ALE社 2025-26 南極大陸への旅
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7天候や滑走路の状況など運航条件が整った場合、プンタアレナスからのチャーター機がブルーアイス滑走路に到着します。その後、お客様はツインオッター機に搭乗し、約15分の飛行でユニオングレーシャーへ向かいます。到着後、帰りのお客様は航空機へ搭乗し、チリのプンタアレナスへ戻ります。プンタアレナスでは、ALEスタッフが空港でお迎えし、お客様をホテルまでご案内いたします。プンタアレナス泊1南極フライト出発日、プンタアレナス空港ではお客様ご自身で、フライトチェックイン及びセキュリティ通過をお済ませください。南極チャーター機に搭乗し、空路、南極へ約4時間のフライトです。飛行ルートは、ドレーク海峡を越え、南極半島の西側、エルズワース山脈の尾根に沿って飛行し、ユニオン氷河のブルーアイス滑走路に着陸します。そして南極大陸での第一歩を踏み出します。航空機を降り、メインキャンプ場まで8kmを特別仕様のバンでお送りいたします。キャンプ場に到着すると、先ずはスタッフがウェルカムツアーを行い、スリーグレーシャーズリトリートへの移動準備をします。準備が整いましたら、旅の最終区間に向けツインオッター機に乗り、景色を楽しみながら約15分間のフライトでスリーグレーシャーズリトリートを目指します。到着後、シャンパンで南極到着をお祝いし、プライベートスイートでごゆっくりお過ごしください。その間、当社のシェフは特別なウェルカムディナーの最後の仕上げをしています。〈ご案内〉天候によりスリーグレーシャーズリトリートへのフライトが運航できない場合、陸路での移動となる可能性もございます。また、天候状況が改善するまでユニオングレーシャーキャンプで1泊する場合もあります。予めご了承ください。地球最南端グランピング:南極点オーバーナイトの旅プンタアレナス発着スリーグレーシャーズリトリート泊スリーグレーシャーズリトリート泊スリーグレーシャーズリトリート泊この南極旅行は、南極への玄関口とも知られるチリのプンタアレナスから始まります。南極フライト出発前には、いくつか手続きを完了する必要があります。そのため旅行参加者は、南極フライト日(日程1日目)の少なくとも3日前までにはプンタアレナスへ到着しているご旅行計画が必要です。また航空機遅延、荷物遅延を考慮した到着日程をお勧めします。もしお客様やお荷物が遅延した場合、南極フライトの運航はお客様を待つことができませんのでご注意ください。プンタアレナス空港に到着する際は、お客様をお出迎えし、空港からお客様ホテルへお送りします。翌日、お客様ホテルにて個別の服装/装備をチェックし、南極旅行に必要な個人用衣類や装備類を確認します。また事前リクエストいただいたレンタル品の受渡しも行います。南極フライト1日前、ALEオフィスでお客様おもてなしと参加必須の安全説明会を行います。ここで南極フライトの行程詳細、最新の天気予報、南極滞在中の安全手順の確認などをご案内いたします。天候が許せば、いよいよスキープレーンで地球最南端、南極点への旅が始まります。飛行時間はおよそ4〜5時間半。極地の高原上空を飛行し、機内からは風によって形成された浮彫模様のサスツルギやクレバス地帯、そして果てしなく続く白銀の世界を眺めることができます。南緯90度に近づくと、雪と空に囲まれたアムンセン・スコット南極点基地の建物群が見えてきます。飛行機は整備された着陸地点に着陸し、ついに南極点標識(サウスポールマーカー)へ降り立ちます。ここは360度すべての経線が交わる地点。足元の氷の厚さは約3,000mに達します。こうして、あなたはついに、南極点に到達したごく限られた人類の一人となるのです。おめでとうございます!南極点滞在中は、地理学的南極点の標識と、南極条約の締結を記念して建てられた華やかなセレモニアルポールの両方を訪れます。撮影の時間はもちろん、かつてここに立った探検家たちに思いを馳せる静かなひとときも、ゆったりと設けられています。100年以上前、この地にたどり着いた彼らは何を感じたのでしょうか。聞こえるのは風の音だけ。北に向かってどこまでも続く白い大地に、あなたは何を思うでしょうか。訪れた者にしか味わえない、特別な時間を心ゆくまでお楽しみください。1kmほど歩くと、当社専用のサウスポールキャンプ地に到着します。暖房付きの大きなダイニングテントではシェフが温かい食事をご用意しています。旅を共にする皆さんとの交流もお楽しみください。タイミングによっては、別の探検プログラムで南極点到達の旅を終えたばかりのスキーチームと合流することもあります。貴重な1日を過ごした後は、暖房付きテントに入り、南緯90度の風に身をゆだねて一晩を過ごします。南極点での生理学的高度は約3,300m。標高による影響で、滞在中に息切れや軽い頭痛を感じることがあります。行動はゆっくりと無理のないペースで進め、体への負担を最小限にとどめて環境に順応するよう心がけます。南極点へのフライトには、万一の医療的問題に備え、経験豊富な医療スタッフが同行します。翌朝、スリーグレーシャーズリトリートへ戻るための荷造りをします。また南極点の到達と1泊キャンプ体験を記念する証明書をお渡しします。準備が整い次第、飛行機に乗りスリーグレーシャーズリトリートへ戻ります。〈ご案内〉天候によりスリーグレーシャーズへのフライトが運航できない場合、南極点で延泊する場合もあります。予めご了承ください。プンタアレナス到着日は、お客様自身で宿泊ホテルをお手配ください。南極フライトは気象、運航状況によって、プンタアレナス到着が遅れる可能性があります。南極旅行後もプンタアレナス後泊2〜3日分の旅行計画を推奨いたします。余裕を持った日程を計画いただき、旅程変更にも柔軟に対応できる日程で、この南極旅行を満喫ください。●気象条件 この南極旅行は、気温-40℃まで下がり、激しい嵐が発生する可能性もあります。●活動レベル 「中程度〜激しい」 : 凹凸のある雪原や氷上を軽く歩きます。 生理学的高度3,300mで活動します。活動によりハイキング、スキーアクティビティも楽しめます。 No.518■詳細日程飛行機で南極大陸へ出発スリーグレーシャーズ探検と南極点キャンプ2-6南極大陸で最初の朝を迎えます。探検の1日はボリューム満点の朝食から始まります。南極点へのフライトとキャンプ泊は、ALE気象学スタッフが天候状況を注意深く監視し、最適な宿泊日を選定します。その間、南極大陸内では様々なアクティビティの機会や素晴らしい環境下での滞在を満喫いただけます。経験豊富なガイドとその日の予定について話し合い、天候やお客様の興味に応じてアクティビティを選択できるようにします。スリーグレーシャーズリトリート滞在中の活動内容には、次のようなアクティビティがあります。集合案内プンタアレナス到着南極点到達とオーバーナイトキャンププンタアレナスへ出発/解散解散案内プンタアレナス出発野外活動プログラム●スポーリ・コル(Sporli Col)●ラーソン・バレー(Larson Valley)●ドレーク・アイスフォール(Drake Icefall)●チャールズ・ウィンドスクープ(Charles Windscoop)●カスタム・アドベンチャー●食事とワインの寛ぎ

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