南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

  • エリア: 南極
  • サウスシェトランド諸島

ハーフムーン島(HALF MOON ISLAND)

ハーフムーン島は、長さ2Kmの三日月形をした島でグリーンウィッチ島とリビングストン諸島の間のムーン湾にあり、ヤンキー・ハーバーから数キロ離れたところに位置しています。この島は1821年頃からアザラシ猟をする人々の間で知られています。ハーフムーン島の南西にはアルゼンチンのカマラ基地があり、良好ないくつかのハイキングルートと類いまれな景観に恵まれた場所です。空の色が刻一刻と変わりラベンダー色のように変化したりします。島の北東の上陸地点には朽ち果てた船の残がいが残されています。少し丘陵を登るとヒゲペンギンたちが営巣している場所にたどり着き、稜線の少し下を島の東端に向かって歩いてゆくとさらにヒゲペンギンたちが営巣地に集まって過ごしています。雪が深い頃には歩くことが困難で、上陸活動の範囲が狭められることがあります。東端に行くルート上にはアシナガウミツバメやナンキョクアジサシ、サヤハシチドリ、ナンキョクオオセグロカモメなどに出会えます。

ヒゲペンギン、キバナウ、アシナガウミツバメ、ナンキョクオオセグロカモメ、サヤハシチドリ、ナンキョクアジサシ、オオトウゾクカモメなどがこの島で営巣していることが確認されています。もし、日暮れ時にこの島を訪れる事が出来たなら、アシナガウミツバメたちが岩陰の巣に戻っていく様子を見ることができるでしょう。空中で輪を描きながら徐々に徐々に巣に近づいていき、やがて着地する様子は非常に可憐です。アシナガウミツバメたちの「ジー、ジー」という鳴き声を聞くこともできるかもしれません。ミナミゾウアザラシ、ウェッデルアザラシ、ナンキョクオットセイたちもこの島の常連客です。固着地衣類は東端のヒゲペンギンたちの営巣地の近くの岩に見られます。1987年には2,500番(つがい)だったヒゲペンギンの数が1995年の調査では3,342番(つがい)以上と報告されています。アルゼンチン南極研究所の隊員や生物学者たちがペンギンや他の鳥類のモニターによく訪れる様子が見られます。

ハーフムーン島(HALF MOON ISLAND)

基本情報

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