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- 都市・訪問地情報 一覧
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ヒンローペン海峡(Hinlopenstretet)
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北緯79.5度 東経19.28 北東スヴァールバル自然保護区内 オランダの捕鯨会社重役の名が付いた、スピッツベルゲン島と北東島の間にある、幅9~50㌔、長さ約160㌔のヒンローペン海峡は野生動物の宝庫です。速い海流に運ばれた栄養豊かな海水が植物プランクトンとそれを食べる動物プランクトンの繁殖を活発にします。スピッツベルゲン島側にあってロム・フィヨルド半島北部のヒンローペン海峡に臨む断崖、アルケフィエッレ(...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)バレンツオーヤ(Barentsoya)
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北緯78.51 度 東経21.89 度 南東スヴァールバル自然保護区内 バレンツオーヤは面積約1,300㎢の四角い島です。名前の由来となったウィレム・バレンツは1594, 1595, 1596-97の数度にわたって北極海探検に来ており、スピッツベルゲンとビュルノーヤ( Bjornoya=熊島)を発見したのは最後の探検の際で、その後ノヴァヤゼムリヤ島で越冬中に47歳で死亡しています。バレンツオーヤの面積の半分以上はベセル、ウィリー、フリー...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)スンドネセット(Sundneset)
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北緯78.20 度 東経 21.02度 バレンツオーヤはスヴァールバル諸島内4番目に大きな島で、1596年にスピッツベルゲン島を発見したオランダ人航海士ウィレム・バレンツの名が付けられたものです。島の南西端にあって閃緑岩を基岩としたなだらかな沿岸平地は浅いスンドブクタとその東に続くスンドネセットです。厚いツンドラのコケの間に散らばる大小の湖はアビ、ハイイロヒレアシシギ、コオリガモ、カオジロガンなどの鳥た...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)フグルフィヨルデン (Fuglefjorden)
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北緯 79.72 ° 東経10.9° スピッツベルゲン島最北部に口を開けるフグルフィヨルデンは背後の大きなスヴィチョ氷河が後退して出来たフィヨルドですが、フィヨルド出口付近には周りの地層とは全く異なる驚くほど大きな岩がいくつも終堆積の間に見えます。これらの氷河が長年の間に内陸から運んだ標石(迷子石)ですが、今では大幅に後退した氷河先端部分から遠く離れた場所に取り残されているのです。キョクアジサシ、ニシ...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)スミーレンブルグ (Smeerenburg)
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北緯 79.7° 東経 11 ° スヴァールバル諸島西北端と沖合の二島の間にあるスミーレンブルグ・フィヨドは幅約7㌔、長さ約20㌔で、かつて周辺はホッキョククジラが多く集まる場所だったため、1614~71頃オランダ系の捕鯨が盛んに行われました。その中心であるアムステルダム島スミーレンブルグ(脂肪の町)には鯨油を抽出するための捕鯨基地が置かれ、最も盛んだった1633年からの10数年間の毎夏には200人以上の人が捕鯨に従事した...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)フグルスタイネン(Fuglesteinen)
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北緯79.7° 東経10.9° スピッツベルゲン島の北西沖に浮かぶアムステルダム島とダンスク(デンマーク)島との間に浮かぶ小さなフグルスタイネン (Fuglesteinen=鳥の石)島には数千羽と言われるヒメウミスズメの巨大な営巣地があります。ダンスク島の北岸にあるヴィルゴハムナは北極探検史上重要な意味がある場所です。ここで忘れてはならないのがスウェーデンの探検家サロモン・アンドレー隊の悲劇でしょう。スウェーデン...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ヴィルゴハムナ (Virgohamna)
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北緯79.7° 東経10.9° スピッツベルゲン島の北西沖に浮かぶアムステルダム島とダンスク(デンマーク)島との間に浮かぶ小さなフグルスタイネン (Fuglesteinen=鳥の石)島には数千羽と言われるヒメウミスズメの巨大な営巣地があります。ダンスク島の北岸にあるヴィルゴハムナは北極探検史上重要な意味がある場所です。ここで忘れてはならないのがスウェーデンの探検家サロモン・アンドレー隊の悲劇でしょう。スウェーデン...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ゴースハムナ(Gåshamna)
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北緯76度57分 東緯15度52分 ホルンスン・フィヨルドの入り口近く南岸にある比較的広い湾で、氷河が退いた平地に毎年夏になると雪解け水の新しい川筋ができるので植物は少なく、砂利と岩肌の見える地形に歴史的意義のある捕鯨基地跡、ロシアとノルウェー人による罠猟時代の越冬小屋跡、そして初期の北極科学観測小屋跡などが見られます。最も古い活動は捕鯨初期(16~17世紀)の頃に毎夏行われてたホッキョククジラ漁で...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ブレポーレン(Brepollen)
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北緯76.99度 東経16.32度 ホルンスンの最も奥に広がるのが、周囲300度以上をストー、スヴァイス、メンデリー、そして正面のホルンスン氷河群に囲まれた文字通りブレポーレン(氷河湾)です。かつてホルン氷河はフィヨルド半ばに突き出ているトレスケレン半島辺りまで張り出していました。湾を囲む周りの高い断崖はホッキョクキツネなどの天敵が近づけないので海鳥の繁殖に安全な場所です。海鳥が繁殖する崖の下はその...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)イスビョルンハムナ(Isbjørnhamna)
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北緯77度 東経15度33分 ホルンスンの出口近くの北岸にあるイスビョルンハムナはフィヨルド内最良の港でもあります。国際地球観測(1957)以来ポーランドがスヴァールバル唯一の通年野外基地で観測しており、彼らは誰よりもこのフィヨルドのことをよく知っています。短い夏の間に済ませなければならない事はたくさんあります。通常の観測活動以外にも要員の交代や冬に備えた準備などもしなければならないので、十分時間...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ブルガーブクタ(Burgerbukta)
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北緯77.04度 東経15.95度 ホルンスンの中ほどの北岸に切り込んだブルガー・ブクタは奥が東西の二手に枝分かれしていて、いずれにも幅2kmほどの壮大な氷河が流れ込んでいます。名前は1872年にノヴァヤゼムリヤ島やスピッツベルゲンを探検したオーストリア・ハンガリー帝国探検隊のウィルチェックがこの湾の測量を行った同隊のウィルヘルム・ブルガー(画家兼カメラマン)にちなんでつけたものです。時々崩落してできる...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)リリーフック氷河(Lilliehookfjorden)
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北緯79度16分 東経11度40分 クロス・フィヨルデン内最北部に伸びる長さ約14キロのフィヨルドで、スウェーデン・スピッツベルゲン探検隊(1861)員グスタフ・B・リリエフークに因んだ名前です。最奥部に流れ込む同名の氷河は間口約8キロで、晴れた日には太陽の光線を受けて素晴らしい輝きを見せてくれます。
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)7月14日氷河(Fjortende Julibukta)
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北緯79.12度 東経11.85度 クロス・フィヨルデンの出口近く、東に入り込んでいる浅いフィヨルドに流れ込むのが長さ約16キロの7月14日氷河(Fjortende Julibreen)で、フランスの革命記念日に因んでつけられた名前です。海に流れ落ちる幅約3キロの氷河は典型的な山岳氷河で過去10年余りは後退しつつあります。氷河の北側にある断崖(高さ約1,000メートル)では2種のウミガラス、ニシツノメドリ、ヒメウミスズメなどが、低い...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ニーロンドン(Ny London)
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ニー・オーレスンの対岸に浮かぶのが、史跡のニーロンドン(Ny London)があるブロムストランドハル・オヤ(Blomstrandhalvoya)島です。ここは1911年に英国の探検家アーネスト・マンスフィールドが始めた北方開発会社による大理石採掘場の跡地です。1906年に発見された大理石を採掘すべく、ゴールドラッシュを彷彿させる投資が行われ、70名の人材と蒸気エンジンで動く大掛かりな機械類が持ち込まれ、鉄道トロッコも敷設され、労働...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)コングスフィヨルデン(Kongsfjorden)
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プリンス・カール・フォーランド島の北、スピッツベルゲン島に食い込んだ二股に分かれたフィヨルドです。コングスフィヨルデンにはかつての炭鉱が近代的な国際北極観測村に様変わりしたニー・オーレスンと対岸にある、鉱山投機の失敗例のニーロンドンがあり、北に延びるクロスフィヨルデンには鳥崖、海に流れ込む氷河、そして捕鯨時代、罠猟時代、第二次世界大戦といった歴史の足跡も見られるでしょう。 両フィヨルドとも南の...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)クロスフィヨルデン(Krossfjorden)
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クロスフィヨルデンはコングフィヨルデン出口から北に延びる約30キロのフィヨルドで、その奥にリリーフク・フィヨルデン(Lilliehöökfjorden)、モーレー・フィヨルデン(Möllerfjorden)、そしてその先のコラー・フィヨルデン(Kollerfjorden)に枝分かれしています。スヴァールバル海域の海水観測は1906~7年からクロスフィヨルドとラウド・フィヨルドで行われており、気候変化を最も受けやすいフィヨルドとして注目を受けています...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)プールピンテン(Poolepynten)
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イス・フィヨルデンを出て北に向かうと、スピッツベルゲン島西岸沖にある南北に細長い(約86キロ)島が見えますが、それは1625年、英国・アイルランド王に即位したチャールズ(カール)Ⅰ世にちなんでつけられたプリンス・カール・フォーランド島です。プーレピンテンは島中ほどの東側に突き出た低い半島で、何度もこの海域に探検に来ていた英国ジョナス・プーレにちなんだ名前です。ここはセイウチの群れのお気に入りの浜辺がありま...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)アルクホーネット(Arkhornet)
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北緯78.2度 東経13.8度 イス・フィヨルデン(アイスフィヨルド)の入り口近くにある、高さ437㍍の断崖は、アルクホーネット(ウミスズメの角 Ark=Auk)と言う名前が示す通り、奇妙な形をしていて、6万番(つがい)と言われるミツユビカモメやウミスズメそしてハシブトウミガラスの大営巣地です。種類別に住み分けている様をご覧ください。ここでは高緯度北極の典型的な生態を見る事ができます:美しい山々と氷河の景...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ヴァルソルブクタ(Varsolbukta)
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北緯77.76度 東経14.32度 ヴァルソル湾はベルスン入り江の北岸、ヴァン・ミェン・フィヨルド入り口近くにある浅い湾で、ノルウェーのスヴァールバル探検隊(1914)が使った沿岸警備艇ヴァルソル(春の光)号の名前が付けられた、荒々しい山々と美しい景色が圧倒的です。インゲボルグ山(Ingeborgfjellet)の断崖とそれに続く瓦礫の斜面は何万羽ものヒメウミスズメの営巣地です。そこからの栄養豊かな雪解け水でふさふさとし...
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- スヴァールバル諸島(ノルウェー領)ベルスン(Bellsund)
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ホルンスン・フィヨルドの北隣にあるベルスンは長さ20キロほどの入り江ですがその先に、80キロ以上も内陸に入り込んでいるヴァン・ミェン・フィヨルド(北)、ヴァン・キューレン・フィヨルド(南)、そして入り口近くにある短いレチャーシェ・フィヨルドの3つのフィヨルドの出口合流部分を成しています。17世紀初頭にやって来たオランダ人捕鯨業者が、入り口近く南岸に見える釣鐘状の形をした山々を見てベル(鐘)と名付けたようです...