点在するイギリス風の町並みのスタンリーの散策をお楽しみください。ブエノスアイレス到着後、お客様ご自身にてシルバーシー社指定のホテルへ移動&宿泊。ホテルのチェックインは、15:00以降となります。早朝、早めの朝食を済ませ、ホテルからシルバーシー社の団体送迎バスで国内線のアエロパルケ空港に移動します。午前、アエロパルケ空港到着後、搭乗手続。午前、ブエノスアイレス発、チャーター機にて空路ウシュアイアへ。午後、ウシュアイア到着後、空港から港へ送迎&乗船手続。世界最南端の町として知られるウシュアイアは、ビーグル水道を一望し、北のマルティアル山脈に囲まれています。遠く離れた場所にも関わらず驚くほど活気にあふれた町で旅行者を楽しませてくれます。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。ジムやスパでリラックスしたり、屋外デッキでホエールウォッチングや図書室で読書などをお楽しみください。●ニューアイランド遠隔のニューアイランドは、フォークランド諸島の西に位置しています。この島の人口は僅かですが、荒涼とした海岸に沿って繁殖する膨大な数の鳥類に圧倒されます。南大西洋に位置する荒野の島には、沢山のイワ■詳細日程第1日目ブエノスアイレス到着第3日目南大西洋クルーズ第2日目ブエノスアイレス発 B ウシュアイア着/乗船/出港第4日目フォークランド諸島、ニューアイランド&ウエストポイント島観光第5日目フォークランド諸島、ポート・スタンリー観光第8~10日目サウスジョージア島観光31ページに続くブエノスアイレス発着第6~7日目南大西洋&南極海クルーズ

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