南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

小型氷山

南極の氷山(iceberg, “berg”はスカンジナビア語およびドイツ語で「山」を表す)全てが卓状氷山の様に大きいものとは限りません。もっと小型の氷山が沢山あります。氷山というのは単に大小を問わず氷床、棚氷、氷河、浮氷から「分離」した海に浮いている氷片を示すものです。しかし、定義上氷山と呼べるものは面積が100平方メートル以上あって5m以上海面上に出ているものと考えられています。これより小さな塊は“氷山片”と呼ばれています。

殆どの氷山はその体積の6分の1(16.66%)から4分の1(25%)しか水面に姿を見せていません。ある氷山の履歴(歴史)は、その色(年齢、密度、氷の空気含有量に左右される)により押測ることができます。
時にはさまざまな高さに刻まれた水平もしくは斜めの水位線から、氷山が溶けて、重心を調整する為に傾いた位置を知ることができます。

(南極旅行&南極クルーズ5-26)