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北極

知られざるチュクチ半島とウランゲリ島探検クルーズ 16日間

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知られざるチュクチ半島とウランゲリ島探検クルーズ 16日間

チュクチ半島と世界遺産のランゲリ島の大自然と野生生物と先住民族の文化

出発日 2016 年 07 月 17 日 日数 16 日間
代金 $ 8,900 ~ $ 11,000
約1,337,403円 ~ 1,652,970円
客船名 スピリット オブ エンダービー
乗船港 ノーム(Nome) 運航会社 ヘリテージ・エクスペディションズ

※日本円表記は、2025年07月22日 10:27時点の為替レートで算出した概算です。

コースのおすすめポイント!

チュクチ自治管区は、共和国や州等83の構成主体からなるロシア連邦の1つで、ロシア帝国の探検家セミョン・デジニョフがチュコト半島を探検し、デジニョフ岬やベーリング海峡を発見後、ロシアの支配下にはいったシベリアの最後の地域です。
この地域の原住民は、チュクチ、イヌイット、エヴェン、コリャーク、チュヴァン、ユカギールです。
新しい居住者は主にロシア人です。ソビエト体制の時代、原住民を大切に扱っていましたが、1990年代の共産主義の崩壊で州に依存していた人々にとって危機的状況となりました。
2000年12月のチュクチ自治管区の知事選挙で、ロマン・アブラモヴィッチが知事選ばれ、知事に就任後、今までの歴史を大きく変えました。
アブラモヴィッチの未来展望や寛容とリーダーシップにより、人々は希望が与えられ今日のチュクチはロシア連邦の正当な権利を得ています。

自然資源や野生生物が豊富ですが、著しい気候の変動に直面しています。
チュクチ海が北極海と合流するチュクチ半島の北には、自然保護区で世界自然遺産のウランゲリ島があります。時々、ホッキョクグマの分娩室と言われるくらいホッキョクグマが高密度に生息しています。
夏には、以前にもまして年々、氷の後退が早く、海岸にやってくる多くのホッキョクグマが目撃されています。同様に多くのセイウチもこの島に氷を求めてやってきます。

ハクガンやシロフクロウのような鳥類も繁殖しています。ウランゲリ島は、1913年のカナダ北極探検隊が乗っていた2本マストの帆船カールック号は破損し、8カ月後に救助隊が到着するまでに、25人中、11人がウランゲリ島やその周辺で命を落としてしまった悲劇の中心的な島です。
今回の特別なチュクチ探検クルーズでは、地元民に出会い、話を聞き、陸と海の強い結びつきや人々の土地に対する愛着などを知ることができます。

毎年行われるこの地域最大のベリンギア・フェスティバル(レガッタ競争とお祭り)で彼らと一緒にお祝いします。
広大なツンドラや野生の花々、低い木々を探検し、ヒグマ、トナカイ、ホッキョクギツネ、ジリスやもし運が良ければ、クズリも見ることができるでしょう。
ウランゲリ島では、ホッキョクグマやセイウチ、北極圏の海の歴史、クジラなどを探検します。

クルーズおすすめビューポイント
シロフクロウ ウランゲリ島 パフィン チュクチダンス ウランゲリ島 トナカイ ステラーズシーイーグル(オオワシ) チュクチダンサー ラッコ シベリア サンセット ホエールウォッチング ゾディアッククルーズ クラカケアザラシ
シロフクロウシロフクロウ
ウランゲリ島ウランゲリ島
パフィンパフィン
チュクチダンスチュクチダンス
ウランゲリ島ウランゲリ島
トナカイトナカイ
ステラーズシーイーグル(オオワシ)ステラーズシーイーグル(オオワシ)
チュクチダンサーチュクチダンサー
ラッコラッコ
シベリア サンセットシベリア サンセット
ホエールウォッチングホエールウォッチング
ゾディアッククルーズ クラカケアザラシゾディアッククルーズ クラカケアザラシ

スケジュール

知られざるチュクチ半島とウランゲリ島探検クルーズ 16日間

北極
知られざるチュクチ半島とウランゲリ島探検クルーズ 16日間

出発日 2016 年 07 月 17 日 客船名 スピリット オブ エンダービー
日数 16 日間 乗船港 ノーム(Nome)
クルーズ予定順路を拡大する
日次 日程 宿泊 食事
0日目
7/17

ノーム発
アラスカのノームからチャーター機で、アナディリに向けて出発します
ベーリング海と国際日付変更線を越えてチュクチチュクチ自治管区の中心都市、アナディリに向けて飛行します。

機中
  • 食事なし食事なし食事なし
1日目
7/18

アナディリ着/アナディリ出港
アナディリに到着。到着時間によっては、乗船前にアナディリの町を探検する機会があります。

夕刻、チュクチとウランゲリ島探検クルーズに出港

船中
  • 食事なし食事なし夕食
2日目
7/19

エグベキノト観光
エグペキノトの小さな港町と道路は、約200㎞離れた内陸にある鉱業採掘複合施設を支える港として強制収容所の囚人によって造られました。私たちは素晴らしい博物館のある町を散策します。また、鉱山に向かう道路に沿って探検ししながら、ツンドラ地帯に入り、北極圏近くの美しい景色の楽しむ予定です。

船中
  • 朝食昼食夕食
3日目
7/20

コネルジノ(Konergino)観光
エグベキノトからクレスタ湾を横切ると、小さなトナカイの牧畜の村コネルジノがあります。
トナカイの牧畜は、原住民の文化や経済の重要な部分で、慣習は何世紀も大きく変わらずに残っています。
ツンドラの大地にトナカイの群れを放牧しながら周回します。当日はこの地の産業を理解する最初の機会となります。

船中
  • 朝食昼食夕食
4日目
7/21

プレスブラゼンヤ湾(Presbrazhenya)観光
チュクチ半島の南の海岸に沿ってクルーズし、プレスブラゼンヤ湾で停留する予定です。
ゾディアク・ボートで鳥の繁殖地がある崖の周りをクルージングします。素晴らしい写真が撮影できるでしょう。
また、ニューリングレンの近くの狩猟キャンプ地に上陸できるかもしれません。

船中
  • 朝食昼食夕食
5日目
7/22

ホエールボーン・アレー(鯨骨街道)とギルミミール温泉(Gil’mimyl)観光
ウィトィグラン島とホエールボーン・アレー(鯨骨街道)は、考古学の地として素晴らしく14世紀までさかのぼり、よく議論されています。
ビーチに沿った鯨骨街道は、500m近くの小路です。この付近の海域では、コククジラがしばしば見られます。

午後の上陸では、ギルミミールの温泉を訪れます。

船中
  • 朝食昼食夕食
6日目
7/23

ノヴォ・チャプリノ(Novo Chaplino)観光
年に一度のベリンギア・フェスティバルが開催されます。これはチュクチの暦の中で、最も盛大なお祭りの1つで、他の地域の人々を魅了しています。
フェスティバルでは、民族アンサンブルによる公演や民族工芸職人による作品の紹介、民族スポーツチームによるホエールボート(クジラの皮で覆われたボート)とバイダラ・ボート(セイウチの皮で覆われたボート)のレガッタ競争などがおこなわれる伝統的な行事です。
このフェスティバルは、彼らの心と魂、文化と土地に宿る神聖なるものです。

船中
  • 朝食昼食夕食
7日目
7/24

デジニョフ岬観光
海象の状況が許せば、早朝にユーラシア大陸の最北東端にあるデジニョフ岬に上陸を予定しています。
この岬は、1648年(ベーリングが海峡を航海する80年も前に)にこの海峡を航海した最初のヨーロッパ人でコサックのセミョン・デジニョフに因んで名付けられました。
岬の少し南には、ナウカンと言うかつてのイヌイットの居住地があります。かなり最近までここに住んでいたため、歴史のデータや写真が残っています。

船中
  • 朝食昼食夕食
8日目
7/25

終日航海
終日、ウランゲリ島に向けての航海です。リラックスしてお楽しみください。

船中
  • 朝食昼食夕食
9~11日目
7/26~28

ウランゲリ島観光
近年の気候の変化のため、ウランゲリ島の氷が解けるのが年々速くなり、特にホッキョクグマなど野生生物に大きな影響を与えています。

状況にもよりますが、氷が残っている場所があれば、その場所に野生生物が集中しているでしょう。上陸してツンドラを探検し、繁殖している野生生物を探索するチャンスがあります。
私達はこの島に3日間滞在して、パークレンジャーの知識を活用しながら氷に覆われた海をクルージングしながらホッキョクグマを探索する予定です。

船中
  • 朝食昼食夕食
12日目
7/29

コリューチン島 /コリューチン入り江観光
朝、小さなコリューチン島に錨をおろします。氷が後退する一定期間、セイウチの集団営巣地がこの島の海岸にできます。

この島の西端には、1990年代に放置されたホッキョクグマ研究所が残っています。
また、近くにはツノメドリやウミバトなどの鳥類が繁殖する断崖があり、巣を行き来する鳥たちの素晴らしい写真を撮る事ができます。

ここでの上陸は、ホッキョクグマの探索です。しかし、海岸にホッキョクグマがいる場合には危険ですので上陸する事はできません。
その場合には、ゾディアックボートでクルーズをしながら鳥類が繁殖する断崖の下で鳥と景色をご覧頂く予定です。

午後、コリューチン入り江の近くをクルーズします。そこは、多種類の鳥の繁殖地で、時期によっては殆どの鳥が巣いて雛を育てています。
ここでは、簡単に上陸することができ、ハイキングや探検を楽しみながら写真を撮る機会があります。

  • 朝食昼食夕食
13~14日目
7/30~31

終日航海
アナディリに向けて航海中、チュクチ探検クルーズでの素晴らしい思い出をふりかえってみてください。

  • 朝食昼食夕食
15日目
8/1

アナディリ入港/下船/発→ノーム
朝食後、船のスタッフやエクスペディション スタッフに別れを告げて下船です。

下船後、アナディリの町の中心のホテル及び空港まで無料送迎いたします。
アナディリ発、チャーター機にてノームへ
ノーム着後、解散

追記
チュクチ自治管区南東に位置する無人島のウィトィグラン島には、不思議な北極文化の遺跡があります。それは500mに渡って大きなホッキョククジラの 肋骨と頭蓋骨が地面に刺さった、クジラの小路です。肋骨の高さは5mにもなりますが、このような骨が他の場所から運ばれてきたのはすごいことです。小路の先 には石が敷き詰められた「道」が伸び、そこをたどると石で環を描いた丸い広場に到達し、中心部では灰の入った古代の炉を見ることができます。研究者らはこの場所を古代エスキモーの聖なる場所と考えていますが、クジラの小路が古代エスキモーの口承民族芸術で伝えられていないことは驚きです。

  • 朝食食事なし食事なし

ご旅行代金(お一人様)

スピリット オブ エンダービー 客船情報の詳細はこちら

スピリット オブ エンダービー

客船タイプ 探検船 就航年/ 改装年
総トン数 1,769トン 全幅 12.8m
全長 69.7m 巡航速度 10ノット
乗客定員 48名 乗組員数 25名
デッキ 4層 客室 28室
メインダイニング 1回制 日本語スタッフ なし
運航会社 ヘリテージ・エクスペディションズ 船籍国 ロシア
アイスクラス 1A
※( )内の料金は、お一人様利用の場合の追加代金となります。
客室タイプ 客室の設備 デッキ 広さ(m2) 代金
メイン
デッキ
窓側(丸窓)、ツインベッド、洗面台付
※トイレ、シャワーは共同利用で客室の外側にあります。
3 $ 8,900
( - )
スーペリア 窓側、ツイン(2段ベッド)、シャワー、トイレ付 3 $ 9,400
( - )
スーペリア
プラス
窓側、ツインベッド、シャワー、トイレ付 4,5 $ 10,000
( - )
ミニ
スイート
窓側、ツインベッド、シャワー、トイレ付 5 $ 10,400
( - )
ヘリテージ
スイート
窓側、ツインベッド、シャワー、トイレ付 5 $ 11,000
( - )

※日本円表記は、2025年07月22日 10:27時点の為替レートで算出した概算です。

◎上記クルーズ代金の他に、上陸費用が必要となります。
上陸費用 US$500
チャーター機 US$2000
※アラスカのノームからロシアのアナディリ間の往復航空運賃です。

※クルーズ代金は日本円でお支払いただきます。
為替レートは、弊社が請求書を発行する日の銀行キャッシュセリングレート(Cash S.)を適用します。

●お支払について
申込金はクルーズ代金の25%です。残金は出発の120日前までにお支払となります。

備考

(備考1)航空・宿泊手配を賜ります。

(備考2)ロシア・ビザの取得は、クルーズ開始の3ヶ月前頃になります。
この探検クルーズにご参加の場合、ロシア・ビザが必要となります。
ロシアのビザ代実費及び取得手続手数料は、クルーズ代金には含まれておりません。別途申し受けます。

●ロシア・ビザ取得に必要な書類
(1)パスポートの原本/日本帰国時6ヶ月以上有効なもの(未使用査証欄が見開きで2頁以上必要)
(2)写真1枚/写真はパスポート用の大きさで4,5х3,5cm、横顔やサングラス、頭に被いをした写真は不可
(3)ロシア・ビザ追加質問書
(4)ビザ代実費/ビザの申請から受領まで2週間以上の期間がある場合、無料 但し、それ以外は有料となります。
詳細はお問合せください。
(5)ビザ取得手続き手数料/4,320円



キャンセル料

・予約時から旅行開始日の前日から起算してさかのぼって180日前まで、US$750
・旅行開始日の前日から起算してさかのぼって179日前~90日前まで、クルーズ代金の25%
・旅行開始日の前日から起算してさかのぼって89日前~当日まで、クルーズ代金の100%
・旅行開始後・無連絡不参加の場合、クルーズ代金の100%

※旅行をキャンセルされる場合には、必ず文書にてご連絡をお願いいたします。
※旅行出発前に病気や怪我等で旅行をキャンセルしなければならなくなった時のため、クルーズ旅行取消費用担保特約(キャンセル保険)へのご加入をお勧めいたします。

任意保険

■海外旅行保険加入のご案内
 旅行では、人間の住んでいない遠隔地を訪れるため、病気や怪我で緊急の入院が必要になった場合、航空機のチャーターやその他の要因で高額の費用が発生します。旅行にご参加いただくお客様は、海外旅行保険(含む3,000万円以上の治療と救援者費用)の加入が参加条件となります。
また、旅行出発前に病気や怪我等で旅行をキャンセルしなければならなくなった時のため、クルーズ旅行取消費用担保特約(キャンセル保険)への加入もおすすめいたします。尚、クレジットカード付帯の海外旅行保険では旅行をお引き受けできません。予めご理解ご了承ください。

キャンセル料

●クルーズ代金に含まれているもの:
クルーズ前後の送迎代、クルーズ中の船内での宿泊と食事、上陸観光とゾディアック クルージング

●旅費に含まれないもの
個人的な費用(ランドリー費、飲物代、チップ、航空運賃、パスポート取得手続費用、ロシア・ビザ取得手数料、海外旅行保険代、オプショナルツアー代など)

クルーズに関するお問い合わせ・資料請求・ご予約について

まずは、電話、ファックスまたはインターネットから、お気軽にお問い合わせ・ご予約ください。
尚、持病をお持ちのお客様は事前にお問い合わせください。