ALE社 2021-22 南極大陸の旅
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●活動レベル「非常に激しい」この旅行には、南極の最も遠隔地でのスキーや登山での探検が含まれます。そこでは、生理学的高度が何日も連続して3350mを超え、気温が-40°Cを下回ることがあります。激しい風と嵐と寒さ。 一日の行進活動が9時間になる事も、または、何日も連続して重い荷物を運ぶ事もあります。精神的なスタミナをカバーする身体能力が必要です。技術的なスキル、高レベルの強度とエアロビックスフィットネス(有酸素運動)、および旅行前に長期間のトレーニングを必要とします。①1日最大9時間のスキー②生理学的な高度3350mで30㎏のそりを引きます③-25℃~-40℃の範囲、風により-50度になる場合もあります すべての探検と同様、成功は、チームの努力であり、皆でテントを張って食事の準備を手伝います。 米国のアムンゼン・スコット基地は、24km離れた所からでも見る事が出来ますが、最後の24kmは、長く感じる事があり、さらに1~2日かかります。フィールドキャンプ泊南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊 ユニオングレーシャー・ベースキャンプに数日間滞在し、衣類と装備のテストをし、チームと一緒にキャンプ外でのミニ探検でそり運搬の練習を行います。その後、そりを梱包して出発の準備を整えます。第2~3日目探検前の準備 南に向けて旅を続けると、毎日より長い時間スキーをして寒さと高度に順応し始めます。 ここの標高は、2835mですが、極では、気圧が低いため、体にとっては、3200mのように感じられます。探検中、呼吸とスタミナに対する高度の影響に気付くでしょう。この旅は肉体的に厳しいです。 そりの重さは約30kgで、雪原は、風によって彫刻されてサスツルギと呼ばれる急な雪原になり、挑戦が難しくなります。ゆっくりと順応することで、チームに成功のチャンスがやってきます。 典型的な1日は、8時の朝食から始まり、チームは、午前10時までに荷物をまとめてスキーを始めます。一連のスキーの行進は、1時間ごとに短い休憩と軽食のために5~10分間の休憩をとります。午後7時頃に行進を終えて、キャンプの設営をおこない、一緒に夕食を楽しみます。第5~9日目南極点に向けてスキーフィールドキャンプ泊 スキー装着の飛行機で、南極点から111㎞に位置する南緯89度に飛行します。航空機が視界から消えると、周囲を取り巻く厳しい美しさと空虚さに感動するでしょう。あらゆる方向に雪と広い地平線があるだけで何もありません。 最初の夜にキャンプを設営する前に、短い距離のスキーを行います。標高が高い場所に到着したばかりなので、この最初のスキーでは、ペースが遅いと思います。第4日目南緯89度まで飛行南極点でのキャンプ泊 目標に向けて最後の一歩を踏み出し、地球上で最も南の地点である地理上の南極点に到達します。ここでは、足の下で、360度の経線がすべて収束します。また、氷の厚さはほぼ3000mです。 自身の力で南極点に到達したことの満足感を感じ、100年以上前にはこの地に立った探検家がどのように感じたか想像してみてください。風の音と、あらゆる方向が北に伸び、果てしなく広がる白い世界です。 スキー装着の飛行機が私たち迎えに来るまで、南極点で一晩のキャンプすることができます。南極点は南極特別管理地域(ASMA#5)です。南極点にいる間は、南極条約・環境保護に関する南極条約議定書を尊重してください。第10日目南極点に到達 朝、宿泊ホテルに電話で、南極の最新情報をお伝えいたします。もし、気象状況が良ければバスにてホテルにお迎えに参ります。事前にホテルのチェックアウトをお済ませの上、ホテルのロビーにてお待ちください。 プンタ・アレナス空港から南極のユニオングレーシャーのブルーアイス滑走路までチャーター機で約4時間15分の飛行です。ドレーク海峡を越え、南極半島の西側からエルズワース山脈の尾根に沿って飛行します。南極大陸に第一歩を踏み出すユニオングレーシャーのブルーアイス滑走路に着陸します。 特別仕様のバンに乗り込み、ベースキャンプまで8kmの道のりを移動します。その後、フレンドリーなスタッフがキャンプのツアーを行いテントまでご案内します。※予定された飛行の日に出発出来るよう最善を尽くしますが、南極大陸  への旅行では、遅延がよくあることをご理解ください。すべての飛行 は、プンタ・アレナスの天候、飛行機の機体状況、南極大陸の気象状況 によります。ALE社のスタッフは密接に連絡をとりありながら、飛行機 の運航について最新情報をお伝えいたします。南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊第1日目南極大陸への飛行■詳細日程プンタ・アレナス泊 天候と機体状況、滑走路の状態が良ければ、チリのプンタ・アレナスからのチャーター機がユニオングレーシャーのブルーアイス滑走路に到着します。チャーター機に搭乗し、南極大陸を後にします。プンタ・アレナス空港では、ALE社のスタッフがお出迎えし、ホテルへお送りいたします。※ご帰国の際、お客様のフライト時間に合わせ、ALE社のスタッフがホテル からプンタ・アレナス空港まで送迎いたします。第12日目プンタ・アレナスへの帰還南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊 フィールドスタッフはユニオングレーシャー・ベースキャンプと密接に連絡を取り合い帰還するための天候状況を確認します。帰還のフライトに応じて、南極点キャンプあるいは、ユニオングレーシャー・ベースキャンプで、南極点到達のお祝いのディナーが用意されます。 スキー・ラスト・デグリー探検を記念した証明書を受け取り、南極大陸を離れる前に少なくとも1日は、ユニオングレーシャーキャンプを探索する事が出来ます。第11日目ユニオングレーシャー・ベースキャンプに帰還 No.11南緯89度から南極点へ、最後の1度(111km)をスキーで到達する旅プンタ・アレナス発着30

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