南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

  • エリア: 北極
  • スヴァールバル諸島(ノルウェー領)

コングスフィヨルデン(Kongsfjorden)

プリンス・カール・フォーランド島の北、スピッツベルゲン島に食い込んだ二股に分かれたフィヨルドです。コングスフィヨルデンにはかつての炭鉱が近代的な国際北極観測村に様変わりしたニー・オーレスンと対岸にある、鉱山投機の失敗例のニーロンドンがあり、北に延びるクロスフィヨルデンには鳥崖、海に流れ込む氷河、そして捕鯨時代、罠猟時代、第二次世界大戦といった歴史の足跡も見られるでしょう。
両フィヨルドとも南のフィヨルドに比べてとても雄大で時代の異なる地層であることが察せられます。新生代第三紀(6500万年前)の頃、グリーンランドがスヴァールバルに伸し掛かっている頃にできた地殻の衝上断層(逆断層)の例が多く見られます。古い基盤が新しい地層の上に乗っているように見えるのです。ニー・オーレスン近くの鳥崖の下に見える赤い砂岩層は、かつてスヴァールバルが現在の北アフリカの砂漠と同じ緯度にあった頃の砂漠の砂が堆積したもので、雪解け水に混じる砂で川の水が赤く染まります。フィヨルド北側の地層は大方大理石や雲母片岩などの変成岩で、ニーロンドンのある島がその例です。石灰岩が地下水に浸食されたカルスト地形のほら穴がいくつも見られます。

コングスフィヨルデン(Kongsfjorden)

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