クォーク社 2022年 北極
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●「高緯度北極の冒険」にご参加のお客様は、ロシアの査証(ビザ)が必要となります。ロシアのビザ代実費及び取得手続手数料は、クルーズ代金には含まれておりません。別途お支払いいただきます。ロシアビザ取得に必要な書類(取得までに日数がかかりますので、お早目にご提出ください) (1)パスポート(日本帰国時6ヶ月以上有効なもの) ※パスポート未使用査証欄/見開きで2頁以上必要 (2)カラー写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm) ※背景無地の証明写真で3ヶ月以内に撮影されたもの (3)ビザ申請から受領まで2週間以上の期間がある場合は無料 但し、それ以外は有料 ※詳細はお問い合わせください。 (4)査証(ビザ)代取得手続き手数料/4,400円フィンランドの首都ヘルシンキに到着。クォーク社指定の空港ホテルにチェックイン&宿泊。空港からホテルまでは、徒歩5分の距離です。午前、ヘルシンキからチャーター機にて空路ロシアのムルマンスクに向かいます。午後、ムルマンスク到着後、入国・通関手続。手続終了後、空港から港まで送迎します。港に到着後、乗船手続。夕刻、いよいよ待ちに待った高緯度北極の冒険最果てのロシア群島探検クルーズにムルマンスクを出港します。1590年代にノヴァヤゼムリャへ2回の探検隊を率いたオランダの探検家ウィレム・バレンツにちなんで命名されたバレンツ海を航海します。エクスペディション・チームは、これからの探険の準備を始めます。地域の歴史と政治、野生生物、地質、生態、上陸予定地や観光ポイントなどについて学びます。エクスペディション・スタッフは、本船の周りを飛び交うミツユビカモメやトウゾクカモメ、フルマカモメなどの観測を続けます。この海域は、生物学的に豊かで、クジラやアザラシなども目撃できる可能性があります。ユーラシア北極諸島最大の島で、滅多に訪れる事の出来ないノヴァヤゼムリャは、ヨーロッパで3番目に大きな荒野です。一見、長くて細い島は、南北2つの大きな島から成っています。北島(セヴェルヌィ島)と南島(ユージヌィ島)は、幅2~3kmのマトチキン海峡で隔てられています。これらの島々は、巨大な死火山で雪に覆われた非常に険しい崖など北極独特の美しさを誇っています。バレンツ海で最も孤立した山岳地帯です。ノヴァヤゼムリャを探検する際、毎日新しい冒険が期待出来ます。天候と氷の状況によりそれぞれの探険はユニークになりますが、私達が訪れようとする予定地は次のような場所です。イノストランツェワ氷河(Inostrantseva)、オランスキー諸島(Oransky)、ジェラーニヤ岬、スポーリー・ナヴァロック岬(Cape Spory Navalok)およびルスカヤ・ガバン(Russkaya Gavan)などです。イノストランツェワ氷河は、列島全体の中で最も美しい氷河の一つで、素朴な荒野に息を飲むような美しいパノラマが広がっています。条件が許せば、海岸線の探険或いは、安全な距離を保ちながら、氷河の正面をゾディアッククルージングをする予定です。おそらく崩落の瞬間を目の当たりにする事ができるかも知れません。また、断崖に小さな繁殖地を持つハシブトウミガラスをご覧いただけます。北島(セヴェルヌィ島)の東側には、オランスキー諸島があります。ここは野生生物が豊富で様々な動物が生息し、植物も繁殖しています。過去の探険クルーズの際には、セイウチを目撃する事が出来ました。北極の巨大な鰭足類(ききゃくるい)は、騒々しく、海岸線にお気に入りの場所を確保しています。今回の探険クルーズでは、ホッキョクグマやクジラ、多くの海鳥をご覧いただける可能性があります。極地探検の重要な場所であるノヴァヤゼムリャには、有名な探検家の足跡が残っています。ノヴァヤゼムリャに別れを告げて遥か東のカラ海に向けて航海します。シベリアの沖合、アジアの海の最西端のカラ海は、一年の内、夏の2ヶ月以外は氷に閉ざされるため、北極の「氷貯蔵室」として知られています。幸運にも氷の状態が良ければ象徴的な北極の野生生物の生息地を訪れる事ができます。そこには、いくつかの上陸地や小さな群島があります。私達は、北東航路を探索した極地探検家の足跡を辿りながらシベリア沿岸に沿って航行しま34 No.9最果てのロシア高緯度北極圏探検クルーズ 22日間チャーター機では、「機内預けの手荷物」と「機内持込み手荷物」の重量が厳しく制限をされています。許容量を超えての持ち込みは、安全規制のためお預かりできません。予めご了承ください。今回のチャーター機の荷物許容量は、「機内預けの手荷物:20kg」、「機内持込み手荷物:5kg」です。■チャーター機の無料手荷物許容量のご案内●詳細日程第3~4日目バレンツ海クルーズ第5~7日目ノヴァヤゼムリャ観光39ページに続くヘルシンキ発着第1日目ヘルシンキ(フィンランド)に到着第2日目ヘルシンキ発 B ムルマンスク着/乗船/出港第8~13日目カラ海とセヴェルナヤ・ゼムリャ諸島観光

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