サウスシェトランド諸島観光
島の南西方向に航海し、ヒゲペンギン、ゼンツーペンギンの営巣地やミナミゾウアザラシの生息地などを訪れます。
天候が許せば、デセプション島に訪れます。　ベイリィ岬では、大きなヒゲペンギンの営巣地を訪れる予定です。
デセプション島は、自然や探検の歴史の博物館のようで、捕鯨時代からの古い建物や錆びた物などが残っています。
健脚な方は、火口縁の壮観なハイキングに挑戦することもできます。
夜、ブランスフィールド海峡を横断し、白い大陸、南極半島に接近します。

アンタークティック海峡＆ウェッデル海観光
長さ約46.3kmで幅18.5kmのアンタークティック海峡は、南極半島の北端とジワンビル島の間を隔てています。
アンタークティック海峡を航海すると、南極の氷冠の広大さを初めて目にする事でしょう。また、ウェッデル海に向けて航行すると、巨大な卓上氷山や流氷が著しく増加している事に気づくでしょう。これらの巨大な氷山は、南の大きな棚氷から崩落した後、海流にのって北へ漂流します。デッキで眺める景色は、とても感動的です。
この地域には、アデリーペンギンの大きな営巣地があります。ゾディアック・ボートでの観光や上陸観光で出来るだけ多くの時間をお取りしますので、南極の雄大な大自然をお楽しみください。
天候が許せば、ポーレット島やブラウンブラフ、スノーヒル島などでウェッデルアザラシやゾウアザラシ、トウゾクカモメや海鳥、圧倒されるほどのたくさんのペンギンを観察する上陸観光を予定しています。また天候にもよりますが、希望者は、アドベンチャー・オプションで南極の氷の大地で「一夜のキャンプ」をお楽しみいただけます。
ウェッデル海の島々の間を航海しながら、コウテイペンギンがいる可能性のある海域入ります。コウテイペンギンは、時々浮氷に載っているのをご覧いただけますのでデッキから探索してみてください。
この地域は探検の歴史が豊富です。1902年に建てられ、損傷なく残っているスノーヒル島にあるノルデンショルドの木造小屋を訪れることが出来るかもしれません。また、シャクルトン探検隊の船が氷に押し潰され、船が沈んだ後、海氷に乗って北に漂流した海域でもあります。
ウェッデル海を離れエレファント島を目指します。

終日航海
フォークランド諸島に向けて航海中、極地専門家はウェッデル海での探検のレクチャーを予定しています。また、デッキからクジラや海洋哺乳類、海鳥などを探索してみてはいかがでしょうか。アホウドリやミズナギドリなどの海鳥が船の周りを飛び交う光景をご覧いただけるかと思います。船上ではさらにレクチャーが続きます。

ポート・スタンレー（フォークランド諸島）→プンタアレナスへ
早朝、ポート・スタンレーに到着します。下船後、チリ南部のプンタ・アレナスへの飛行機に乗るために空港に移動します。（飛行機代は旅行代金に含まれています。）
フォークランド諸島から飛行機でチリのプンタ・アレナスに向かいます。
プンタ・アレナス到着後は、解散となります。
その後、サンティアゴや他のチリの空港に乗り換えもできます。もしくは、プンタ・アレナスで一夜を過ごしたり、さらにパタゴニアまで行き、ハイキングや散策されたりするのも良いでしょう。