シルバーシー社 2021-22年 南極
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位置し最初に出会う場所です。南極海峡の名前は、1902年に南極半島とジョインビル島の間の海峡を最初に航行したアンタークティック号の船名に因んでいます。この海峡では、ラーセン棚氷から欠け落ちた壮大なテーブル状の氷山が海流にのってゆっくりと北に向けて流れているのを沢山ご覧いただけます。周囲には、多くのユニークな野生生物が生息しています。ゼンツーペンギンの営巣地では、巣の周りを跳び回るペンギンや頭上をさっと飛び去るマダラフルマカモメなどをご覧頂けます。南極半島は、この手付かずの領域を探検しようとする冒険者に手を差し伸べるように南米大陸に向かって伸びています。南極半島は、フエゴ諸島から僅か1,000㎞の距離に位置しています。南極探検では、雪に覆われた峰々の風景や風と波によって彫刻された氷山などを見学します。南極は、1820年頃まで人類にとって未知の世界でした。南極探検クルーズは、想像を絶するような感動があります。広大な南極半島には、科学研究の最前線となる南極観測基地が点在しています。ユニークな景観と多くの野生生物、人類が南極大陸に与えている影響などを研究しています。巨大な氷山がゆっくりと海流に乗って近づいてきます。ホープベイの氷河が崩落するのを目撃してください。南極半島には、雪と氷に覆われた峰々が広がっています。このユニークな環境の中で何千羽ものアデリーペンギンが営巣しています。南極半島の北西端付近に位置し、ブランズフィールド海峡によって隔てられたサウスシェトランド諸島は、南極条約の管轄下にあり、領土権の主張は凍結されています。ここには、数か国が南極観測基地を設けています。ゾウアザラシやゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギンも営巣しています。サウスシェトランド諸島で最大のキングジョージ島には、多くの南極観測基地があり、その一部の基地は、年中稼働していて科学者も働いています。壮大なデセプション島の崩壊した火山のカルデラの中心部に向かって航海します。月の景色のようなカルデラ内部でのハイキングを楽しんだり、ペンデュラムコーブで地熱によって温められた海水に浸ったりする事も出来ます。この信じられないほどの雄大な氷の王国を訪れサウスシェトランド諸島が南極の宝石と称えられる理由を見つけだしてください。南極大陸に別れを告げて南米大陸に向けて航海します。伝説のホーン岬沖が見えてくると、今までの白と黒の世界から、緑豊かな世界が広がります。ビーグル水道からウシュアイアを目指して航海します。朝、ウシュアイアに入港、朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、港からウシュアイア空港に送迎。空港到着後、搭乗手続。午前、ウシュアイア発、チャーター機にて空路アエロパルケ空港へ。午後、ブエノスアイレスのアエロパルケ空港に到着。ターンテーブルで機内預けの荷物を受け取った後、午後、市内のアエロパルケ空港発、エセイサ市内のホテル・プラザ・セントラル・カニング経由、エセイサ空港まで送迎。※エセイサ市内のホテルにて18時頃まで休憩した場 合、ホテルから空港への移動は、ホテルのシャトルバ スをご利用ください。狂う南極海を1500km航海してサウスジョージア島に到達。そして、険しい山岳地帯を36時間かけて横断してストロムネスの捕鯨基地に辿り着き、1916年8月末、エレファント島に残されていた隊員達を無事に救助する事が出来ました。グリトビケンには、伝説の使命を記念する博物館と偉大な探検家シャクルトンの墓があります。サウスジョージア島には、10万羽ものキングペンギンの営巣地が広がっています。マカロニペンギンのような小さなペンギン種や風に乗って滑空するワタリアホウドリも繁殖しています。サウスジョージア島での感動的な日々を過ごした後、船内でゆっくりとお過ごしください。スリル満点の冒険、伝説の物語、完璧な美しさ、エレファント島は、おそらく南極で最も有名な場所です。初期の探険家の功績は、人類の歴史上、エレファント島を不滅なものにしました。この島は、1916年にアーネスト・シャクルトンとその隊員がこの島に到達するまで本格的に探検されませんでした。この不毛の地でのサバイバル物語は、人類史上の最も刺激的な物語です。エレファント島は、南極探検の伝説として書かれていて、島の氷の領域に到達するとシャクルトンの物語を自分の目で確かめる事が出来ます。地球上で最も人里離れた、極端で魅惑的な原野、南極の旅のような想像を刺激する航海は殆どありません。最も純粋な形での冒険で、南極のモノクロ風景の雄大な美しさを直に体験できる幸運に恵まれた人間はほんの一握りの人々だけです。南極海峡は、南極半島の北端に312021~2022 SILVERSEA ANTARCTICA CRUISES 第14日目南極海峡観光第17日目サウスシェトランド諸島観光第18~19日目ドレーク海峡横断クルーズ第20日目  ウシュアイア入港/下船/発 B ブエノスアイレス着第15~16日目南極半島観光フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 20日間 No.10■詳細日程第13日目エレファント島観光第11~12日目スコシア海クルーズブエノスアイレス発着

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