南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

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北極クルーズ

カナダ北極圏 | CANADIAN ARCTIC

北極旅行・北極クルーズ 富と栄誉を求め、多くの探検隊
が探し求めた北西航路。

カナダ北極圏 周辺地図
長年、富と栄誉を求め、ヨーロッパからアジアへの海路、北西航路を求めて多くの探検がおこなわれました。ランカスター海峡が氷の海を解き放った夏の一時、多くの探検隊が北西航路を探し求めてこの海峡へと向かいました。
しかし人間の英知を遥かに超える大自然の力の前に多くの探検隊は、氷に閉じ込められたり、越冬を余儀なくされたり、船が氷押しつぶされたりと苦難と悲劇が繰り返され長年の間、北西航路の開発はできませんでした。

英国北極探検隊の悲劇。

最悪の悲劇は、ジョン・フランクリンを隊長(1786-1847)とする英国の北極探検隊で、北西航路発見を目的としてエレバス号とテラー号の2隻に分乗した134名で組織され、1845年5月英国を出発,以後探検隊の消息が不明となる悲劇の大事件がおこりました。この北西航路は、1903~06年にアムンゼンが小帆船ヨーア号で初めて完走するまで誰一人として成し得えませんでした。

野生生物に彩られたカナダ北極圏。

カナダ北極圏に棲息するホッキョクグマホッキョクグマ

エルズミーア島、デボン島、バフィン島などの高緯度カナダの島々の群島には、ホッキョクグマやセイウチ、ジャコウウシ、アザラシ、クジラ、海鳥など多くの野生生物が棲息しています。雪と氷の世界、氷河が作り出した不思議な造形、北西航路探検の夢と歴史、多種多様の野生生物に彩られたカナダ北極圏への旅行は、浪漫と感動の旅でもあります。

カナダ北極圏に棲息するセイウチセイウチ

カナダ北極圏に棲息するジャコウウシジャコウウシ

カナダ北極圏に棲息するベルーガベルーガ

北極旅行・北極クルーズカナダ北極圏の主なみどころ

カナダ北極圏 観光風景
多くの探検の歴史に彩られたカナダ北極圏は、極北で暮らすイヌイットの故郷でもあります。そこには、雄大で美しい大自然が広がり、多くの野生生物が棲息しています。北極旅行・北極クルーズでのその素晴らしさを存分にご案内致します。
カナダ北極圏周辺の主なみどころ
  • ポンド・インレット
  • コーバーグ島
  • ダンダス・ハーバー
  • クローカー湾
  • ラドストック湾
  • ビーチー島
  • レゾリュート
  • プリンス・レオポルド島
  • フォートロス
  • ビクトリー岬
  • イカルクトゥティアック(ケンブリッジベイ)
  • クグルクトゥク
  • フューリー&ヘクラ海峡
  • イグルーリク
  • フォックス湾
  • ドーセット岬
  • キミルート
  • アクパトク島
  • フロビッシャー湾
  • イカルイット
  • モニュメンタル島
※北極旅行・北極クルーズの見どころは、一例です。一度の航海ですべてを訪れるわけではありません。気象、海象、氷など厳しい自然環境の下で航路や上陸する場所が変更になる場合があります。予めご了承ください。を押すと地図に戻ります。
  • ポンド・インレット
    ポンド・インレットは伝統的なイヌイットの集落で、北西航路の東側の入り口近くのバフィン島北端にあります。美しい景色やフィヨルド、氷河、氷山が印象的です。ポンド・インレットの周辺海域は、イッカクが見られる場所として有名です。
  • コーバーグ島
    カナダ領の無人島で、海鳥の宝庫です。ハシブトウミガラスやフルマカモメ、ミツユビカモメ、シロカモメ、ウミバトなどを観察することができます。
  • ダンダス・ハーバー(デボン島)
    ダンダスハーバーは、セイウチやホッキョクグマ、ジャコウウシなどの生棲地です。かつてのカナダ王立騎馬警察の派出所跡があります。
  • クローカー湾
    ここでは、海岸線に迫るダイナミックな氷河から数多くの氷山が海へと流れ出ています。
    1800年代にはカナダ高北極探検の要衝として、また北西航路開拓の寄港地の一つとして利用されていました。
  • ラドストック湾
    ホッキョクグマが観察できることで有名なポイントです。
  • ビーチー島
    島名は英国王立海軍の士官、フレデリック・ウィリアム・ビーチーに因んで名づけられました。1845年、ジョン・フランクリン探検隊を乗せたエレバス号とテラー号の2隻の探検船は、この島に停泊し、その後、この探検隊は悲劇的な末路をたどりました。3名の探検隊員がこの島の墓地に眠っています。
  • レゾリュート
    カナダで最極北に位置する居住区の一つです。小さな集落ですが、警察署、ケーブルTV局、食料品店などの生活インフラが整備されています。
  • プリンス・レオポルド島
    屹立した断崖が周囲をかこむ印象的な小島です。この断崖は海鳥の繁殖地として知られ、その数は約50万羽以上と言われております。
  • フォートロス
    1948年に閉鎖されたハドソン・ベイ社の交易所の跡が残っています。
  • ビクトリー岬
    キングウイリアム島のビクトリー岬で、フランクリン探険隊の唯一の記録文書が発見されました。
  • イカルクトゥティアック (ケンブリッジベイ)
    人口1,400人を擁するイカルクトゥティアック(ケンブリッジベイ)は、ビクトリア島最大の町です。
  • クグルクトゥク(コパーマイン)
    コパ―マインと呼ばれたクグルクトゥクの町は、コパーマイン川の河口近くに位置し、コロネーション湾に面しています。
  • フューリー&ヘクラ海峡
    一年のうちのほとんどが氷に覆われており、クジラがエサを食みやってきます。北西航路最大の難所として知られており、開拓黎明期には数々の探検隊の夢をこの海峡が阻んできました。
  • イグルーリク
    ヨーロッパ人として初めてここにやって来たのは英国海軍軍人のウィリアム・ペリーでした。探検隊は、フューリー号とヘクラ号の2隻の船でここを訪れましたが、過酷な越冬を強いられました。
  • フォックス湾
    豊かな生態系を形成するフォックス湾は、水深が浅いため、アゴヒゲアザラシやワモンアザラシ、セイウチ、ホッキョクグマ、シロイルカ、ホッキョククジラ、イッカクなど多種多様な野生生物が集まってきます。
  • ドーセット岬
    ここには、紀元前1000年頃に勃興した古代チューレ文化を色濃く残す重要な村があります。ここで作られている手工芸品は「イヌイット芸術の最高峰」と称賛されています。
  • キミルート
    人口約400人のコミュニティです。この小さなコミュニティには、カナダ北極圏の史跡がたくさん残されています。かつて、ここには、カナダ王立騎馬警察の派出所やハドソン・ベイ社の交易所がありました。
  • アクパトク島
    高さ250mほどもある美しい石灰岩の断崖では、海鳥が巣作りに励んでいます。アクパトクの名は、この一大営巣地で繁殖する「アクパト(ハシブトウミガラス)」に由来しています。
  • フロビッシャー湾
    この海域には大小の島々が点在しています。230kmに及ぶ海岸線には多種多様な海鳥とクジラが棲息しています。
  • イカルイット
    バフィン島にある人口約7,000人の町です。
  • モニュメンタル島
    ホッキョクグマやセイウチが棲息しており、ゾディアック・クルージングでは写真撮影に最適なポイントを訪れる予定です。

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