南極クルーズの殆どのコースは、南米最南端のアルゼンチン、ウシュアイアから出発します。マルティアル山系の麓に開け、ビーグル水道に面したこの町には多くの観光客が訪れます。町にはカフェやレストラン、土産物店、アウトドアショップなどが軒を並べ、賑わいを見せています。また、博物館や地の果ての郵便局などもあります。

南極への夢と希望に満ちた世界中からの乗客は、南極の旅をこの町からスタートします。

 

1.スーツケース等の荷物の回収と客室へのお届け

クォーク・エクスペディションズ社の南極クルーズには、ウシュアイアでの宿泊(1泊/朝食付)が含まれています。

乗船&出港日の朝、スーツケース等の大きな荷物にクォーク社の「乗船用荷札」を付けて、宿泊ホテルのロビーにお持ちください。スーツケース等の荷物は、事前にクォーク社が回収しお客様がご乗船される前に客船に積込み、お客様の客室にお届けいたします。尚、日中に必要な物やパスポートは、これらの荷物に入れず必ずご自身でお持ちください。ホテルでの朝食後は、乗船の為の集合時間まで自由行動となります。

 

2.乗船日、最終集合時間まで

南極クルーズは、ウシュアイアを夕刻に出港します。

朝9時までにクォーク社の荷札を付けた大きな荷物を宿泊ホテルのロビーに出し、朝食を取った後は、客船に乗船するための午後の最終集合時間迄は、ウシュアイアの町の散策やフエゴ国立公園、ビーグル水道などの観光をお楽しみいただけます。

南極への旅行者にとってウシュアイアでのひと時は、貴重な時間になることでしょう。

 

フエゴ国立公園/南極観光

 

3.乗船する為の「最終集合場所のご案内」

 

(1)最終集合場所:ウシュアイア港入り口近くの駐車場(Parking Lot)

(2)最終集合時間:15:30

(注)集合場所は、ホテル・アルバトロスの正面の道路を渡った所にあります。その近くには、「地の果て・ウシュアイア」の看板もあります。駐車場にはルンボ・スール社(Rumbo Sur)のバスとクォーク社の係員が待機していますので係員に名前を告げてバスにお乗りください。

 

最終集合場所へのご案内

(1)クォーク社指定のホテルで港から離れているラスレンガス、ロス・アセボス、ラス・ハヤス、ティエラ・デル・フエゴ等のホテルに宿泊された場合、15時00分に最終集合場所の駐車場まで送迎バスでお送りいたします。

(2)クォーク社指定のホテルで港に近い、アルバトロス 及び カナルビーグルホテルに宿泊された場合、集合場所の駐車場へは全ての手荷物をご持参の上、15時30分までに直接ご集合ください。

(3)自由行動をされ直接、集合場所の駐車場に集合される場合:15時30分までご集合ください。

 

地の果てウシュアイアの看板/南極観光

 

駐車場に集合し、バスで客船までご案内します

 

4.客船に向けて出発

16時00分、最終集合場所の駐車場から、港に停泊中の客船に向けて、バスが出発します。

 

5.客船に乗船&乗船手続

送迎バスが客船に到着すると、エクスペディションスタッフとクルーたちが出迎えてくれます。

順番にギャングウェイを上がり、乗船します。

 

乗船の様子/南極クルーズ

 

乗船後、船内で乗船手続きをおこないます。係員にパスポートを預け、クルーズカードを受け取ります。

クルーズカードは部屋のルームキーと身分証明書(ID)を兼ね備えていますので船内でのショッピングやバーでお飲みの購入時に提示します。

客室に入りましたら、スーツケース等の荷物が届いているかご確認ください。

 

6.ウシュアイア出港

全ての準備が整いましたら、南極に向けウシュアイアを出港します。

ウシュアイアの町が夕日に照らされて輝き始める事、ビーグル水道から南極に向けて出港します。

出港後はエクスペディションスタッフの紹介と救命避難訓練がおこなわれます。

23時頃、揺れが予想されるドレーク海峡に入りますのでそれまでに、荷物の整理とシャワーを済ませておく事をお勧めいたします。

ウシュアイアに別れを告げ南極クルーズに出発

 

救命避難訓練の様子/南極クルーズ

 

7.南極に向けて航行

※終日航海日の活動 船内新聞の一例(終日航海日)PDF

サウスシェトランド諸島と南極半島に向けて伝説のドレーク海峡を航行します。2日間の終日航海日を利用して、南極条約や南極訪問者のためのガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)、ゾディアックボートの利用方法など南極に入るための準備を行います。

スタッフが衣服等をチェックします

 

南極に向けて航行中、船内では、ペンギンや海洋生物、海鳥、南極の氷、探検の歴史、地質など南極関連についての南極講座が行われます。南極講座は、1日約4~5講座ほど開催され夕食前には、30分程のリキャップ(今日のおさらい)が行なわれ、今日体験したことや翌日の予定について説明が行なわれます。

尚、コースによっては、クルーズライフの日本人通訳が乗船していますので、南極講座やリキャップを日本語の同時通訳でご案内しますので、より一層南極の知識を深める事ができます。

尚、風がある場合、アホウドリなど多くの海鳥が本船の周囲を飛び交いながらついてきますので、屋外デッキで海鳥の写真撮影を楽しむ事ができます。

スライドを使いながら専門家による南極講座がおこなわれます

 

毎日の活動についての予定(船内新聞)は、パブリックスペースのテレビモニターをご覧いただくか船内専用のWi-Fiに接続してスマートフォンで確認する事もできます。

 

ご自身のスマートフォンで確認できます

 

スケジュールは船内のパブリックスペースのモニターでご覧いただけます

 

8.船内設備

船内には様々な設備が備わっておりますので、船内の探険も南極クルーズの楽しみの一つです。

ジム/南極クルーズ船内

 

サウナ/南極クルーズ船内

 

船内のコーヒーステーションには、コーヒーや紅茶、ココア、飲料水、クッキーが用意されていますので、24時間いつでも自由に無料でお飲みいただけます。

いつでもコーヒー等を自由に無料でお楽しみいただけます。(セルフサービス)

 

船内には、フリースやシェルジャケット、帽子、手袋や絵葉書、写真集などを販売している小さなショップがあります。

ギフトショップ/南極クルーズ船内

 

 

船内は、暖房が効いていますのでラフで快適な服装でお過ごしください。