ALE社 2025-26 南極大陸への旅
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 最大10トンの荷物を機内クレーンで積み下ろし可能で、特別な地上設備を必要としません。大型・重量貨物の輸送から、未開地域での避難・支援・災害対応まで、世界中で幅広く使われています。ALEの機体は、オリジナルモデルより航続距離と積載量が強化されています。 プライベートジェットの運航にはチャーター便の手配や限定的な飛行場サポートが必要なため、ご旅行予定のかなり前にご相談ください。南極での許 双発ターボプロップのSTOL(短距離離着陸機)で、車輪、水上用フロート、ツンドラタイヤ、スキーを装着可能。遠隔地へのアクセスに世界中で活躍しています。 頑丈な着陸装置とSTOL特性により、他機では着陸困難な場所でも離着陸可能。沿岸リゾートや遠隔地のコミュニティ、北極・南極の荒野まで、多用途で信頼性の高い乗客・貨物輸送を提供しています。■イリューシン76TD イリューシン76TDは、ソ連の遠隔地への重機輸送用に開発された航空機です。高速・長距離飛行が可能で、未舗装の短い滑走路でも運航できます。極寒のシベリアや北極圏での運用実績を活かし、南極でも活躍しています。■プライベートジェット ALEはボンバルディア、ダッソーファルコン、ガルフストリームなど長距離プライベートジェットによる南極フライトに対応しています。これらの航空機は■デ・ハビランドDHC - 6ツインオッター スキー装備の航空機ツインオッターは南極大陸内の定番フライト機で、イギリス南極調査局やアメリカ南極プログラム、アルゼンチン空軍、チリ空軍でも使用されています。豪華な機内、高速飛行による短時間の飛行、低騒音で環境に配慮した燃費の良いエンジンを備え、快適な南極旅行を提供します。可取得やパイロットの習熟にも時間がかかります。また、ALEでは滑走路での給油サービスは提供しておりません。ご注意ください。 ボーイング757-200(または同等機種)により、飛行時間の短縮と快適な旅を実現。窓からは壮大な南極の景色や、ブルーアイス滑走路へのスリリングな着陸が楽しめます。 南極の変わりやすい天候に対応するため、ALEは多数の飛行場施設を活用し、迅速な運航変更が可能な体制を整えています。 ALEのバスラ―は、オリジナルのピストンエンジンを信頼性の高いプラット&ホイットニー製PT6A-67Rタービンエンジンに換装。機体延長や除氷装置追加なども施されています。■ボーイング757 ALEは、大陸間旅客便に標準的なジェット機を使用し、南極への高速かつ燃料効率の良い飛行サービスを提供しています。騒音を抑えたエンジンを搭載し、燃料使用削減にも貢献しています。■バスラ―BT-67 ALEの大型スキープレーン、バスラ―BT-67はダグラスDC-3をターボプロップに改造した機体で、多人数グループや貨物の南極輸送に使われています。フォーチュン誌はDC-3を「世紀の旅行製品」と称し、航空旅行に革命をもたらした機材と評価しています。高性能なSTOL機として、多用途で頑丈、シンプルかつ広々とした機体は、乗客・貨物輸送から軍事や特殊任務まで幅広く有効です。ALEは南米チリと南極大陸西部エルズワース山脈間を結ぶ大陸間航空機を運航しています。南極旅行シーズンである11月から1月の間、航空機を毎週約1便運航し、必要に応じて貨物便も運航しています。チリのプンタアレナスと南極ユニオン氷河間の飛行時間は約4時間15分です。フライトはチリのプンタアレナス空港(PUQ)から出発し、南極大陸内部ユニオン氷河のブルーアイス滑走路へ着陸します。運航する大陸間旅客機は定員60名で、貨物機は輸送コンテナ2個分(総積載量17,500kg)の貨物を運ぶことができます。プライベートジェットのチャーター便も対応し、飛行場でのサポート手配も可能です。29※これらすべてのフライトは天候に左右されるため、あらかじめご了承ください。大陸間フライト南極大陸内フライト区間 : チリのプンタアレナス〜南極大陸ユニオン氷河間区間 : ユニオングレーシャーキャンプ〜探検プログラムの各キャンプ地間ANTARCTIC AIR TORANSPORT南極航空機

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